こんにちは(*^-^*)ナミオです。
娘を医者へ | ジルノーブル日記♥ スコ桃を連れて…(*^_^*)♥ (ameblo.jp)
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さて、2/23に検体を取って3/2に電話をし翌日3/3に結果説明を受けたが
腺腫、しかも悪性(猫の場合は90%以上は悪性)
平たく言えば「乳がん」・・・
ショックでした。
気が付いたときには、たいがいはリンパに転移したりとかが多いとの事。
犬は前足側からと後ろ足側と二方向からあるのだが
猫の場合は乳腺の血管が一列しかないので
乳腺を全摘するのが一般的のようだ。
要は乳全て取る。
しかし年齢を考えるとそのままと言う事も十分考えに入る。
ただその場合、潰瘍化し裂けたりすることがある。
その際に舐めたりして痛い思いを続けることになる場合がある。
さてさて思案のしどころである。
この子が苦しむことはないようにだけはしてやりたい。
患部だけ取り除くことは出来ないか?と相談。
それも解ります。ではその方向で治療しましょう。
とのいう事になり事前の検査を3/19、手術を3/23にと言う事になった。
コチラまで時間はどのくらいかかりますか?と言うので
1.5~2.0時間と回答すると
では家を出る30分前にこの薬を飲ませてください。と言われ飲ませた。
ボーッとして動きが緩慢になる薬とのこと。
桃は普段から大人しいが、やはり家ではないので
暴れはしないが落ち着かない。
しかし到着した頃は起き上がる気力すらなくなっていた。
コレにはビックリで本当に大丈夫だろうか?と思った。
レントゲン、エコー、採血やら、
以前レントゲンを撮ったときには私が押えたり補助したりだったのだが・・・
しばらくの後診察室に呼ばれ入ると、やっぱりグッタリした桃がいた。
レントゲ等で見る限りは転移などはないとの事。一応は安心。
以前から解っているスコティッシュ特有の骨の変形などは認められるとの事。
血液検査の結果は後日電話することになった。
3/21血液検査の結果について先生から電話があり。
貧血はあるが驚くことに他の内蔵的には全く異常は見られないとの事。
17歳の猫では考えられない結果のようだ。
特に一番に心配していた腎臓の数値も正常範囲。
予定通り23日に手術いたしましょうと言う事になり。
この日は桃に集中したいので他の手術入れませんからとの事。有難い。
8:30には来院いただき手術についての説明やら準備をいたしますとの事。
やはり2時間ほど前にお渡しした薬を服用させてくださいとの事。
んーん。8:30にと言うとラッシュと重なり県境の橋はいつ渡れるか解らないし・・・
いわゆる前のりするしかなさそうだ・・・。
夜中目が覚めたら家を出てしまうしかないな。
3/23手術当日、色々と積みこみ夜中の1:30出発です。
ノンストレスで2:30到着。病院の駐車場で仮眠を取り
6:30に起きて、例の薬を飲ませます。
8:30病院に入るが、また桃が薬でグッタリ。
この上に麻酔、大丈夫だろうか?
一通り手術の危険性など、特に麻酔について説明を受け
人間同様に「もしもの時」の「同意書」にサインをした。
術前に再度面会をすることとして車で待機です。
12:40に桃と面会、未だに薬が抜けておらずボーッとしていた。
とにかく無事であるよう祈りながら再度車で待機。
14:15病院から終わりましたので連絡があり病院へ
麻酔で目を開けたまま寝ている桃がいた。
当然なのだがエリザベスカラーをされており寝づらそうだ。
先生が手術について説明される。
子供の「お薬の小さな瓶」に切除された乳腺が入っていた。
パソコンで術中の写真を見せていただいたが
説明時にもおっしゃっていたがかなり大きく切っている。
筋膜の上(皮膚側)を切除する事となっていたが
開腹した際に「これは」と言う事も多々あるとお話しになっていたが
筋膜は本当に綺麗で深部に転移はしていないようだ。
特殊な器具を使い血管を一本ずつ切りながら圧着?して行き
摘出が終わり縫合。検体は病理に出しますとの事。
とりあえず麻酔から覚めるのを全ての全ての診察が終わる時に
入院するか帰れるか判断するのでお待ちくださいとの事。
意識が戻れば桃は帰りたがるだろうけど・・・何かあったら・・・とも考えるし・・・
安全のため入院してもらって良いのだが。
先生は桃のストレスと私達の行き帰りの負担。
それから先生から見てこの程度の手術ではあまり不測の事態はないであろうとの予見を加味したのであろうが・・・あの傷を見ると・・・
入院してもらって良いのだがと思いつつ再度車に待避。
19:45に呼ばれたが、いまだ患者さんが数組いらっしゃった。
点滴など外したり準備いますからチョット待ってくださいとの事。
20:10位にやっと桃に面会できた。
おくるみにくるまれて診察室に運ばれてきたが
完全に麻酔から覚め点滴のテープを剥がすときには「クハー」と威嚇まで出来る。
「あー、桃がかえってきた」と嬉しくて嬉しくて仕方がない。
たった2㎏の身体かなりのかなりのご老体
健気にも「よく頑張った。よく頑張った。」
持参した「術後服(舐めるのを防止)」を先生が着せるが威嚇。
剃毛し顕になったお腹に長い切り傷が実に痛々しい。
当人は前日の20:00から絶食している。
消化器は触っていないのでお腹はかなり減っているはずと先生に質問。
「まずは水を飲んだら軟らかいご飯を上げてください。」との事。
先生とスタッフにお礼を言って車へ。
水を与えたが欲しくない模様。
ココは液体ご飯、必殺「ちゃおチュール」
美味しそうに食べた。
落ち着いたところで家路につきます。
途中、移動中にもかかわらず大小、用を足した。嬉しい。
無事、22:00過ぎに帰宅しました。
こんな事はキャンピングカーがなければ出来ないことであろう。
今日は本当に助かった。