「北斗サーガの補完的アイデア集2」から続く。

https://ameblo.jp/minorudaburu/entry-12440491849.html

 

●ウラン、プルトニウムは共に核燃料となる放射性物質の事。

ウラン(ウラニウム)という名称は、同時期に発見された「ウラヌス(天王星)」の名に由来する。

ウラヌスとはローマ神話の「天空」の神の事で、ギリシャ神話では「ウラノス」。

ウランの次に発見されたネプツニウム、プルトニウムも太陽系の惑星の海王星、

冥王星に因んで其々順に命名された(冥王星は後に惑星の定義から外されたが)。

「ネプチューン(海王星)」「プルート(冥王星)」とは其々、ローマ神話の

「海洋」「冥界」の神の事で、ギリシャ神話では「ポセイドン」「ハデス」。

東斗・西斗・南斗・北斗・天斗と来れば、「冥斗」はあってもいい。

とか書いていたら、その後ゲーム「北斗が如く」に「冥斗鬼影拳」として実際に登場したよw

●「蒼天攻略読本」は、いい材質の紙を使った、殆どフルカラーでメッチャ豪華な作りだった。

内容も、「本編読むよりも」興味そそられて面白い仕上がりになってる。凄く整理されている。

イチゴ味の出張漫画とかもあるし、凄く贅沢だ。これで1000円は安い。あの「南斗孤鷲拳シン」の

記述が初めて成された、北斗第1部の豪華版「北斗読本」に迫る出来だ。すごくサービス精神に溢れてる。

●「アジアの島国」は全部で10か国。日本、台湾、インドネシア以外では、シンガポール、

フィリピン、ブルネイ、東ティモール、スリランカ、バーレーン、モルディブがある。

●空海の「両界曼荼羅」の内、「胎蔵界曼荼羅」は「実践的な側面、現象世界のもの」、

「金剛界曼荼羅」は「論理的な側面、精神世界のもの」として、其々真理を捉えている。

あと、前者は「空間」、後者は「時間」を其々表している。

●「スターウォーズ エピソード8 最後のジェダイ」も意外性の連続で面白かったw(9は最悪だったが)

