さて、こちらはベランダに仕立てている パレード です。
ストロベリーアイス 以上の猛獣で、
以前、ひっかいた左手の傷が、まだ取れません。
今年、大苗でお迎えしたつるバラです。
春から、力強いベイサルシュートが3本も出て、順調に育ってくれています。
(画像、左下は パレードではなく、イブピアッチェの鉢です。)

天井に達した茎をグイィ~ンと曲げて、なんとかおさめています。


この子は、本当に写真うつりのよい子で、
いつ撮影しても、色鮮やかで華やかです。

そうそう、以前、ブログでアップしていたベイサイルシュートの先ですが、

つるバラのベイサルシュートをプチンと摘み取るのがよいのかわからず
このままにしていましたら、
あまりの花数のせいか、まともに咲いたものがありませんでした。
色もご覧のとおり、薄くなりましたし。
やはり、つるバラも木立のバラと同じく、
ベイサルシュートの先を摘み取らなければいけないみたいですね。
でないと、ほうき状になったこの蕾にエネルギーがかかりすぎるみたいです。
いやぁ~、勉強になりました。
☆o(_ _o)
このパレードを、今から育てたいなぁとお考えの方の参考になればと思い、
欠点を挙げてみますと、
(欠点を挙げることで、かえってその特徴が判ることってありますね。)
実は、このバラ、あまり花持ちよくありません。
ストロベリーアイスが12日間ずっと綺麗に咲いてるのに対し、
パレードは、その半分くらいの期間。
こうして花瓶に活けても、やはり、綺麗な姿は3日がいいとこです。
でも、花びらがひらひら散ることがないので、散らかりません。

そして、ステムがとても長いので、
上の画像のように、下からぐっとアングルを見上げる形だと美しいのですが、
真横から水平に見ると、こんな風です。
あまり、綺麗なシルエットではないです。

首が折れそうに、傾いています。
ステムが細く、長く、花重いので、うなだれるのです。

なので、壁面に誘引するバラとしては、
できるだけ高い位置、高い塀があるおうちには、
それはそれはすばらしい景観となるでしょうが、
上から見下ろす位置のフェンスなどでは、その美しさが際立たないと思います。
ステムの長いか短いかが景観上、重要と言われた村田晴夫さんの言葉に
なるほど~~!!
と感じてます。
我が家のベランダの高さは天井が2メートルですから、
どうしても低い位置に水平に誘引する茎が多くなるので、
その美しい景観は享受できないかもしれないのですが、
切り花にして、こうして下から見上げる位置に花瓶を置く事で、
楽しみますとも。
だって、こんなに艶やかなんですものね。

さて、切り花にしている間にも、また一輪、咲いてくれました。

次から次へと咲いてくれるパレード。
それが何より、私にとっても贅沢です。
土に施していた肥料も食い尽くしたのか
水やりのときに、鉢から流れ出てくる水が、あれほど有機物で濁っていたのが、
パレードだけ、もう無色透明になっています。
10号鉢では小さいのかもしれませんね。
素敵な我が家のつるバラです。
♪ (^ー^)ノ☆*.。