先日、保育参加のエントリを書きましたけど、僕の息子が通ってる保育園は区内でもわりと人気の認可保育園なんです。
設備や保育士さんの質も高く、駅が近い上に延長保育も遅くまでやっているし、近所には病院併設の病児保育施設もあって、値段は高いけどインフルエンザなんかの感染症でも隔離保育してもらえます。
ハッキリ言って今の情勢を考えると、かなり恵まれた環境と言えると思います。
しかし僕ら夫婦はこれらの環境を只偶然に得た訳ではありません。
僕は息子を保育園に入れるために比較的競争率の低い自治体へ引っ越しをしたんです。というか新築しました。それも入園手続きに間に合うタイミングで。
保育園と言えば最近『日本死ね!』っていう匿名コメントが有名になりましたよね。国会にまで声が届きましたが、あれには凄く共感しました。
子供を保育園に入れるには仕事が確保されてる事が最重要なんですが、それは即ち会社から『産休、育休』をゲットする事が必須になります。
いまのご時世何が有っても不思議じゃありません。会社は『切るぞ』なんて言いませんでしたが、万が一にも産休切りや育休切りにあえば人生設計は滅茶苦茶です。
なので妻は会社の顔色を見ながらギリギリまで働き、僕も毎晩のようにお腹の大きい妻を車で迎えに行きました。
世間にはそれで切迫早産や流産する人が沢山いるそうですが、コレはいったい何の試練!?何の罰!?って思います。
特に妻は貧血の上に悪阻が酷かったので相当辛そうでしたから、曰く『あれをもう一回やらなアカンと思ったら二人目はキツイわ…』とのこと。
そりゃそうだ。
僕としても次の子が同じ保育園に通えるかわからない、というかそもそも無事入園できるかさえ不透明な状況で二人目を…というのはハイリスクすぎて二の足を踏まざるをえませんのです。
息子は第一志望の園に入れたお陰で我が家の子育てリスクは最小限に抑えられていますが『明日は我が身』なのが今の日本の現実てす。
安部は『匿名の話なんか知らんわ』みたいな態度で自民の議員も『どうせ架空の話でしょ』みたいな大衆をナメきったヤジを飛ばしまくってましたから、あんな連中が政権握ってる限り日本の保育状況は悪化こそすれ改善される事なんてあり得ないんでしょうね。
こんなんで人口増なんて絶対無いわ👊