歩くガンダム、行ってきました | マイナーだっていいじゃない。だって楽しいんだもん。

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管理人自身が楽しいと思ったゲームやコミックを記事にしちゃいます。

3月末で公開終了の報道がありましたので、

バタバタでチケットの取り方や場所などを確認し、

昨日ようやく訪問計画を実行できました。

 

ガンダムファクトリー外観

歩くガンダム、ことガンダムファクトリーでございます。

 


もろもろ写真などでは見たことがありましたが、

実物大を見上げると18mのサイズ感は

圧倒的でした。

 

これらが何機も並んでいるホワイトベースや

アーガマの格納庫、どんだけ広いんだ、

って話ですよ。

 

大きさ、動き、BGMに使われている

さまざまなガンダムソングと効果音、

この最終イベントに合わせた

アムロが登場するシナリオなどなど、

もう感激するしかありません。

 

このガンダムを目にしながら

シナリオの進行を楽しんでいると、

空想の産物ではなく現実の出来事だと

思えるくらいの説得力がありました。

 

歩くのみならず、膝立ちもできます。

 

併設されているガンダムラボ内で

このガンダムの内部構造などが

詳しく解説されているのですが、

そうした図面から想定できる動きよりも

なめらかで大きな動きをしている

イメージを受けました。

 

まだ見ていない方、一度見てみてください。

 

ガンダムへの興味の有無は関係ありません。

 

家族も一緒に巻き込みましたが、

ガンダムについて作品名くらいしか

知りません、という妻子も

圧倒され、感激していました。

 

とてもいい施設だと思うので、

なくなってしまうことが

残念でたまりませんね。

 

 

ガンダムの生みの親、富野監督からの

メッセージもありました。

 

それが、なんとお詫び。

 

現代の技術では、2足歩行するガンダムという

乗り物は実現できなくて、

この施設が、法令の制限もあって

2足歩行に近いイメージで動作する

ガンダムのフレームを動かす建築物に

なってしまったことに対するものでした。

 

一方で、作った側の感想としては、

実現してみてよかったと思ったこと。

動作が緩慢であるがゆえに、やさしいガンダムが

実現できたことを喜んでおられました。

 

また、今後の実現については、

次世代に託す旨が記されています。

 

娘や息子の世代が、また別の形で

この計画を受け継いでくれたら

いいな、って思いました。

 

その他、スタッフやキャストによる

コメントボードなども公開されていました。

 

 

大行列ができていたグッズショップは、

もう終盤なのも影響してなのか

商品点数が少なくてスカスカの印象。

 

プラモデルとガイドブックしか

買いませんでしたが、

転売するヤツもいるんだろうな〜、

ってちょっと悲しくなりました

(外国人客が多いことも相まって)。

 

 

乗りはしませんでしたが、

観光用にガンダムバスも走っているようです。

 

横浜スタジアムでのオープン戦も

コラボデーが実施されたようで、

アムロ役の古谷徹さんが始球式を

努めたり(星飛雄馬でもあります)、

地域全体で施設の最終月を

盛り上げようとしていますね。

 

 

ちなみに埠頭の隣に係留された氷川丸から

ガンダムを見た様子。

 

施設外側からガンダムを見上げる見物客

との対比から、その大きさを感じられます。

 

 

展示されたガンダムは、RX-78F00という

形式番号で、少なくともアクシズで

アムロとシャアが消息不明になって

以降に建造された機体のようです。

 

 

『ハサウェイ』公開時には

ミノフスキークラフト実験も実施したようですし、

今回のイベントではサイコフレーム導入の

兆候が見られたりもしており、

RX-78シリーズとはいえ

相当な未来にあたる時間軸の

機体だと思われます。

 

こうしたifの歴史やその背景を

想像するのも楽しめます。

 

 

移設するのか、第2弾に取り掛かるのかは

明らかにされていませんが、

また機会があったら行ってみたい施設ですね。