➃西国街道(6-御庄宿―玖珂) | 日本全国ぶらり街道一人旅

日本全国ぶらり街道一人旅

タイトルを変更しました、寄る年波には勝てず長い距離を走れなくなってしまったため、もうマラソン大会に出られるような走りは出来なくなてしまった、近頃は走ることもままならずもっぱらウオーク&ジョグである、ただ街道の旅はやりたいのでタイトルを変更しました

   

新幹線のガードをくぐり、新岩国駅の北側を廻り込み、御庄宿(みしょう)に入る、現代的な

住宅街が並んでいる、こんなはずはないと1本右の道に入って見たら旧道に出た、街道沿い

には古い住宅が並び街道の面影を残す道となった

 

     

錦川鉄道のガードを潜ると御庄の街とはお別れ、暫らく行くと左手に「思案橋」がある

バス停の名も「思案橋」この橋を渡ると「錦帯橋」へ行ける、旅人が錦帯橋に寄ろうか

どうしようかと思案したところから「思案橋」と呼ばれた、思案橋と名の付く所は今まで

色んなところで見て来た、ここの橋は色恋ではなさそうだ

 

再び御庄川に沿って進む、川の向側には岩徳線が通り、岩徳線のガードをくぐると途端に

道が細くなってきた、県道15号線を斜めに横らねばならないのだが、そのまま県道15号線を

進んでしまったため、とんでもないことになってしまった、トンネルの前に出た「欽明路トンネル」

ダンプやトラックなどが激しく走っているもはや後戻りも出来ない

 

よっぽどヒッチハイクして誰かに乗せてもらおうと思ったが、よく見ると左側に30cmほどの

歩道が付いているのが見えた、ここを歩くしかない何キロあっただろうか多分1kほどだった

だろうが、歩いているときは2~3k位に感じた行けども行けども先が見えない、本来の

欽明路峠はこのトンネルの上を通っているんだろうな~、多分本来の欽明路峠よりこちらの方が

よっぽど危険だろう、一歩でも足を踏み外せば一巻の終わり

 

今回の旅では、ここが一番怖かった、死ぬかと思ったよ、何とかトンネルを抜けると

左に降りる道があるので行くと欽明路駅に出た、今日はここで終わらせようと思い駅の

時刻表を見ると後1時間ほどあるので次の駅「玖珂」まで歩くことにした、線路沿いを歩いて

1時間ほどで玖珂駅に到着、今日は次の駅周防高森まで行く予定だったがここでギブアップ

岩徳線で徳山へ、徳山のホテルの大浴場に浸かり、今日は良くぞ生きてここまでたどり着いた

ものだと感慨もひとしおだった