アメブロ更新前に悲しいニュースが入ってきた。
広島商のコロナ辞退。
もちろん広島商は悪くない。悪いのはコロナ辞退を当たり前にしてしまった世の中である。
私はこの世の中を許せない。
バカにされようが嫌われようが蔑まされようが私は「コロナ辞退」に反対する。
こんな小物1匹が反対したところで世の中は変わらないのはわかっている。わかっているけど言わずにはいられない。無言を貫いて肯定する立場に居たくはない。
一体大人たちは、こんな時代を作って子どもたちの青春にどう責任を取るのでしょうか?
お願いだから早く終わらせて。
◾️第1試合:近江7-2聖光学院
序盤逆転した近江が勝利、ベスト8進出。
初回、近江の山田投手は制球定まらず。2四球や暴投が絡み走者を進め犠飛で聖光学院が先制する。2点目は素晴らしい中継プレーで阻止。2回表三者凡退に抑え、そのウラに近江が一死満塁から畳み掛け4点を挙げ逆転、犠飛でこの回一挙5得点で試合を優位に進める。序盤で点を取り合ったのでこのまま点の取り合いになるかなーと思ったのですが、中盤はやや膠着。6、8回にまた近江が1点ずつ取り、そのまま勝利。
京都国際の出場辞退から急遽出場となった近江ですが、2勝挙げました。センバツの選考が秋の成績を元に、なのでその頃とまたチームの状態も変わっていると思いますが、これが補欠のチームだったのか、近畿やっぱりレベル高っ!と思いました。
勝利監督インタビューで多賀監督がいきいきと話していたのが印象的でした。
◾️第2試合:金光大阪4x-3木更津総合(延長13回タイブレーク)
今大会6試合目の延長戦、3回目のタイブレークとなった試合は金光大阪が押し出し死球でサヨナラ勝ち。初のベスト8進出を決めました。
金光大阪・古川投手と木更津総合・越井投手の投手戦。6回ウラに金光大阪が均衡を破る。木更津総合は7回表に二死三塁まで攻めるも無得点。8回表に勝負に出る。走者を1人置いて越井投手に代打、走者に代走を出す。この打席で犠打が野選を誘い、更に安打も出て、これで無死満塁かと思ったら、三塁コーチャーが三塁走者に接触した(肉体的援助)で三塁走者がアウト。更に三振でチャンス潰えた、かと思ったら次の打者のゴロが二塁手が手につかずで同点に追いつく。そのウラ、金光大阪も二死満塁と攻めるも無得点。9回ウラにも金光大阪はサヨナラのチャンスを掴むも無得点。そして6試合目の延長戦へと突入、それでも決着つかずにタイブレークまでもつれ込む。13回表に木更津総合が勝ち越し。ウラ、金光大阪は二死になりながら死球で満塁とし、併殺崩れの間に1点差、更に四球で再び満塁とし、四球で押し出し、そして最後は死球でサヨナラ勝ちとなった。
初戦は四球でサヨナラ勝ちの木更津総合、今日は死球でサヨナラ負けでした。
金光大阪の古川投手は結局完投し160球くらい投げました。途中出場の岡治選手は12回のピンチを救う2つの好捕が素晴らしかったです。
木更津総合は8回で勝負をかけた後、継投で点を取られるケースとかもちょいちょいある中で延長、タイブレークまで持っていっていたので投手層が厚いのだなと思いました。
ハイライトで、サヨナラ死球の時のガッツポーズをする打者と項垂れる捕手が対照的すぎて、感情が交錯する場所なんだなーと改めて思って、胸が締め付けられるというか、切なくなるというかそんな気持ちになりました(捕手寄りの感情に移入)。
悔しい思いも甲子園に来れたからなんだよ、胸を張って!と謎の「何目線?」で心の中でエールを送りました。
今大会で今のところ一番印象に残ったシーンかもしれない。
◾️第3試合:國學院久我山6-3高知
國學院久我山が失策につけ込み序盤からリードしそのまま勝利、初のベスト8進出。國學院久我山のセーフティバントが効果的な試合でした。高知は守備に痛い失策がありました。
初回から國學院久我山のセーフティバントが炸裂。一死二、三塁からセーフティスクイズで先制、更に本塁へ送球した球が逸れてこの回2点(投手野選と悪送球)。3回ウラに高知は高橋友選手の犠飛で1点返し反撃開始といきたかったが、5回に継投した川竹投手を國學院久我山のセーフティバント攻撃が襲う。セーフティバント2本に失策も絡み三塁まで進み2回目のセーフティスクイズで追加点を挙げ、更に適時打でもう1点挙げる。そのウラに久我山も継投するが高知は三者凡退に抑えられる。高知は8回に1点、9回も連打と四球で一死満塁まで攻め高橋友選手の犠飛で1点返す。一発出れば同点の場面を作るも四番の川竹選手が内野フライに倒れゲームセット。
高知は守備のミスが痛かったけど、やっぱり國學院久我山のセーフティバント攻撃が効いたのだと思う(素人目)。でも、高知は本当いいチームでした。
先発・9回にもマウンドに上がった山下投手が最後の攻撃の時ベンチから「頑張れ」と言っていて(ような気がする、人違いかもしれない)胸が熱くなりました。
今日も登板した明徳義塾・吉村優聖歩投手感のある中嶋投手、秋出場がなかった9回先頭打者で初打席で初安打を放った門野選手など、そういう選手の活躍があるのは大きいなと思いました。
夏も・・・、といきたいのですが、ここ数年明徳義塾推しなので、明徳義塾も応援したいからどうすればいいかわかりません。←知るか
國學院久我山はイチローさんの指導を受けたことでも話題ですが、あのセーフティバント攻撃はイチローさん伝授なのだろうか。ちょっと気になりました。
ちなみに今日もニュースで中断ありました。4日連続です。平和に高校野球を見ていますが、世の中はそれほど平和ではなさそうです。
本日の結果。