架空の業務委託費を計上して法人税約1億4,300万円を脱税したとして、大阪地検特捜部は、先日、法人税法違反容疑で、ビル型納骨堂の運営会社社長(63)ら3人を逮捕し、大阪国税局と合同で運営会社や社長宅などを家宅捜索しました。
社長らは、ビル内に納骨壇や室内墓を設け、手軽で便利に供養ができるとしてテレビCMなどでPRしていましたが、その主力事業で不正な経理操作が行われていたそうです。
ほかに逮捕されたのは、運営会社の経理担当者(74)と業務委託先の会社社長(76)の両容疑者です。
特捜部は、3人の認否を明らかにしていません。
3人の逮捕容疑は、平成26年8月期までの4年間で、運営会社が手がける納骨堂運営に関する業務について、業務委託先の会社社長の会社に委託しているように装うなど架空の経費を計上する手口で、運営会社の法人所得計約5億2,800万円を隠し、法人税の支払いを免れたとしています。
関係者によると、運営会社はこの4年間で約23億8千万円の売上高を計上し、実際の法人所得は約6億6,700万円だったのに、業務委託費をでっち上げて経費を水増しし、不正に利益を圧縮するなどして、法人所得の約2割にすぎない約1億3,800万円しか申告していなかったそうです。
民間調査会社などによると、宗教法人の分院として平成7年に建設されました。
運営会社は、納骨壇の販売や運営を担う代理店として平成14年2月に設立され、直近の平成28年8月期の売上高は約3億8千万円です。
これも、架空経費を使った脱税ですね。
4年間で、約24億円の売上に足し、所得が約7億円なんて、すごく儲かるんですね。
安易に『脱税』ではなく、じっくりと『節税』を考えて欲しいですね。
利益を出そうと頑張っている企業も多いなか、こういう企業があるのはとても悲しいですね。
1億円4千万円を脱税疑いでビル型納骨堂運営会社の女性社長ら3人が逮捕されたことについて、どう思われましたか?