クラウド会計ソフトを提供するベンチャーのfreee(フリー、東京・品川)が同業のマネーフォワード(東京・港)に対し、特許権侵害を理由とした差し止め請求訴訟を東京地裁に提起したことが、先日分かりました。
マネーフォワードの「MFクラウド会計」が8月末に搭載した機械学習を活用した「勘定科目提案機能」が、フリーが持つ自動仕訳に関する特許権を侵害しているそうです。
freeeは「自動仕訳関連の特許は当社にとって重要な技術。技術開発の成果は正当に保護されるべきだ」と話しているようです。
一方、マネーフォワードは「弁護士とも協議し、特許侵害の事実は無いと考えている。今後、裁判の手続きの中で明らかにしていく」としているようです。
会計業界に革命を起こした2社ですが、今後どうなるのでしょうか?
個人的には、両方使ったり、アドバイザーなどになっていますが、この訴訟が、クラウド会計の発展の妨げになることだけは、避けて欲しいですね。
freeeがマネーフォワードを特許権の侵害で提訴したことについて、どう思われましたか?