こうなるだろうと予想したら、その裏の、更に裏をかいてくるwこんな作り方もあるのかと感心した。

感動もギャグもあるし、脚本家の遊び心溢れる作品だった。参考になったよw

●「ガンダム ジ・オリジン」も全6話一気に観た。これも面白かった。

安彦良和監督作品はイマイチと思ってたけど良かった。色々な疑問が解けたし、物語としても自然でドラマチック。

秀逸だったし、ランバ・ラルも格好良かった。遅蒔きながらガンダム世代として堪能させてもらいましたw

●「ガンダムサーガ」は、
①「ジ・オリジン6部作」
②「ガンダム3部作」「ククルスドアンの島」
③「Zガンダム3部作」「逆襲のシャア」
だな。

●蒼天の縁で映画「空海」も観た。観ていて、原作者の夢枕獏も漫画家の諸星大二郎が大好きなんだろうなと思ったわw

「異世界の存在」「中国の大陸的思考」「壮大で良質な『だまし絵』」。

ファンタジー作品だが、ラストの方は泣けた。壮大美麗で良かったよw

●北斗サーガもこれらに負けずに頑張ろう!\(^0^)/

●岡本太郎とか見てるとホント紙一重って感じだけど、芸術と科学って結局「発掘作業」なんだと思う。

彫刻や考古学みたいに、自然の中に埋まってる「既にある貴重なもの」を如何にして彫り出すか。そういう作業なんだろう。

ミケランジェロはそう言ってた。「もう彫り出す前から像は石の中にあるんだ。それを外に出してやるだけなんだ」と。

去年から裏設定集やってみて分かったんだが、「北斗サーガ(北斗の拳、蒼天の拳、リジェネシス)」

は通しで最低5回以上は読み込まないと、時系列とか、前後の細かい所の整合性は掴めない。

俺は一応、疑問点を全て書き出してネット検索等で調べたりしながら1つ1つ解決していってる。

仮説とフィードバックの繰り返し。北斗サーガは矛盾も多いが奥が深いから皆も1度やってみたらいいよw

「疑いは発明の父である」(ガリレオ・ガリレイ)「情報は量を集めれば化学反応を起こして質が変わる」(磯田道史)とも言うしね♪

●「皇帝の時代」は「長城の時代」でもあった。長城建設は「前3世紀の

秦の始皇帝から17世紀の清の康熙帝まで」。どちらも「シンの名君」。

●「ヤマタノオロチとスサノオノミコト」に似たものとして、ギリシャ神話の「9つの頭のヒドラとヘラクレス」の話がある。

●「輪廻転生」と「幽体離脱」についてはまだ全てが科学で解明された訳ではない。

前世の記憶が特定の実在する人物の秘密と一致したケースがあるからである。

これを受けて、物理法則とは別の素粒子から成る「意識の世界」があるのではないかと言う科学者もいる。

今「意識の科学」というものが研究されていて、「心臓が止まると意識は脳から

離れ、宇宙に拡散するのではないか」という議論が真剣に為されているのである。

「アカシックレコード」や「ブラックホール情報パラドックス」等も興味深いしね。 

●「キリスト」は「ナザレのイエス」と呼ぶのが正しい。

「キリスト」の綴りと意味は「christ(救世主)」であって「killist(殺人家)」ではない。

●「禁断の果実」が「リンゴ」とは聖書には書いていない。

リンゴには「邪悪」の意味があったからそう見做されたが、ざくろや梨等の説もある。

●イエス最大の奇跡は「自身の復活」である。その復活を祝う「イースター」は西洋最大の祭り。

●マヤ文明は紀元前10世紀からある「一次文明」。今マヤの研究をしているのは日本人が多い。

グアテマラには「神殿ピラミッド」があちこちにある。ピラミッドとは「山信仰」である。

人間が高いものを築こうとしたらエジプト同様自然とこの形になるのだろう。

マヤ文明の都市は極めて厳密に東西南北を意識して造られている。

古代マヤ人も高度な文明の知識を獲得し、様々な天体の動きを知り尽していた。

詳細な天体観測から「1年が365日と4分の1日である事」を正確に計算していたのである。

●太陽の動きを計算して神殿も建てた。春分と秋分に神殿の中央から太陽が昇り、

その両脇の建物からは夏至と冬至に太陽が昇る。これで乾期と雨期も種蒔きの

時期が分かった。太陽の動きが分かっている王は人民から「神聖」と崇められる。

ティカル遺跡の中央広場にある2つの神殿は「東西を結ぶ直線上」に建てられている。

あと、「ライダー」という科学調査で判明したが、密林にはまだまだ多くの遺跡が埋もれている。

●「南斗宗家の拳」は「超能力」だが、アメリカでは1995年に廃止されるまで20年もの間、「超

能力部隊」が実際に活動していた。ソ連の建造物を遠隔透視し、「超巨大な潜水艦工場で、ミサイルの

発射管が艦の前方にある」と的中させたり、それまで極秘だったステルス機の形状を言い当てたりした。

「電話がかかってくる相手が分かる確率」は一般人でも高く、テレパシー能力は人間誰しもが持っている

能力。人間の意識が具体的なものに変化をもたらす例としては、あの「9・11」の直後に世界中の乱数発生

器が数日間乱れた事等が挙げられる。目を塞いでいるのに、片方が視覚に刺激を受けると、同じタイミング

でもう片方の脳の視覚を司る領域が反応した例もある。乱数発生器は「量子の機械」。人間の意識のパワー

が量子に影響したとも考えられ、テレパシーは(空間を越えて瞬時に影響し合う)「量子もつれ」で説明する

事も出来る。ただ「予知能力」だけは科学でも解明出来ない。「虫の知らせ」の能力は誰にも備わっており、

人間の秘められた能力の1つである。「素潜りの得意な人は未知の臓器の脾臓が発達している」という様に、

宇宙空間の様な環境に出ればガンダムのニュータイプの様にそうした能力も発現していくのかも知れない。

●密教の「護摩供(ごまく)」では本尊は大日如来ではなく、不動明王を拝む。 
不動明王は煩悩をよく祓い、大日如来の命令を強力にこなすので、病や災害を除き、富を得ると言われた。 
宗武の「闘気の結界」も「不動明王」。だから宗武やその孫のラオウは護摩供を行なっていたのである。 

