「LA TRAVIATA」-楽譜届く | あなたに,も一度恋をする

あなたに,も一度恋をする

わんこと,お花と,お料理と…そして介護

イメージ 1

今日、オペラ「椿姫」からの《プラヴァンスの陸と海》の楽譜が届きました。
オペラのスコアだと思って、ムッチャクチャ楽しみにしていましたのに、
これは最初からピアノとカントのための歌スコアでした。
んーーー。ガックシです。

ご依頼者の方からはF-Durと聞いていたのですが、
実際に見てみるとDes-Dur、いわゆる♭5つ調で、全然違う調でした。
ここまで揃っていますと、ただ移調するだけでよいというチョー楽な作業です。
なぁ~~んだぁ、カンタン。

でもって、ちょっとスコアをさらってみました。
オペラを観ても、とっても簡単なオケ演奏でしたが、
楽譜を見ますと、そーですねーー。
♭が5つもなければ、これはピアノの初級をちょっと越えた人がひくような
ウンチャカチャカチャカ、ウンチャカチャカチャカ・・・。
んーーーーーーー!!!!!
歌でなければ、コレ、子供用の童謡みたいになっちまいます!

で、考えました。
ご要望は、フルートで、あのバリトンのですね、
この歌のもつなんともいえない哀愁漂う、深い父の情といいますかね、
優しさといいますかね・・・
そんな年老いた男の、わが子への想い、
これを、高音の木管楽器でですね、どのように表現できるのでひょうかい?!

で、ですね、考えました。
このような単調な伴奏で、なぜあのように、素晴らしい場面が出来たのかといいますとね、
(もちろん、ピアノではなく、ひそやかなオケなわけですが)
それは、やはり人の歌声と言葉があるからではないですかね。
器楽にはない、一音のなかにさまざまなニュアンスを織り交ぜてる。

この曲はまったく同じ部分を二度繰り返しているわけですが、
歌ではなく、楽器だと、同じ伴奏だと少々、飽きがきますね。退屈ですね。
んーーーーー。。。。
当然、フルートが吹ける調に移調させ、どこまであの場面に近づけれるのでしょう。
んーーーーー。
楽器、変えてほしかぁ~~ですが・・・、
ま、やってみます。
多分、移調だけでなく、ピアノも旋律も、細かく変えねばならないんでねえかい?