一部の方はご存知だと思いますが、私はしょっちゅう「ロマン」という言葉を口にしています。
ヒョウモントカゲモドキを飼い始めてもうすぐ10年になりますが、未だに見果てぬ夢を追い続けています。
そのロマンの一つとして、ずっと追い求めてきた「ジャイアントラプター」系統。
究極は、「スーパージャイアントラプター」だと思います。
しかし、問題は、この「スーパージャイアント」という品種。
ロン・トレンパー氏は「共優性」であるとし、これが現時点での一般的な説明になります。
一方で、GECKO BOA REPTILESは、ジャイアントは劣性であるとしています。
また、私の周辺には、ジャイアントはポリジェネティック(多因子遺伝)ではないかとの意見もあります。
そんなこともあって、以前から「スーパージャイアント同士からの子供がどう成長するか見てみたい」と思い続けていました。
しかし、探すと意外にいないのが、スーパージャイアントラプター。
今期、雌雄が揃ったので、ついにロマンを実行に移す時がやってきました。
で、その結果生まれた子のご紹介です。
30-04マックスノーラプターpossジャイアント
♂親:23-02ジャイアントマックスノージャングルラプター
♀親:23-04マックスノーラプターpossジャイアント
産卵日:H30.03.23
孵化日:H30.05.13
孵化日数:51日
孵卵温度:27.0℃
血色が悪すぎて、「大丈夫か?」と思いましたが、無事に餌を食べて糞をしています。
あ、こいつはスーパージャイアントではありません(;^_^A
次の個体からです↓
30-05スーパージャイアントラプター
♂親:28-13スーパージャイアントラプター
♀親:29-90スーパージャイアントラプター
産卵日:H30.04.06
孵化日:H30.05.16
孵化日数:40日
孵卵温度:31.5℃
表記は、一応通説である共優性説に従っています。
孵化時の大きさは、気持ち「長いかな」という程度でした。
30-06スーパージャイアントバンデッドラプター
♂親:28-13スーパージャイアントラプター
♀親:29-90スーパージャイアントラプター
産卵日:H30.04.06
孵化日:H30.05.16
孵化日数:40日
孵卵温度:31.5℃
上の個体のクラッチメイトです。
こちらの子は、バンド模様です。
上の子もこの子も、オス温度で孵したので、大きくなってほしいものです。
しばらく手元に置いて、成長を見届けます。