更新してみようかなと思いました。

一番新しい記事でもう1年前!時が経つのは速すぎる∑(゚Д゚)


 1年前にリアルに追い着いてしまったので、少し間をあけようと思っていたら

こんなにあいてしまいました。

この1年いろんな事があったなぁ。


 どんな事を書いていたのか、読み返しながらの更新なので

ハイペースではないと思いますが、

またリアルに追い着くまで書いて行こうと思います。


 よろしくお願いします。

 瞬が家を出てもうすぐ半年になるけれど、
この3ヶ月に至っては、奥さんが留守の時を狙って
生活費を置いてくるだけで、話し合いには程遠かった。
会うと泣いてばかりいる奥さん相手に、話し合うのは
とても大変な事だろう。
何か言うと「じゃあ子供作ればいいんでしょ!」
と言われてしまうので
「そう言う事じゃなくて・・・」とまた説明しなければならず
何度も何度も同じ事を繰り返す事にも疲れるのだろう。


 でも、と思う。
瞬は逃げているだけじゃないのか。
会わなかったら何も進まないのに。
せめてお金を渡す時だけでも、話をすべきじゃないのか。
このままではただただ時間だけが過ぎて行くだけなのに。


 そして私は不安だった。
もし、瞬が病気になったら、奥さんが病気になったら
一体どうなるのか。
このままの状態が続いたら、瞬が根負けして
「家に戻る」と言い出すのではないか。
更に不安を煽る事に、瞬は自分の気持ちを全く言わない。
「『絶対に戻らない』とは言えない」と言うのだ。
『絶対とは言えない』と言うのは
「戻るかも知れない」と取れなくもない。
そうなった時に備えて、
私は他に好きな人を作った方がいいのだろうかと
思ったりもした。
その私の気持ちが、また瞬を不安にさせていた。
家に帰ってしまうかも知れないと不安に思っている私と
他の男に取られてしまうのではと不安に思っている瞬で
つまらない喧嘩が絶えなくなった。


 実際のところ食事をした人もいるけれど、
瞬を裏切る程好きだと思う人などいない。
瞬が私を愛してくれているのは、本当に良くわかっているのだから。


 このままではいけないと思った。
いつもは忙しくてゆっくり話し合う時間がない。
年末年始に賭けるしかないと思っていた。
「年末年始キャンペーン」と銘打って
私達は子供のいない3泊4日をただ一緒に過ごした。
私がキャンペーン中に心掛けたのは2つ。
とにかく、くっついている事。
キスをたくさんする事。


 生憎生理が始まってしまって、
私の体調はものすごく悪かった。
4日間、ほとんど起き上がれずに横になっていた。
年末でやる事がたくさんあったが、諦めていた。
大掃除は瞬がやってくれた。
文句も言わないで、私を労わってくれた。
もちろんセックスなんてできなかった。


 でもセックスができないのが良かった。
精神的なつながりを確認できた様な気がする。
いろんな話をする事ができた。


 瞬の『絶対』の意味も聞いた。
「今の状態で法律的にきちんとしていないのに、
『絶対』なんて言葉を使うのはいい加減過ぎる。
俺はきちんとしてから、言いたいんだ」
と言う事だった。
「私はもしかしたら戻るかも知れないって意味かと思ってた」
と言ったら、すごく驚いて
「そんな事ある訳ないだろ。バカだなぁ」と言った。
こんなに一緒にいても気持ちなんて言わないとわからないものなのだ。
「俺は本当にのんのと結婚したいと思っているよ。
のんのに俺の子を生んで欲しいんだ。
でも歳も歳だから、そんなに時間がないよね。
だから焦っているんだ。
どうするのが(離婚するのに)一番いい方法なのか
今それを考えてるよ」
と。
なかなか話してくれない瞬の気持を聞けて嬉しかった。


