確定申告「サボった」金継ぎ漆芸家が3億3千万円の申告漏れ! | 体脂肪率4.4%の公認会計士 國村 年のブログ

体脂肪率4.4%の公認会計士 國村 年のブログ

香川県高松市で会計事務所(税理士・会計士)をやっている公認会計士・税理士です。●棚卸●事業承継●M&A・組織再編●贈与・相続のコンサルティングをしています。会計・税務に関することなら、お気軽にお問い合わせください。

産経新聞によると、割れたり欠けたりした陶器を漆や金を用いて修復する技法「金継ぎ」を行う漆芸家の男性が名古屋国税局の税務調査を受け、令和3年までの5年間で計3億3千万円の申告漏れを指摘されていたことが、先日、関係者への取材で分かったようです。

 

追徴税額は約1億7千万円で、男性は期限後申告し、納税も済ませたとしています。

 

調査を受けたのは、一般社団法人「漆芸伝承の会」(名古屋市守山区)を監修する金継ぎ漆芸家です。

 

関係者によると、金継ぎ漆芸家は金継ぎに関する教室や合宿の受講料などを得ていました。

平成29年~令和3年で計約4億2千万円の収入があったものの、申告していませんでした。

 

国税局は経費を差し引いた所得が約3億3千万円だったとし、重加算税などを含めて、所得税と消費税計約1億7千万円を追徴しました。

 

金継ぎ漆芸家は取材に対し、仕事が忙しく確定申告を「サボった」と認めたようです。

 

『サボった』ということで、世間的には通用するんですかね?

これくらいの所得があるのに、税理士もつけていないんですね。

過去から著名な方で、申告をしていなかった方がニュースになったりしていますが、自分は大丈夫という感じなのでしょうか?

申告・納税はきちんとしましょうというすごく当たり前のことのような気がします。

 

確定申告「サボった」金継ぎ漆芸家が3億3千万円の申告漏れを指摘されたことについて、どう思われましたか?