●京都・大覚寺の御影堂には、嵯峨天皇と弘法大師の2つの像が並んで据えられている。

空海の像は剣を持っており、その姿は「秘鍵大師」と呼ばれる。疫病や飢饉が蔓延る京都を憂いた

嵯峨天皇に講義をした時の姿を表わしている。「南斗の剣」と何か関係しているのかも知れない。

●空海は天皇直属の南斗とも縁が深い。「修行中の空海の口の中に明けの明星

(金星)が飛び込んできた」という逸話があるが、金星とは南斗の事である。

●真言密教でのお経はサンスクリット語の真言そのものを唱える。

 

●リジェネシスでの「予言」は、「ノストラダムスの大予言」、即ち「ミシェル・ノストラダムス師の予言

集全10巻」にした方が良かった。これはもう「オカルト」というより「古典」の域にまで来ているので、

そろそろ漫画の題材として解禁してもいいだろう。そもそもが、北斗サーガは「199×年の核戦争」と

いう、謂わば「ノストラダムスの予言が実現したパラレルワールド」なのだから。ノストラダムスは16

世紀のフランスの占星術師。この当時の占星術は、人体を小宇宙と考え、体の各部と星座を対応させる等、

医学とも融合していた。ノストラダムスの生きた時代は織田信長やルネサンスの頃で、ペストも大流行していた。

彼は1555年に「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」を初めて出版し、これは最終的に全10巻、四行

詩は939篇に及び、西暦3797年までの事を予言したとしている。ノストラダムス自身は「正確な日時

等を書くと未来を修正しようと動くので、わざと古フランス語で記し、単語も少し変え、曖昧な表現に留めて

おく」としている。ノストラダムスはパリの王妃お気に入りの占星術師となった。フランス革命やナポレオン

のロシアでの敗北、普仏戦争での敗北等、社会不安が高まる度にフランスでは解釈本が数多く出版された。

神秘主義に傾倒したヒトラーはノストラダムスを利用してオカルト戦術を展開。フランスを空爆すると共に、

空から予言詩を印刷したビラをばら撒いた。ドイツのプロパガンタとして、占星術師カール・エルンスト・

クラフトの解釈本も広められた。イギリスもこれに対抗。占星術師ルイ・ド・ウォールにでっち上げの予言

を作らせたりした。1973年には日本のオカルト作家・五島勉が「ノストラダムスの大予言」を出版。

ヨーロッパでは余り注目されていなかった「1999年7の月」の詩を「世紀末の人類滅亡」として解釈し、

センセーショナルな話題を呼んだ。オイルショックや公害問題、核への恐怖等も相俟って、73~74年当時

は「終末ブーム」となった。オウム真理教の麻原彰晃もノストラダムスに心酔。1989年、ノストラダムス

書籍研究家のミシェル・ショマラの下へ麻原が「予言書の調査をしたい」とやって来た。「原書に自分が救世主

として描かれている箇所はないか?」と言うのである。ショマラは「ノストラダムスを正確に理解するには

古フランス語を勉強しなくてはならない。古フランス語を英語に翻訳し、それを更に日本語に翻訳するやり方

では理解は難しい。更に執筆当時の時代背景も分かっていなくてはならない」と諭したが、麻原は1995

年に地下鉄サリン事件を起こした。「人類滅亡の予言」を実現する為にハルマゲドンを目指したとも言われる。

「北斗サーガ」はどうせなら人類史から宗教史まで全てを網羅した壮大な作品にしようぜ!

「裏死海文書」とかだと「エヴァ」と設定が被ってしまうしなw

 

