ロイター 8月29日(月)16時28分配信
[大邱(韓国) 28日 ロイター] 陸上の世界選手権、男子100メートル決勝で世界記録保持者ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が不正スタート(フライング)で失格になったことをめぐり、「一発で失格」となる現行ルールを批判する声が上がっている。
国際陸連(IAAF)は昨年から、1回のフライングで失格となる新ルールを導入。しかし男子100メートル決勝で2位に入ったウォルター・ディックス(米国)は「この新ルールは厳しすぎる」と批判。「2012年のロンドン五輪までに改正してほしい」と述べた。
また、同レースで銅メダルを獲得したキム・コリンズ(セントクリストファー・ネビス)も「これまでのルールのように、1回のフライングは認められるべき」と、ルール変更を希望した。
国際陸連は当面、新ルールを改正する予定はないとしているが、ボルトの失格処分により、方針は変わるかもしれない。
よく読むと、「一発で失格」となる現行ルールは、昨年から導入されたもの。
従って、既に適用され、失格となった選手もいるのでは?
世界記録保持者ウサイン・ボルトが、失格となったから、騒いでいるのでは?としか思えません。
要するに、昨年から適用されているルールに世界記録保持者が引っ掛かってしまったから変えてくれ。
ルールは出場前から判っており、同意したからこそ出場してるわけです。
失格は失格。ルールを変えて欲しいなら、ルールを検討する場で言うべき。
ボルトの失格処分により、方針は変わるかもしれない。は、きっかけにはなるかもしれませんが、失格は失格。
悲劇のヒーローでは、ございません。