 また二人で頑張って行こうと思える時間だった。

「おかえり。お疲れさま」
「ただいま。遅くなってごめんね」
「ううん」
「結果から言うと、結論は出てないけれど、
少しだけ進展があったよ」
「そうなの?」
「うん。でも実は今日はあまり話せなかったんだ」
「え?」
「家に行ったら、あいつの友達が来ててさ」
「え?話があるからって呼ばれたんだよね?」
「うん。多分友達が来るから、普通の家庭だって
見せたかったんだと思うよ」
「この状況なのに友達を呼んでたの?」
「毎年遊びに来てる友達なんだよ。
きっとまだ別居してるって誰にも言ってないんだと思う」
「それで?」
「友達来てるのに、そんな話できないから、
帰るまで和やかに話したよ」
「それは疲れるねぇ」
「疲れたよ。10時頃にやっと帰ってさ。
俺がそのまま帰る訳に行かないから
そこから話始めて。
結局2時間位しか話せなかったんだ」
「そうだったのかぁ。だからこんなに遅かったんだね」
「うん。心配してるだろうなぁって思ってたんだけど
連絡できなくて、ごめんね」
「そんなことはいいよ」
「で、あいつはずっと泣いてて、やっぱり戻って来て欲しいって」
「そうだろうね」
「でも俺が『でももう無理だろ』って言ったら、
『それ(離婚)も考えてる』って」
「そうなんだ」
「今までは、『絶対に別れない』って言ってたから、
考えてるって言葉が出たのは進歩だと思うんだ」
「うん」
「だからまだまだ時間は掛かると思うけど、
そう言う方向でまた話合ってみるよ」
「そうだね」
「俺、金だけ置いて来てて、全然会ってなかったでしょ」
「うん」
「それはやっぱりダメだなって思ったよ」
「私もそう思うよ」
「だから少し頻繁に会いに行って話し合うよ」
「そうだね。せっかく「離婚」って言葉が出て来たんだから
後は条件とか聞いて、できる限りの事をしてあげた方がいいよ」
「そうだよね」
「奥さんもこれからの生活とか不安だろうから、
せめて金銭的な面でも先が見えれば違うだろうし」
「久しぶりに会って、やっぱり愛はないなぁって思ったよ。
もちろん情はあるよ。でもそれだけじゃやって行けないんだなって。
あいつも多分もう俺に愛情はないと思うよ。
そんな顔してたよ」
「そうかぁ。ちょっとホッとしたんでしょ?」
「うん、すごくした」


 いつもすごく疲れて帰って来る瞬にしては
珍しく晴れ晴れとした顔をしていた。
少し自分の思いを伝えられた事と
奥さんの気持ちが変化している事に安心したのかも知れない。


 私はそんなに甘く考えてはいない。
離婚を考えている人が正月に友達なんて呼ばない。
毎年来てるって言ったって、断る理由なんていくらでもある。
友達を呼ぶ事で、和やかな雰囲気にして
瞬に「帰って来ようかな」と思わせたかったのだと思う。
まだまだ時間は掛かりそうだけれど、
私は黙って待っているしかないのだ。

 待ち疲れたので、寝ちゃおうと思って布団に入った。
でもやっぱりと言うかわかっていた事だけど、
全然眠れなかった。


 午前中に行ったのに、こんな時間まで何してるんだろう。
長く掛かってるって事は、奥さんを説得してるのかなぁ。
それとも奥さんに説得されてるのかも知れない。
いろいろ考えるとおかしくなりそうになる。


 このままの関係が楽だって強がってはいるけれど、
こう言う事になると不安定な関係だとよくわかる。
「やっぱり家に戻るよ」って言われたらどうしようと思ってしまう。
信じていればいいのか、それさえもわからない。


 苦しいまま、日付が変わってすぐに電話がなった。


「お疲れさま」
「お疲れさま。今家を出たよ」
「うん」
「これから帰るから」
「わかった。気を付けてね」


 「どうだった?」と聞きたいのはヤマヤマだった。
でもやっと家を出た人にそんな事を聞いても疲れさせるだけだ。
笑顔で「おかえり」と言おう。
ただ私にできる事はそれだけだから。

  全然更新できなかった。
この1ヶ月、何もなかった訳ではないけれど、
喧嘩の内容と言えば瞬の嫉妬が原因だったし、
それ程代わり映えのない1ヶ月だった。


 気が付けば年が明けていた。
年末に話し合うと言っていた瞬だったけれど、
予想通りその気配もなく、
私ももう何も言う事はなかった。


 子供達が大晦日の夜から今日までいなかったので、
久しぶりに瞬とのんびりとして年越しをした。
何も知らない人が見れば普通の夫婦みたいなんだろうなぁ。


 そして今日。
子供達が帰って来たので、瞬とは別行動の一日。
珍しく電話が鳴った。


「家に行って来る」
「どうしたの?」
「留守電に『話があるから帰って来い』って入ってて。
俺もこのままじゃいけないと思ってたから行って来る」
「何話してくるの?」
「のんのの事言うよ」
「え?何言ってるの?」
「ダメ?」
「ダメに決まってるでしょ」
「そうだよね。俺バカだよな」
「大丈夫?」
「う~ん、頑張って来るよ」


 何だか頼りない瞬だった。
それから10時間まだ連絡がない。
いつもの事だから、もう慣れた。
きっとすっかり疲れて来るのだろう。
何も進んでいないだろう。
そして私はそれを責める事はできず、
ただ黙って話しを聞くだけなのだ。