●仏教の「三宝」、ヒンドゥー教の「三身一体」、キリスト教の「三位一体」(父と子と聖霊

という神の3つのペルソナ)、ギリシャ神話の「運命の三女神」、ギザの「三大ピラミッド」

(ピラミッドの側面も三角形)、「天下三分の計」、 ピタゴラスの「三平方の定理」、ニュートン

の「運動の三法則」、オリオンの三ツ星、過去・現在・未来。古来より「3」は神聖な数字である。

「北斗サーガ裏設定集」では「東方の三賢人」も「三斗(北斗南斗元斗)宗家の其々の伝承者」という事になっている。

●紀元前722年の北王国(イスラエル王国)滅亡に伴い、十支族の正当な末裔であるエフライムも日本に渡来。

その62年後の紀元前660年神武天皇即位の時には、南王国(ユダ王国)滅亡を予見し、ユダヤ人・イザヤの民も日本に渡来。

●第2次世界大戦終結後、スカルノが独立宣言をしたにも拘らず、旧宗主国のオランダが

インドネシアの再植民地化を試み、イギリス等の支援を受けてインドネシア独立戦争が勃発した。

日本軍からは多くの兵士が残留し、武器を供与し、住民達を訓練すると共に、自ら戦闘に加わる等した。

独立戦争終結後、インドネシアでは多くの元日本兵が独立戦争への功績を讃えて叙勲された。彼ら全員が「国葬」である。

●空海は満濃池復元工事に画期的な排水システムの「余水吐き」やアーチ型堤防を用いた天才土木技師でもあった。

●今の「ゲノム編集」の元となる「クリスパーキャス9」は、30年前に九州大学の石野良純教授が「古細菌」

のゲノム解析をする中で発見し、2020年にノーベル化学賞を受賞した「原始的免疫システム」である。

●今は、爆発力をわざと小さくした「使える核兵器」があるらしい。

「戦略核兵器」は減らそうと条約まで作ったが、「戦術核兵器」については野放し状態なんだそう。

そしてロシアは戦術核兵器を4千発保有。「第2の冷戦」はもう始まっている。

核問題やケネディまで扱う「北斗サーガ」はその意味では現代への問題提起にもなり得るな。

●中国は「第3のルート=北極海航路」を開拓するついでに北極の資源開発までやるつもりらしい。この貪欲さは世界の脅威だ。

●「インドネシア、日本、台湾」の3国はどれも「①軍事力②名目GDP」共に世界TOP25に入っている。

インドネシアは「①14位②16位(共にASEAN内で1位)」、日本は「①7位②3位」、台湾は「①18位②22位」だ。 

●18世紀末位にヨーロッパで「サンスクリットがインドとヨーロッパをまたがる言語の元

である」という事が分かって、そこから「アーリア人神話」というものが生まれて、「我々

こそが始源を受け継いでいる優等民族である」という考えが起こってきちゃったんだって。

「インド・ヨーロッパ語族」が「ゲルマン民族」で、「セム・ハム語族」が「ユダヤ民族」。

そこでユダヤ民族排除の動きが起こる。「始源を求める旅は必ず差別構造を内包する」んだそうだ。

●20万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、6万年前にアフリカを旅立って

世界中へと広がり、各地で誕生していた他の人類と交わって様々な種族に分かれていった。

そんな彼らが日本に辿り着いたのは4~3万年前。

①南西諸島・東南アジアから九州南部の「南方ルート」

②朝鮮半島から九州北部の「東方ルート」

③サハリンから北海道の「北方ルート」

これら3つのルートで来た其々の種族は、やがて交わり、アジアでも特異な種族となった。

「縄文人」である。現代の日本人も縄文人の遺伝子を12%受け継いでいる。

東南アジアの海洋民族が琉球民族になり、シベリアのブリヤート人がアイヌ民族になったんだそうだ。

●「契約の箱(アーク)」は十戒の石板を収めていた。「縦2.5アンマ(1.5m)×横1.5

アンマ(1m)×高さ1.5アンマ(1m)」。内側も外側も金で覆われ、四隅に環(わ)が

取りつけられていて、この環に通した棒を持って担いでいた。棒は決して抜いてはならない。

蓋も金で作られ、両端には翼を持つケルビンか、或いは守護天使の像が対になって置かれていた。

神学に通じた祭司だけが箱を担ぐ事を許され、モーゼの兄アロンもその息子も祭司だった。

「契約の箱」は布で覆われ、中身を見る事は固く禁じられていた。中には、「十戒が刻まれた

石板」、魔法の様に蛇に姿を変えたと言われる「アロンの杖」、天から降った食料マナ

を入れた「マナの壺」 の3つが入っていたと伝わる。こうした遺物は「何らかの道具

だった」という説があり、「道具を組み立てて初めてアークは完全に機能した」とも言われる。

アロンの子孫は代々祭司を務め、礼拝の為にアークに近づく事も許されていた。

●四国の霊峰「剣山」には毎年、アークの様に金の装飾が施された、神が宿るとされる

神輿を担いで信者達が登って来る。古事記と旧約聖書には共通点が多いと言う人もいる。

 「剣山の下に広がる鍾乳洞の中にアークが安置された」との言い伝えがあり、「高根正教」という

日本の歴史家は「契約の箱は剣山にある」と確信し、1936年から数十年に渡って発掘作業を

行なったが、やがて中断された。現在剣山は国定公園になっており、環境上の理由から研究は出来ない。

●「三種の神器」では、「石板」が「鏡」、「杖」が「剣」、「壺」が「玉」に其々相当するんだろう。 

シメオンは司祭だが、すると「モーゼの兄であるアロンの子孫」という事になるな。

 

