法人税3,800万円を脱税したコンサル会社と代表を東京国税局が告発! | 体脂肪率4.4%の公認会計士 國村 年のブログ

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読売新聞によると、法人税約3,800万円を脱税したとして、東京国税局がコンサルティング会社(山梨県甲府市)と代表(49)を法人税法違反の疑いで東京地検に告発していたことがわかったようです。

 

関係者によると、コンサルティング会社は企業から人事や経理のシステム構築を受注するなどして多額の利益を上げていましたが、売り上げの大半を除外し、2022年3月期までの3年間に約1億5,700万円の所得を隠し、法人税約3,800万円の納税を免れた疑いがあります。

 

2022年9月に東京国税局の査察(強制調査)を受けた後、本店を東京都港区から山梨県甲府市に移しました。

 

隠した所得は、代表が株の売買や借金の返済に充てるなどしたそうです。

 

代表は取材に対し、「国税局の指導に従って修正申告し、納税もほぼ済ませた。今後は適切に納税する」と回答したそうです。

 

売上の大半を除外とは、かなり悪質ですね。

査察後に、本店を移しているのも、セコいですね。

今は途中で本店を移しても意味がないと思いますが。

こういう案件を、どんどん調査して、税金を取ってほしいですね。

 

法人税3,800万円を脱税したコンサル会社と代表を東京国税局が告発したことについて、どう思われましたか?