 本当にこれでいいんだろうか。

更新できずにいる。

仕事を辞めて、精神的にも肉体的にも楽になった。

今は勉強に集中している。


学校に通い始めた時は、もっともっと勉強できると思っていた。

でも仕事を辞めることができなくて、

どんどん遅れて行ってしまった。

このままだと絶対試験に受からない。

だから年内に何とか追い付くべく、今一生懸命頑張っている。


瞬とは相変わらずと言った感じだ。

瞬は家を出たまま近所に住んでいる。

月に1度お金を渡しに帰ってるみたいだけど、詳しくは聞かない。

奥さんがいない時に置いて来る時もあるみたいだ。

年内にきちんと話すと言っていたけど、もう年内も終わりだ(笑)


最近そんなに気にならなくなって来た。

実はこの関係が楽なのだ。


瞬は非常に嫉妬深い。

男性と二人で食事はもちろんの事、

本当は整体(マッサージだよ。普通の!)も行って欲しくないらしい。

自分は離婚できないくせに…と私も不満に思う事もある。

でも瞬は瞬で、実は抑えているらしい。これで。

だからもし離婚してしまえば、もっともっと束縛は厳しくなるだろう。


私は何も他の男性と浮気したいと思っている訳ではない。

瞬を大切に思っているし、瞬が悲しむことはしたくない。

だからもっともっと信用して欲しいのだ。

私には男友達もたくさんいる。

本当にただの友達だ。食事くらいもっと自由に行かせて欲しい。


鳥籠に入っている時に、出たい出たいと願っていたら

通りかかった人が出してくれた。

自由になったと思ったら、別の鳥籠に入れられてしまった。

しかも鍵付き。

そんな心境になった事も1度や2度ではない。


もちろん不倫の関係は嫌だ。

いつまでも付き合っている事を隠して行くなんてできない。

だけどそれは瞬と結婚したいのではなく、ただ不倫が嫌なだけなのだ。

瞬がきちんと離婚してから、また結婚については話し合いたいと思っている。

でも瞬は離婚=結婚になっている。

それにはもう少し心の準備が必要なのだ。


今は瞬は自宅に帰る事はない。

会いたい時にいつでも会えるし、電話したい時にはいつでも電話できる。

今のところ私としては満足している。


これからどうなるのだろう。

離婚できずにズルズル付き合って行くのか。

離婚できずに家に帰るのか。

離婚したのに別れるのか。

離婚して結婚するのか。

このブログでどれかの結論をお伝えできるだろうか。


 瞬の仕事を手伝い始めてから早3ヶ月。

当初1ヶ月だけの約束だったのに、大きな仕事を受けてしまったので

辞めるに辞められず、共に頑張って来た。


 いよいよその仕事も終え、仕事を辞める日が来た。

もちろん瞬は残って欲しいと思っている。

でも私には学校があるのだ。


 本当ならとっくに辞めて勉強に専念できているはずだった。

でも延び延びになってしまっていた。

すっかり授業にも付いていけないし、私の中にも焦りが出て来た。


 仕事は楽しかった。

瞬と一緒に働くとかは関係なく、誰かに頼られたり、役に立ったり

自分の努力が形になって行く事で充実感を得られた。


 専業主婦時代に足りなかったのは、この充実感だったのだと、

もし仕事を始めていれば、不倫なんかしなくても済んだかも知れないと

思いさえした程だった。

実際には元ダンナが働く事を許してくれなかったから無理だったけど。


 自分もまだちゃんと社会の一員としてやって行かれるのだと言う自信も着いた。

だから瞬にはとっても感謝している。


 「寂しいよ」と瞬は泣いていた。

でも私は今回の自分の仕事にとても満足しているので、寂しさはない。

一生懸命勉強して、いつかまた瞬や会社の他の人達の役に立てる様になりたいと思う。


 瞬と私との関係もまた少しずつ変わるかも知れない。

それはまたその時に考えるしかないな。

 銀ブラなんて言葉はもう死語なんだろうか。

そう言えば最近聞いた事がない(笑)