●アインシュタインの「核開発の進言」を受けたルーズベルトだったが、当時は想定される原爆が余り

にも大型で実用的でなく、開発に乗り気ではなかった。戦争には関わらない「孤立主義」の立場を取った。

ヒトラーが先に原爆を持つ事を恐れたチャーチルは「チューブ・アロイズ(管状合金)計画」として原爆開発を開始。

ドイツからイギリスに亡命した物理学者ルドルフ・パイエルスが1940年の春に「0.7%のウラン235」

により原爆を小型化する技術を開発したと発表した事を受けてのものだった。しかしドイツの度重なる空襲に

よりイギリス国内に工場を作るのは不可能と考えたチャーチルはアメリカに「共同開発しよう」と持ち掛ける。

1941年10月、チャーチルは、ルーズベルトの右腕で兵器開発の責任者だったヴァニーヴァー・ブッシュに伝え、ルーズベルトも乗り気になった。

1942年6月、チャーチルは自ら渡米し、ルーズベルトと会談を開き、ここに

マンハッタン計画が開始され、チューブ・アロイズ計画もマンハッタン計画に組み込まれた。

だがしばらくしてアメリカは「残り99.3%のウラン238」に中性子を当てて

作った「プルトニウム」を使って原爆をより小型化出来る技術を独自に開発。

1942年の末には、プルトニウムを製造する技術を全て持っているという自信がアメリカにはあった。

1943年1月、アメリカからの情報は上から規制され、同年7月にチャーチルはブッシュを

呼びつけて「イギリスは独自に原爆を開発する」とチャーチルの方から共同開発の解消を申し出た。

しかし、戦後の核戦略を想定してイギリスを味方につけようと考えたルーズベルトはチャーチルと「ケベック協定」を結び、共同開発を再開。

ロスアラモスに送り込まれたイギリス人科学者達は全員が「本物」だった。当時アメリカ側の科学者は駆け出しの若手ばかりだったのである。

イギリス人科学者は「プルトニウムの起爆方法」の開発に取り組んだ。当時の考え方は「爆縮」という方法だったが、これでは上手くいかなかった。

イギリス人の2人の科学者、クラウス・フックスとジェームス・タックは研究の末、「爆縮レンズ」という新手法を開発する事に成功した。

●一方、チャーチルはヒトラーの原爆開発を阻止する為、独自の破壊工作を命じた。

1943年2月、ドイツが占領していたノルウェーのテレマルクの切り立った崖にある秘密工場

に、特別に訓練された9人のイギリス人兵士が送り込まれた。ここでドイツ軍が開発していたのは

「重水」という「ウランの核分裂連鎖反応を誘発する素材」で、英軍はその製造ラインを爆破した。

●同年2月には「ソ連国家防衛委員会」が原爆開発を決定。KGBは英米の機密を盗もうと図る。

コードネーム「チャールズ」という人物がソビエトに原爆の情報を渡し続けた。「起爆装置の構造」も。

「チャールズ」の正体はあの「クラウス・フックス」だった。元ドイツ共産党員でイギリスに

亡命したフックスは、一部の国による核の独占でまたファシズム化される事を嫌って行動した。

●1945年4月、ヒトラー自殺。5月、ドイツ降伏。7月16日、ロスアラモスに

程近いニューメキシコ州のアラモゴードで最初の核実験。7月15日からはポツダム

会談が始まり、7月24日にトルーマンはスターリンに対し核開発が成功した事を知らせる。

●ロスアラモスでは原爆の効果を最大にする研究が続けられた。

イギリス人科学者で爆風研究の専門家のウィリアム・ペニーは、原爆を起爆させる

