どうもこんにちは、mimoriです。

 

私が現在はまっている韓国漫画感想やネタバレをちまちまと書き綴っていきます。

今日はコレビックリマーク

『悪女は砂時計をひっくり返す』

 

 

前回までは書き漏らしていた補足回でしたが、

今回からはカイン捕縛以降の話を書き綴っていきます!

(読み終わってから少し期間が空いているので、話が前後したりしています)

※2021年7月18日現在、日本では休載中、韓国では68話まで配信されています。

 

前回どこまで書いたのかは

 

 

こちらをご覧ください。

アリアとアースがキスして一夜を過ごしたということを知ったカインが逆上して

アリアを部屋に軟禁しようとしたところ、皇室騎士団によって捕縛されたところまで書きました。

(キス以上はなく、それ以上していると思っているのはカインの勘違いですw)

 

皇室の騎士が、

「自ら反逆したという証拠まで提出されていましたね。

 屋敷に兵士たちをかくまっておいて、すべての費用を支援したりもしたので、

 弁護士の立ち会いはできても役に立たないでしょう」

 

カインはまさか!という思いもありましたが、心当たりがありました。

 

昨日、兵士の衣食住の明細書を全て提出したところで、

ただそれはクロアの貴族に渡るようにしたはずで、皇室騎士団のところになぜ渡っているのか・・?

 

使用人達はざわついています。

一体これはどういう・・?

反逆?

やっぱりそうだったんだ。殿下が調査をしているとおっしゃったときにやめればよかったのに・・・

 

アリアはこれに乗じて、濡れた目元をぬぐいながら口を開きました。

 

「何か間違っているに違いない。事実が明らかになるまで待たなければ・・・」

 

彼女を殺そうとしていて、それを怖がっていたはずなのに、カインを信じて待っているという言葉に

使用人達は怒りをこらえていました。

とても優しいアリアにどうしてそんな悪いことができるのかと・・・

 

「お母様もお兄様に弁護人をつけてください。

 お兄さんもミエールもいなくなって、もう伯爵家の真の主人はお母様じゃないですか」

 

「そうだよ、弁護人をつけることができるというなら、当然つけなければいけない。

 みんな動揺せずにすべきことをしましょう」

 

いつの間にか表情を整えたカリンは、カインのために弁護人を調べると言って階段を降りていきました。

今や彼女は有能な弁護士を助け、カインの罪を徹底的に暴くのに一役買うことになる。

(※カインを助けるために弁護士をつけるのではなく、カインの罪をもっと暴くために弁護士をつけることにしたんです)

 

そしてこれを口実に伯爵との離婚を決行する。

財産を全部横取りして、病気の夫まで捨てた彼女は自由になんでもできるはずだと・・。

 

ジェシーとアニーは我にかえってアリアに聞きました。

「もしかしてお嬢様は知っていらしたのですか?」

 

アリアはその問いには答えず、

「私はこれから出かけなければならないので、準備をして」

 

今日のハイライトが待っている。

出席しなければならないので、準備をしてでかけなければ・・・。

 

小説ではここで、レストランから戻ったイシースがローハンと話すところに戻ります。

この辺は前の記事で書いていますが、もう少し詳しく補足します!

 

 

ちなみにこの時のイシースは非常に苛立っていました。

レストランで見かけた皇太子は、今まで自分が見たことのない表情をアリアに向けていたからです。

売春婦の娘と恋人ごっこをするのをみんなにみせるという浅薄で恥ずかしい行動だったから・・

 

と小説には書かれているのですが、

おそらくイシース的には嫉妬に近い感情だったのではないか?と私は推測します。

まぁ、アースを利用しようとしていたわけなので、そんな優しい表情をイシースが見れるわけがないんですけどね。

 

イシースはその日は一睡もできないまま夜明けを迎えました。

これまで首を長くして準備したことが行われる日なのに、どうして心安らかに眠れるのか・・。

 

「もうすぐ私に恥をかかせた皇太子を跪かせられる!加えてその浅はかな女までも・・・!」

新しい権力者にふさわしく、華やかに装ったイシースは邸内の外にでました。

するどい剣を持った兵士たちがいつの間にか待機していて、指示を下せばすぐにでも皇城を奪還してくれそうで頼もしく見えました。

 

 

兵士たちの間で何か指示をだしていたローハンが、とても嬉しそうな顔でイシースを迎えます。

彼の近くにはもう変装をする必要がなくなり、清純な顔を取り戻したミエールもいました。

皇太子と帝国の情報を売ってローハンの歓心買っていた、彼女はイシースに挨拶をしました。

少し前まで、刑務所に閉じ込められて泣き叫んでいた少女と同一人物とは思えないほど自信に満ちた姿で。

 

「いい夜明けですね、ローハン様、ミエール。 もう出発するのですか?」

とイシースが聞けば、

「いや、私たちは夜が明けた後に出発した方がいいよ」とローハンは答えます。

公爵邸で過ごした兵士たちが令状を担当することにしたから、早く行く必要はないと・・・

公爵邸で過ごした兵士はおおよそ100名ほどです。

 

イシースは彼らがみんな自分を守ることにしたという知らせに安心し、ローハンの思いやりに感謝をしていました。

 

「夜明け後に出発すれば激戦は全て終わってるはずですね」

 

夜が明け始め、その間に簡単に朝食を口にしたイシースは、

嬉しそうな表情のローハンと興奮で紅潮させたミエールとともに馬車に乗って、

大量の兵士たちが占拠しただろうと推測する皇城に向かいました。

 

 

・・・・なんでこんなに静かなんだ!

 

なぜか通りが実に閑散としていました。

まるで何事もなかったように。

大量の兵士たちが夜明け前から皇城を奇襲しているはずなのに、どうして・・・

 

イシースは疑問に思います。

 

「終わったのでしょうか?」

 

ローハンはそうみたいだねと笑って相槌を打ちます。

「静かに、そして早く終えるようにと伝えたので、そうしたみたいですね。」

 

「たいした相手ではない。それにミエールお嬢様が私に多くの情報を知らせてくれたおかげで」

 

「本当ですか?」

突然のローハンからの賞賛にどうしたらいいかわからず聞き、

そんなミエールをローハンは髪を優しく撫でながら肯定しました。

 

「当然だ。どんな情報よりもお嬢様が一番役に立ったよ」

 

ミエールはまるで、今までオスカーに送っていたような目つきを今ローハンにしていました。

イシースはそれを見て、この短い間に彼女がすっかりローハンにはまっていることにも気づきます。

一生オスカーに献身するかのように振舞っていたのに、こんな短期間で裏切りをするとは・・・。

 

気分を害したイシースが、ローハンと正式に式を挙げた後、

ロースチェント伯爵家をなくすことも悪くないと歯ぎしりをしていました。

 

そして、まだ目的地から少し離れた広場で突然馬車が停車しました。

 

 

長くなったので次回ビックリマーク