 やっと仕事が落ち着いて来て、久しぶりに土日で連休だった。

瞬も珍しく一緒に休めた。


 生憎朝から雨だった。

子供達を元ダンナの所に送って、瞬の部屋に行った。

朝早かったからてっきり寝ていると思っていたのに、部屋の掃除をしていた。


 銀座の伊東屋に手帳を見に行く事になっていたが、

結構雨が強かったので悩んでいたらあっと言う間に昼になってしまった。

お昼をどうしようか相談しているうちに、雨が弱まって空が明るくなって来たので、

思い切って出掛ける事にした。

瞬が「せっかくのお休みなんだから、久しぶりにデートしよう!」と言うので。


 お腹が空いていたので、何でもいいから食べたかったけど

せっかく銀座に行くので我慢していた。

瞬のお気に入りのお店でパエリアが美味しい所があったので行ってみた。

いつもは混んでいて入れないらしいけど、雨なので空いていた。

ランチにしてはちょっとお高めだったけど、せっかくだから思い切って

更に昼からワインも飲んでみた。

瞬はワイン好きなんだけど、私はあんまり…。

でも最近サングリアなら美味しく飲めると気付いた。

パエリアのコースだったんだけど、お昼なのにボリュームもあり

前菜からパンからパエリアから全てが美味しい。

美味しい物を食べ、ワインを飲み、とても楽しい時間を過ごした。

すっかり酔ってしまった私は、手帳など見ないで帰りたかったけど

当初の目的を果たすべく伊東屋に行って来ました。


 この2年同じ手帳を使っていた。

来年も同じ物を使おうと思っていたのに、モデルチェンジをしてしまっていた。

どうしてなの~。大好きだったのぃ(。>0<。)

そんな訳で結局決められなかった。


 そしてカルティエにも行ってみた。

クリスマスプレゼントを買ってくれると言うので・・・。

まあ貧乏な瞬なので、とりあえず見に行くだけ。

私と瞬は全然趣味が合わない。

なので瞬がいいと思う物を気に入った事はない。

でも珍しく二人の意見があって、可愛いと思った指輪があった。

結婚指輪だった。

瞬が「この指輪を結婚指輪にしよう」と言った。

「でもなぁ。のんの指輪とかしないしなぁ。

去年あげたネックレスもあんまり見ないし…」

「この指輪もらったら、絶対にはずさないよ。約束する」と言った。

私はアクセサリーがあまり好きではなくて、結婚指輪も数える程しかしなかった。

でも、いつになるかはわからないし

そんな時は永遠に来ないかも知れないけれど、

もし瞬がカルティエの指輪をプレゼントしてくれたらはずないと決めた。


 雨の中のデートだったけど、ほんわかして楽しい一日だった。

 夕方まで仕事して、まだ残っている瞬を置いて同窓会に行った。

「ちょっと心配だけど、楽しんでおいで」と言ってくれた。


 今年は知り合いも少なくて、女友達と二人で盛り上がっていた。

二次会に誘われたが、あんまり遅くなると心配すると思って、

その友達とお茶だけして帰ることにしていた。


 そこへ、去年仲良くなった24歳の男の子から電話があった。

今年は用事で参加できないので二次会には行くとメールが来ていた。

二次会の場所を教えたが、そこへ行っても知り合いいないから

こっちに来ると行って、喫茶店に来た。


 ちょうど来た時に閉店の時間になってしまった。

友達は帰ってしまったが、せっかくだから少し飲もうと言う事になって、

近くの居酒屋に入った。


 1年ぶりだったので、話す事はたくさんあった。

離婚した事も言ってなかったし。


 結局終電になってしまった。

途中何度か瞬には電話を入れていた。

さすがに男の子と二人で飲んでるとは言えなかったけど。


 改札で待っててくれたので瞬の部屋に行った。

微妙に罪悪感はあったけど、

若い子とどうにかなろうとはさすがに思わないな。

パワーはもらえるけどね。

 土曜日に同窓会がある。

毎年同じ時期にあり、去年は2次会が終わる時間に瞬が迎えに来てくれて

一緒に朝まで過ごしたのだった。


 今年も当然行く事にしていた。

でも瞬がいい顔をしない。

本当は先週も飲み会があったんだけど、

2週連続で出掛けると不機嫌になるかなと思って断ったのだ。

なのに気分良く出してはくれない。

「1次会は8時までだから9時には帰って来られるよね」と言う。

子供の門限か?


 同窓会は一応学年全体なんだけど、年々参加者が減っているので

友人を連れて来てもいい事になっている。

だから知らない人も結構たくさん来て、仲良くなったりもする。

瞬を連れて行く事もできるけれど、離婚しているならともかく

まだ不倫の状態なのに人に紹介したくはない。

瞬は自分がいない所で、他の男性と楽しく話すのが嫌だと言う。


 岩盤浴の所でも書いたけれど、私はほとんど自分の為に時間を使っていなかった。

瞬がいない時は子供がいるし、子供が元ダンナの所に行けば瞬がいる。

1人の時間なんて全然ないし、好きな事もほとんどできていない。

初めの頃はそれで幸せだった。

瞬と一緒にいられる事、それだけで満足だった。

でも今仕事がものすごくキツイ。

瞬と一緒にいると仕事の話にしかならない。

全然関係ない人とバカ話で盛り上がって、仕事を忘れたいと思うのは

私の我が侭なのだろうか。


 束縛されるのは嫌いではない。でも限度がある。

毎週毎週出掛けるのなら不機嫌になっても仕方ないかなと思う。

でも1人で出掛けるのなんて離婚してからほとんどないのだ。

結婚もしてないのになぁって思ってしまう。


 何かが少しずつ変わって来たのかな。