代表ブログ ー一体誰のためのバレンタインデ-でしょうか?ー | スタッフブログ

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みのる塾の教育活動についてお知らせします。

 もうすぐ、「バレンタインデ-」がやってくる。


バレンタインデ-(St.Valentine’s Day)は、元々、269年にロ-マ皇帝のの迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日である。


 2月14日に祝われ、世界各地で男女の愛の誓いの日とされている。


 このように元々キリスト教の宗教的行事だったものが、日本では商業目的が強いように感じる。


 日本のバレタンイデ-の特徴は


 1 贈答品にチョコレ-トが重視されている点

 2 女性から男性への一方通行的贈答である点

 3 女性の愛情表明の機会だと認識されている点


 その他、職場における贈答習慣が強い点、キリスト教との直接的な関係性は全然意識されていない点なども日本型のバレンタインデ-の特徴と言えるだろう。


 これは元々お菓子屋さんの作戦だったという説もある。


 日本の起源については、神戸モロゾフ、メリチョコレ-トカンパニィ、森永製菓、伊勢丹など様々な説が流布されているが、定説はないようだ。


 いずれにしても、バレンタインデ-を利用して日本独自のバレンタインデ-のあり方が定着してしまった。


 職場での義理チョコ、女性同士の友チョコ、家族に送るファミチョコなどバラエティに富んでいる。


 お菓子屋さんはフル稼働らしいし、百貨店などもチョコの品揃えにやっきになっているそうだ。


 我がみのる塾でも小学生・中学生・高校生とかなりの人数がいるが、


 塾長の配慮でいつ頃からか定着してしまった。


 私としては「チャリチョコ」もしくは、「チャリバレ」のようなものを考えたらどうかと思う。


 「チャリ」は「チャリティ-」を省略したもの。


 チョコレ-トの原料の主たるものは「カカオ豆」であろう。


 カカオを生産している国とその量を2009~2010年で見てみると、


 コ-トジボワ-ル(119万トン)、ガ-ナ(64万トン)、インドネシア(52万トン)、ナイジェリア(26万トン)、カメル-ン(20万トン)、ブラジル(16万トン)、エクアドル(14万トン)、ト-ゴ(11万トン)である。


 このように見てみると、カカオ生産国には発展途上国や低開発国が多く、


 「貧困」「エイズなどの難病」などを初めとする諸問題の山積している国々が見受けられる。


 そういう国のために>「チョコレ-ト」を買ったお金の一部をチャリティ-に回してはどうだろうか?


 チョコを買うことによって気軽に社会貢献が可能になるわけだから、これは一挙両得だ!


 ちょっと発想を転換することによって世のため人のためになるのだから、是非やってほしいと思う!