高度をある高さにすると「マッハステム」が発生し、2倍の効果を生む事を発見。

「目標検討委員会」で、「空爆の被害が少なく、データが取れる都市」、広島と長崎が選ばれた。

チャーチルも日本への原爆投下に同意した。1945年7月25日、トルーマンは日本への投下を承認。

7月26日、ポツダム宣言発表。8月6日、広島。8月9日、長崎。8月15日、終戦。 
原爆の爆風は5キロ先まで届き、爆心地の温度は4000度に達した。

1949年、ソ連も核実験に成功。1952年にはアメリカが水爆実験に成功。翌53年にはソ連も水爆実験に成功。

●1950年、フックスはソ連のスパイである事を告白。イギリス国籍を剥奪され、

9年の服役後東ドイツで暮らし、1988年にベルリンの壁崩壊を見ずに死んだ。

フックスが自白したのは、ソ連が東欧諸国を力で抑えつけた事に失望したからだった。

●長崎ではその年だけで7万人が死んだ。広島・長崎に住んでいたのは一般市民であり、彼らはデータを取られ、実験材料にされた。

●戦争終結直後、ウィリアム・ペニーは来日した。爆風の効果を研究する為だ。

ペニーは1952年、チャーチルが主導したイギリス初の核実験を責任者と

して成功させ、「イギリスの原爆の父」と呼ばれ、貴族の地位も与えられた。

●米軍原爆計画責任者は「レスリー・R・グローブス」。マンハッタン計画を指揮

し、開発から投下までを担った。この男が広島と長崎への原爆投下を強行した。

ルーズベルトは原爆にさして興味を示さず、トルーマンは軍の独走を止められなかった。
物理学者の進言を受け、グローブスは当初、最大の破壊効果を得られる「京都」
に落とすつもりだったが、上官であるヘンリー・スティムソン陸軍長官に「京都
は認めない」と止められた。スティムソンは京都を二度訪れた事があったからだ。
グローブスは京都駅や紡績工場を「軍事施設」として、スティムソンに認めてもらう為6度も通った(呆)
因みに、東京大空襲等の「無差別爆撃」に踏み切ったのは、当時陸軍の支配下にあった空軍が零戦に反撃されない為の「超
高度からの軍事施設へのピンポイント精密爆撃」を悉く失敗に終わらせ、成果を上げられず、槍玉に上がっていたからだ。

その為、「陸軍からの独立」を目指す空軍は「焼夷弾による無差別爆撃」に切り替えた(蔑)

●1945年7月25日、「グローブスが起草した『原爆投下指令書』」が発令された。

これをトルーマンが承認した証拠は見つかっていない。

そこには「2発目以降は準備が出来次第投下せよ」との文言が書かれていた。

広島に続いて長崎にも落とされ、「無能」トルーマンはようやく「3発目」を止めた。

グローブスは3発目以降も落とすつもりだった。最終的に17発落とす事が計画されていた(呆)

●8月9日にはトルーマンは国民に向けたラジオ演説で「戦争を早く終わらせ、

多くの米兵の命を救う為に原爆を落とした」と原爆投下を正当化した。 

これが現在でもアメリカ人の「大義」となっている。この一文は後から加えられたそうだ。 

世論を操作する為に、後付けでつけ加えられ、演出されたのだ。8月15日に日本が無条件降伏

すると、この「演出された大義」は「アメリカの定説」となる。事実は伏せられ、書き換えられた。

18年後、トルーマンは被曝者と面会したが、「アメリカ人と日本人の命を救う為投下した」と語り、面会は「3分で打ち切られ」た。 

明確な決断をしなかった責任、それを覆い隠そうとしたトルーマン。事実を語らないまま88歳で生涯を閉じた。

 

