2014.8.25
今日、夕方、ダァーさんに聞いた。
「ね、今日何食べたい?」
「う~ん、テレビの料理コーナーで素麺してたから、素麺!」
「素麺ね。」
「でな、テレビでは、茹で卵が素麺のなかに入ってたんだよ。」
「茹で卵?」
「卵入れるといいんだろ?素麺に。」
「素麺ってほとんど糖質だから、タンパク質が足りないもんねぇ。
でも茹で卵、私はやだわ。付け出汁が濁るもん。」
「にごるかぁ~。」
「同じ卵なら、錦糸卵にするべきっじゃない?」
「錦糸卵?」
「でも私だったら、いっそのこと、だし巻として別につけたいわぁ~。」
「お、だし巻、いいね、今日はそれにしてくれ!」
ということで、今日はダァーちゃんの食べたいメニューになりました。
こちらは、素麺に入れる海老です。
茹でた後に塩をふっておきました。

で、その時、思いました。
海老の殻って一番海老の出汁が出るなぁ~・・・
そこで、海老の殻を、お塩とお酒で煮てみました。

すんごく、美味しい海老の出汁になってます。
で、思いつきました。
これを使って、だし巻作ることにしました。
卵に、濃いめに煮詰めた上記の出汁を入れ、ほんの少量の白出汁を加えます。

そうして、焼いたあと、残りの海老出汁に片栗粉を入れて、
とろ~り、餡としてかけていきます。
たっぷり海老の旨みが効いた、だし巻の出来上がりです。

ということで、こちらが素麺。
海老と卵の材料がダブリますが、
錦糸卵は、卵に砂糖を入れて焼いたもので、だし巻とは味が異なります。
高知の方から頂いたスダチの輪切りをたっぷり乗せて、
椎茸の甘煮とわかめ、かまぼこも加えたら出来上がり。

麺は、三輪素麺です。
いつも2分ジャストで茹でてます。

つけ出汁は、スダチの皮をおろしたものを加えます。
青ネギ、生姜は一切いれず、これのみで頂きます。

こうしていただくと、スダチのビタミンが身体にしみわたるように
実にスッキリするのです。
夏もあとわずかですね。
一昨日の残りの白ワインを添えて、
今夜も召し上がれ♪
