久しぶりに来たデビッド・オースチンのバラ園
春に豪華絢爛に咲き乱れるバラの競演も良いけれど、
涼しいこの時期の静かな景観も良いもんですねぇ。
ジ・アレンウィックローズ(ピンク) と ムンステッド・ウッド(赤)

ひとつひとつのバラのフォトは、2013年、2012年の記事がありますので、
今回は撮影しませんでした。
その代わりに、少し離れた場所から、いくつかのバラにシャッター切りました。

のんびりゆっくり、ぷう子をわんこリュックに入れてのフォト散歩、
静かな時間のなかで耳が休まり、
大好きなバラを見て、目の保養となり、
そして何より香りに包まれます。

こちらは、メイドマリオン
メイドマリオンは、若々しいピンクですね。

こちらは、ソフィーズローズ
見直してないから言いきれませんけど、今回、初めて出会ったバラだと思います。

ステムが長く、天に天に上るスマートなローズピンクのバラ。

群生に茂るバラのなかで、綺麗だなぁ~と思ったのが、
ハーロウ・カーでした。

色のトーンがあって、キリっと整った花びらが素敵です。
あっち向いて、こっち向いて、そっち向いての咲き方は、
どこから眺めても偏りがなくっていいですね。

こんな風にシャッター切りながら、ゆっくり回っていると、だんなはんに遭遇、
『あらあら、ここで休んでたのね。』
ベンチでぐっすり居眠り中!(笑)
バラの香りに包まれて居眠りなんて、素敵じゃ、あ~りませぬかぁ~!

情報過多のこの時代、人は情報を引き出す海馬(脳の一部)を酷使して
そのため、現代人の海馬はいつも縮んでいるそうな・・・。
ぼぉ~と頭を休ませることで、縮んだ海馬はふっくら元に戻るのだと、
先日、NHKの『ためしてガッテン』で放映していました。
こんな時間は大事な時間ですね。

こちらは、愛すべきシャリファ・アスマ
やっぱり天を向いて、まっすぐ伸びていってます。
ソフトピンクの地味な地味な色だけど、私はあなたの香りにゾッコンです。

そしてこちらは、クィーンオブスウェーデン
花はこれからだと思うけど、この背丈にビツクリでした。
2メートルは優に超えていて、
我が家のシャリファみたいだなぁ~と。

こちらも初めて出会うバラ
ザ・ポエッツワイフ

優しく控えめなイエローで、ほっと落ち着きます。

黄色いバラは切り花にして食卓に飾ると、
お料理が美味しく見えることを、最近発見しました。

お庭があったら、黄色いイングリッシュローズ、育ててみたいです。
姉は黄色のバラだと、ゴージャス感のあるグラハム・トーマスが好きですが、
私は、ザ・ピルグリムが好きです。
ここに3年前の秋に来たとき、コガネムシがわんさといたけれど、
今回は一度も見ることがありませんでした。
新しい発見は、バラの根元から少し離れた場所に、ミントが植えこまれていました。
防虫効果のためですね。
土の表面はいつ来ても、バーク堆肥でいつも分厚く覆われています。

広いガーデンも、バラ好きな人にとっては、あっという間の時間です。
前回、前々回に花を見れなかったザ・ウエッジウッドの開花にも出会い、
コノバラの品の良いすがすがしい香りを、初めて嗅ぐことも出来ました。
その他、
ジュード・ジ・オブスキュア、
アンブリッジローズ、
エマ・ハミルトン
など、
芳しいバラの再会も心癒される時間でした。
イングリッシュローズは香り高くい花が多く、
そのひとつひとつに異なる魅力があって、
多分それはじかに出会って感じることのできるものだと思います。
最後のショットは、ムンステッド・ウッド
深紅のバラは、やっぱりバラの世界に君臨する色かもしれないなぁ~と
この眺めを見て、思うのでした。

だってほら、向こうの電柱が教会の十字架に見えません?
これって赤バラの魔法かも・・・です、はい。

今月23日、デビッド・オースチン氏が来園されるそうです。
お近くの方は、是非!
イングリッシュローズの品種ごとのアップフォトは過去記事でご覧ください。
2013年秋記事 このあたり:
2012年夏記事 このあたり: