ネットバンキングを利用して、会社から現金約354万円を横領したとして北海道小樽市の製缶工場の経理担当だった元社員の男が、先日、再逮捕されました。
業務上横領の疑いで再逮捕されたのは、小樽市の元社員(47)です。
元社員は小樽市の昭和製器の経理担当でした。
警察によると、2021年1月13日ごろから27日ごろまでの間、ネットバンキングを利用して会社の預金口座から自身の預金口座に5回にわたり送金させ、現金合計約354万円を横領した疑いが持たれています。
警察の調べに対し元社員は「弁解することはありません」と話し、容疑を認めています。
会社側によると、2015年からの8年半で、元社員が会社の預金3億5,000万円を横領したとして懲戒解雇処分していて、警察は余罪を調べています。
この手の事件もよくありますが、いつも、会社の経営者は気付かないのだろうか?と疑問に思います。
今回も、8年半で3億5,000万円ということは、年間平均4,000万円を超えていますから。
儲かっていて、資金繰りに余裕のある会社なんでしょうね。
親会社は東証プライム上場企業のようですが、内部統制が整備されていないということでしょう。
東証プライムにはふさわしくない企業グループのように感じますね。
横領額”3億5,000万円”元社員の男が業務上横領で再逮捕されたことについて、あなたはどう思われましたか?