ベランダでは、ミニバラのチュチュ・オプティマが
春からずっと咲き続けてくれています。
去年、庭から掘り起こしたとき、根はコガネキッズに食べつくされ、さんざんでしたが、
今では、こんなに回復してくれました。

春の開花とは異なり、花びらの数がすくなく柔らかな薄桃色のチュチュ。
この装いも、ナチュラルで何ともいえず可愛いです。

そして同じく、ミニバラのラミー。
こちらも、春から途切れることなく咲き続けてくれています。
ベランダはミニバラ達のいわば集中治療室みたいなものでしょうか・・・。
黒星病とも無縁の好環境です。

しかし、そんなベランダも、出入りから離れた場所の
パレードとイヴにとっては、春以降、散々でした。
四季咲きなのに、ちっとも花がついていないのには、理由があるのです。

まず最初に出現したのが、チュウレンジバチの幼虫です。
数がハンパなかったですが、被害はまだ葉だけで可愛いものでした。
しかし、二番目にお目見えしたホソオビ。
これはかなりのツワモノでして、ヤツラはカラダがデカイ分、
葉だけでは満足せず、新芽と小さな蕾をねこそぎ食べつくしていきました。
このホソオビを必至の想いでピンセット駆除し、ほっとしたのも束の間、
今度は黒い害虫・バラゾウムシの出現です。
小さな身体にもかかわらず、コヤツは、蕾のついた花首をボキボキ折るように食べつくしていくのです。
ほとんどの蕾が、こうしてなくなっていきました。
このように、チュウレンジバチ幼虫も、ホソオビも、バラゾウムシも、
どれも今年初めてお目見えした害虫です。
そんなわけで、今年は虫に泣かされています。
そんななか、ストロベリーアイスは次々と開花し、
今日もまた、新しい蕾を開花してくれました。
虫にモテナイバラって、最高です。
強くて花持ちよく、そして虫にモテナイ。
なんと頼もしいバラなのでしょう~


さて、そんななか、先月、施したシャリファアスマの挿し木。
キッチンに置いて毎日乾燥させずに水を与え続けたところ、
なんと4つの挿し木が成功しております。
成功率100%っ!

みてください。
この新鮮な新緑を。
(一番手前だけがパレードの挿し木で未だ変化なし。)

ほらほら、シャリファの新しい芽ですよ。
なんて可愛らしいのでしょう。
生まれたての赤ちゃんのよう。

シャリファは、こんなにちっちゃい頃から、まっすぐ上に伸びるのですね。

憧れのシャリファをベランダに埋め尽くすことが出来たら、夢のよう。
一苗だけで、ベランダじゅうが香っていますのに。
そうそう、我が家に二つあるイヴピアッチェは、来年、姉のところにお嫁に行きます。
パレードとイヴの色が同じローズピンクのため、手放すことにしたのです。
場所が狭いための選別でもあります。
姉はたいそう喜んで、冬が来るのを楽しみにしております。
そうして、ベランダのイヴの場所に、このシャリファ2世を幾つか育てたいなと思っています。

しかし、挿し木といえば、あのフランシス・ジュランビルはどうなったかというと、
このようになっています。

伸びとりますがな・・・。
一苗が3年で巨大化するジュランビルですぞ・・・。
さらに4つもどこで育てますねん・・・。

ほんとに、どないしましょ、
どなたかいりません?
まじでいりません?
1年で10メートル伸びますけど、
伸ばす場所のある方、いりません?
まじで育てたい方、
いらっしゃいません~?!
to be continued
なのであります。