●最初のアメリカ人は「海を渡った縄文人」なんだそうだ。 アイヌ民族とDNAが一致するらしい。

ネイティブアメリカンの「ワタリガラス信仰」とアイヌの「ワタリガラスの神話」は似ている。

「ヤタガラス」も「先導役」だし。オレゴンの洞窟で見つかった「フォートロック・サンダル」は1万500年前の「和風の草鞋」だ。

同じくオレゴンで見つかった最初のアメリカ人の糞石(糞が化石になったもの)もDNAを調べるとアジア人のものと分かった。

南米エクアドルで出土したバルディヴィア土器(紀元前3500-1800年頃)は模様が縄文土器に本当によく似ている。

北海道上白滝2遺跡から見つかった1万4000年前の「有舌尖頭器」と、アラスカ

のブロークンマンモス遺跡やカリフォルニア州のチャンネル諸島から出土したものは、

形や加工跡のパターンが全く一緒。伝統として伝わっていて、人が移動した証拠である。

●初のアメリカ人は1万3000年前にシベリアから当時のベーリング陸橋を通って

陸路で渡って来たという「従来説」に対し、1万4500年前にアジアから縄文人が

丸木舟で「今の根室→カムチャッカ→アラスカ→アメリカ」と海岸沿いに海を渡って

来たというのが「新説」だ。この航海を可能にしたのが「ケルプハイウェー(海藻の道)」。

海の浅瀬にあり、海藻や魚が集まる。なので食料に困らず、波も弱めてくれるので舟を漕ぎ易い。 

ネイティブアメリカンやイヌイット、日本人や日系人とアメリカの関係を考えると複雑ではあるが壮大なロマンだ。

●因みに、マヤ文明やアステカ文明を作ったのも「こうした人々」だ。

「マヤ文字」は漢字の様に「へん」と「つくり」の組み合わせで出来て

おり、意味を表わす「表意文字」と音を表わす「表音文字」の2種類だ。

「漢字」と「かな」から成る日本語と作りは同じなのである。

日本では稲(米)が神聖な供え物だが、マヤでもトウモロコシを神聖なものと考えていた。

主食に対して同じ様な考え方を持っていたのである。あと、日本もマヤも「多神教」である。

マヤはスペイン人が持ってきたウイルスによって人口が1割に減った事もあり、

そこからまた少し盛り返した。16世紀にスペインに軍事的に征服されて王家や

貴族は滅亡したが、農民らは生き残った。マヤ人は現在800万人いると言われている。

グアテマラの人口は1400万人だが、マヤの血を引く者が過半数を占めるんだそうだ。

●インドネシアは世界屈指の生物多様性を誇る。地球上で確認されている哺乳類と植物の8分

の1、鳥類の5分の1がここに生育するのだ。また、世界のサンゴ礁の18%もここに存在する。

●コモドオオトカゲ(ミズオオトカゲ)、トーマスリーフモンキー、アナツバメ、オオコウモリ、

ツカツクリ、スマトラサイ、マレーグマ、オサガメ、ヒゲイノシシ、バビルサ、キノボリカンガルー、

フクロテナガザル、フクロモモンガ、各種フウチョウ等がいる。厳選してリジェネシスに出そうぜ♪(^ー^)b

●あと風景として、「石灰華」や「スマトラ島東部の平原の奥地の、鏡の様に上空

を映す黒い湖」や「海嘯(逆流現象)であるカンパル川の『ボノ』」も出そう!w

●ヒトラーとチャーチルも占星術師に教えを受けた。ヒトラーの占星術師はアフリカ戦線でのドイツ

の敗北を予言した為にヒトラーに殺されてしまった。アサムが占い師を殺す話の元ネタはこれ。

●日本にとって最悪の合衆国大統領は「1位ルーズベルト、2位トルーマン」。

●日本には「焼夷弾と原爆」、ベトナムには「ナパーム弾と枯葉剤」。

アメリカ人のアジア人への差別は、ヒトラーがユダヤ人に対して行なった虐殺の思想と一緒。

●リュウケン編には「先天的無痛症の男」や「火事場のクソ力男」も出そう!w

無痛症で痛みを感じないと何時間も走れたり、背骨が折れても気がつかないんだそうだ。

人間は「スタートの号砲」や「応援」や「催眠術」でもアドレナリンが分泌されて普段以上の力を発揮するそうだよ。

●「ナギ、ナギッド」はヘブライ語で「王子、統治者、長官」という意味。

「ノハール」は「新しい土地を得る」、「ナハ」は「安息、安住」。

●ノストラダムスはユダヤ人予言者達の血を引くイサカル族の子孫。

彼は「ヒトラーの台頭」や「広島・長崎への原爆投下」も予言したとされてるんだそうだ。

●「金剛界曼荼羅」は「自」「内界」を、「胎蔵曼荼羅」は「他」「外界」を其々表わしており、

真言宗ではこれを「両部不二」としている。「金剛」は「ダイヤモンド」、「胎蔵」は「子宮」、

「輪円具足」は「円で満ち足りている」という意味。曼荼羅は「①対称性②円形③閉鎖系

(結界、囲)」から成り立っている。曼荼羅は「多様性と秩序」を表わし、「死後の世界」ではなく

「現世」を表わしている。ユングも知人にチベットの曼荼羅を紹介されて衝撃を受け、自身の

研究に曼荼羅を活用した。曼荼羅には全人類の「集合的無意識」が普遍的に備わっている。

 

