■#004 竹中半兵衛、高い馬は買い求めるべきではない■ | みの吉の学校で教わらない戦国時代

みの吉の学校で教わらない戦国時代

群雄割拠の戦国時代。
戦国武将たちは自らの信念を持って必死に生きています。
そんな戦国武将から学ぶことはたくさんあるのではないでしょうか。

日本の戦国時代を中心に学校の授業では教わらない、
エピソードや戦国武将の名言・家訓などのご紹介をしていきます。

誰しも”いいもの”が欲しいですよね。

いい車だったり、いい時計だったり、いい家だったり・・・

その考えはいつの時代も同じことで戦国武将も同じことでした。





当時、いい馬を持つことは武士の誉れでした。

そんな中”豊臣秀吉”(とよとみひでよし)の軍師、

”竹中半兵衛”(たけなかはんべえ)は、
竹中半兵衛



















 「身分不相応な馬は買い求めるべきでない。

  良き馬故ににかえって名を失うこともある。」


と述べています。



戦場において、敵将を見つけたとしてもいい馬であれば、

気になってしまい絶好の好機を逃してしまったり、

下手をすればやられてしまうからです。

武将にとっての一番は戦功をあげることであるにもかかわらず、

いい馬のためにそれを逃してしまっていては本末転倒です。



また半兵衛は、


 「十両あるなら五両の馬を二回買えばよい」


とも述べています。

チャンスがあれば馬を捨て戦功をあげる。

残った金で次の馬を買えばよい、

ということですね。





現代でも、いい車を購入して営業マンが営業に出向かなかったりしたら、

本末転倒ですよね。

何でもいつの時代でも身分相応のものが一番なのではないでしょうか。







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