連日の訃報に気持ちが追いつきません。 | マイナーだっていいじゃない。だって楽しいんだもん。

マイナーだっていいじゃない。だって楽しいんだもん。

管理人自身が楽しいと思ったゲームやコミックを記事にしちゃいます。

昨晩は、ずっと著名な方々が寄せた

鳥山先生への追悼コメントをずっと読んでいて、

寝る時間になっちゃいました。

 

ずっとグズグズしてしまいましたが、

今朝起きて飛び込んできたのは

TARAKOさん逝去の報。

 

自分だけ仕事なので早起きで

家族はまだ寝ていたのですが、

「えぇっ!」とでかい声が出てしまいました。

 

鳥山先生以上にお若い63歳という年齢。

 

死因は明らかになっていないようですが、

体調を崩されていたとの情報もあり

近年の気候の変動具合も相まって

体調のコントロールが難しくなっている

印象はありますので、

それが悪い方向へ転がってしまった

のかな、なんて思いました。

 

 

世の中的に、『ちびまる子ちゃん』の人

という印象が強いTARAKOさんですが、

私にとってのファーストコンタクトは

『戦闘メカザブングル』に登場した

主人公ジロンに協力してくれる

盗賊団サンドラットのマスコット

チル役でしたね。

 

等身の低いお子様キャラでしたが、

バズーカをぶっ放したり、

後期主人公機ウォーカーギャリアの

下半身になるギャリーウィルの

ドライバーを務めたりしていました

(ハンドルはともかく、アクセル操作は

どうしてたんだろう?)。

 

その後、『風の谷のナウシカ』にて

風の谷の少年役でしたか、

胞子が残っていたことを知らせる

使いとして登場しました。

 

いずれの役にせよ、特徴的なお声ですので、

こういっちゃなんですけど、

全部TARAKOさんのままです。

 

木村拓哉さんが誰を演じてもキムタクなように

TARAKOさんも演技の違いの垣根を

吹き飛ばすくらい個性のあるお声でした。

 

 

長期番組なので仕方がない側面もありますが、

まるちゃんは、おじいちゃんが

富山敬さん→青野武さん→今の島田敏さんで3代目

お姉ちゃんも水谷優子さんが急逝されて

今は2代目(全然見なくなったので誰だか知らない)。

 

そして、まさかの主人公交代劇。

 

『クレヨンしんちゃん』は勇退でしたので

オーディションも計画に沿って実施できるなど

準備期間を充分に取れましたが、

今回のような主演俳優の交代となると

現場の大変な混乱が想像できます。

 

番組を楽しみにしているお子さんたちも

多いと思いますので、

スムーズに後任が決まってくれるといいですね。

 

とはいえ、前述したTARAKOさんの

個性あってのまるちゃんですから、

ルパンのようにものまねで続けるか、

新たなまるちゃん像を作るのか?

大変難しい問題です。

 

奇しくも『ドラゴンボール』とおなじく

フジテレビの番組なので

もろもろ大変だとは思いますが、

ここが分岐点になるでしょう。

 

どちらも視聴率の取れる番組ですので

続けたい気持ちも理解できますが、

作品の芯が歪むような続編づくりをするなら

ここで終了させることも視野に入れるべきかと。

 

 

心よりご冥福をお祈りします。