「セカンドの美学~ラオウ特集」を観たよ♪(^ー^)b 
●原さんによると、「ラオウのモデルは、外面がルトガー・ハウワーで、内面は堀江信彦」。  
●経絡秘孔は元々は日本の少林寺拳法の用語。リュウケンのモデルは宗道臣。
指で急所を突く(押圧する)「圧法」は高段者が研究するもの。少林寺拳法には「力愛不二」と
いう教えがある。「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格がない」的な意味。 
●身長210cm、体重145kgのラオウの肉体を作り上げるには、体重
の2倍の重さ(290kg)のバーベルを毎日12回上げなくてならない。
1日の消費カロリーは39000kcal。タンパク質は2000g摂取。赤身のステーキ300g5枚、
卵白10個、白米大盛り8杯、あと野菜や果物。これが1食分で6500kcal。これを1日6食。 
●ラオウの動体視力は常人の17.5倍(時速250kmの矢がママチャリ位の速さに見える)。 
●ラオウの兜は専門家によると織田信長のものに似ている。 
紋章は「羽根のついた蛇」だが、蛇は「神の使い」で、古代エジプトの仮面にも見られる。 
●ラオウは心理学的には「自己愛性パーソナリティ障害」。 
スティーヴ・ジョブズやトランプ等がそうで、企業のトップに多く、カリスマ性がある。 
●瞳孔の大きさから見る「ラオウの心を揺さぶった人ランキング」は、1位トキ、2位無
抵抗主義の少年、3位ケンシロウ。やはりトキとの戦いがラオウの最も心震えた瞬間だった。 
●武御大は「ラオウはケンシロウが救世主になる様に育てていた」と言っている。 
●多角的な分析で色々新事実が判明して面白かったw中々良かったわ♪
 

●古代エジプトでは、「エジプト九柱の神々」と呼ばれる9人の神(ヘリオポリス九柱神、エジプト9栄神、エネアド、

エニアドとも呼ばれる。エネアドは「九位一体」という意味)への接触&相談をファラオの責務としていた。

一種のチャネリングなのだろう。9人の神とは、太陽神アトム、大気の神シュウ、湿気の女神テフヌト、大地の

神ゲルブ、天空の女神ヌト、全ての王の母イシス、秩序の神オシリス、嵐の神セト、死の神ネフティスである。

●「九皇大帝」は東南アジアの華人世界で信仰されている道教の神で、北斗七星に

「輔弼二星」を加えた「北斗九星」を神格化したもの。中国南部の福建地方からの移民と

共に受け継がれてきた。祭事では九皇大帝と交信を行なう霊媒者や化身が選ばれる。

●メソアメリカのマヤやアステカの人々は「夜の九王」という名の9人の神々を崇拝していた。

●北欧神話ではラグナロクと呼ばれる世界最後の日に9人の神々が生き延びた。

●仏教の伝説ではインドのアショーカ王の相談役となっていたのは「九秘密会」と呼ばれる9人の賢者達だったと言われている。

●イタリアの古代エトルリア人達も人類の運命に影響を与えたとされる9人の神々を信仰していた。

●ギリシャ神話ではゼウスは「9人の神々から成る議会」を作った。

9人の神とは、ゼウス、アフロディーテ、アポロン、アテナ、デメテル、ヘパイストス、ヘラ、ヘルメス、ポセイドンである。

●これら「九人の神(ザ・ナイン)」は、曼荼羅と同じく全て「9つの太陽系内惑星」を象徴しているんだろう。

 

●北斗サーガでは「地球=元斗」は太陽系内惑星の中心的存在。だから元斗は天帝の側に仕えているんだろう。

また、古代エジプトの人々はオリオン座を「宇宙の中心」と考えていた。

だから「オリオンの三ツ星」は「元斗三星(道教の中斗三星)」なのである。

●天斗一族の再生能力には「サーチュイン遺伝子」が関係している。これは車の整備士の様な働きをする長寿遺伝子である。

●「エピジェネティクス(後成遺伝学)」の研究者によると、「DNAスイッチ」というものがあり、
それを切り換えれば後天的に能力が得られるんだそうだ。「DNAメチル化酵素」というものがDNA
に「磁石の働きをする粒々」をくっつけると、その部分のDNAが折り畳まれて設計図が読み取れなく
なってしまい、そこの能力が発現出来なくなる。これが「DNAスイッチ」ON・OFFのメカニズムだ。

 

「北斗サーガの補完的アイデア集4」へ続く。

https://ameblo.jp/minorudaburu/entry-12575940175.html