とりあえずご報告いたします。
最愛の娘が旅立ちました。
18年と5ヶ月も片時も離れることはなかった。
10月4日にワクチン接種のためいつもの病院を予約。
その数日前になみは気になっていたらしいが
私は気付かなかった。
いつも2階まで階段を上ってくるのだが
モモ(猫)が口呼吸で「ハッ、ハッ」となっている。
翌日がワクチン接種で病院に行ったが
病院は当然のごとく好きではない。
少し興奮したのだろう「ハッ、ハッ」となった。
先生が何も言わずにモモを見るなり
「今日はワクチンやめましょう」
すぐにレントゲンをとりそれを見て「胸水がいるようだ溜まっているようだ」
すぐに超音波検査。
やはり胸水が溜まっています。
嫌がらなければコレを今から取って病理検査に出します。
この時けっこうな量を抜いた。
その晩から様態が急変「ハッ、ハッ」が収まらない。
病院と連絡を取りながら何とかしのいでいたがかんばしくない。
見かねて院長先生(モモの主治医)の申し出で10月8日
2時間弱自ら車を飛ばし酸素吸入器を届けてくださった。
ところがモモは酸素テントには入るのを嫌がり
吸入器のようにチューブを口元に近づけるのも嫌がった。

10月4日以来固形物は一切食べられずチュールで命を繋いでいる。
(チュールもカロリー2倍のエナジーチュールに変えた)
健気なものでいつものように生活をしたがる。
朝ご飯の時はいつものように一緒に下りると言うので抱いて降り
いつもの生卵少しと牛乳を食べたがそれも週末は出来なくなった。


ベットで一緒に寝ているが上り下りが出来ないくらいになり
吸入器も鼻、口周辺に酸素を出しておいた。
立ち上がることもままならなくなり10月11日
なみが床にマットレスと布団を敷いて一緒に寝た。
その際にベットに上り下りするためのスロープは
じゃまになるため片づけた。
このスロープも1年5ヶ月前の乳がんの手術の時においた物。
10月12日
いよいよチュールも食べなくなりスポイトや布巾で水を与えた。
よっぽど欲していたのか水を求めて立ち上がり自ら水を飲んだ。
トイレにも行くと歩くのだがよろけぶつかったり倒れたりする。
間に合わず途中で漏れてしまったりもする。
それでも排泄ははトイレでするものと健気にも向かう。
しかし徐々に弱り大小出てしまうほどになったが
死力を振り絞り立ち上がり
歩き出しなみの布団に乗りベットの上へ行こうとした。
そこがスロープのあった位置。
なみが慌てて抱き上げいつもの位置に降ろしたが
苦しかったのかパニックのようになり暴れた。
そして声を上げて呼吸が止った。
心臓が痙攣したようになり停止した。
よほどいつものなみのとなりの寝床に行きたかったのだろう。

苦しかったね。
よく頑張った。
エライエライ。
やっと楽になれたね。
18年5ヶ月本当にご苦労様。
本当にありがとう。
そして寂しいよ。
追記
このままだと乳がんの傷が破裂しモモを苦しめることとなるのでかなりの早期で乳がん摘出手術をし成功したが
猫の乳がんは完全切除された後でも比較的高率に転移すると言われている。
猫の乳腺腫は所属リンパ節と遠隔部位転移する侵襲性の悪性腫瘍。転移は少なくとも25%の症例で発生し腋窩や鼠径リンパ節に転移し肺と胸膜を含む遠隔部を病変に巻き込む。
術前に示されたこの論文によるリンパと肺への転移、それに余命までももぴたりと当たっておりました。
これでいいとは絶対に無いと思いますがコレで良かったのかやっぱり考えてしまいます。