2010年。 | Mの独り言

Mの独り言

高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

普段はツイッター依存症で、他のSNSはたまにしか見ないのですが昨日はFacebookを見て本当に良かったです。
2017年に高校野球ファン交流部のイベントでお会いしてFacebookで繋がって頂いた興南高校が春夏連覇した時のレギュラーだった国吉大陸さん(その節は本当にありがとうございました)がテレビに出るというお知らせをしていたのですが、もしFacebookを見ていなかったら見逃すところだった。

2010年の興南は空でスタメンが言えるくらい好きです。
春は大学卒業の時期だったのでバタバタしながらでしたが、決勝の日大三戦は見ていました。
同点で延長に入り、12回に5点取って興南が優勝を決めました。
興南のキャプテンの我如古盛次さんと日大三のエースの山崎福也さん(現オリックス)が共に大会の安打タイ記録に並んだんだ、という記憶がある。
夏もそこそこ社会人をやっていたので多くはチェックできませんでしたが、準決勝は何とか休みをもらって報徳学園戦を興南側のアルプスで観戦しました。
序盤に5点を取られる厳しい展開からの逆転勝利。
逆転の時には近くにいた全く知らないおじさんとかとハイタッチしたりしていた。
アルプスの応援はやっぱりこうでなくっちゃ。

決勝の東海大相模戦は快勝で優勝。
優勝後のウエーブは凄かったなあ。
夏は沖縄勢初優勝だったしね。

この時の興南は春も夏もほぼ不動のメンバー(決勝の最終回はベンチのメンバーを入れていた記憶) だったからスタメン言えるって信じているわけですが、国吉大陸さんは一番二塁手で、夏は解説の方が手をつけられないと評したほど打っていました。

今回のテレビでは双子のお兄さんの大将さんと「天才双子」として紹介されていました。
大将さんはベンチ入りしていたけど、試合では見なかった記憶だったのですが(三塁コーチをされていたとのこと)、その理由もわかりました。
中学校の時は大将さんが一番二塁手で大陸さんが四番遊撃手で、大将さんは骨折があったり守備を重視するチーム事情の中で遊撃手に大城滉二さん(現オリックス)が入り大陸さんが二塁手に入ったことでレギュラーを外れたらしい。
この話は初めて聞きました(本当にFacebook見といて良かった、たまに見よう)。

大陸さんは選手権後に全日本選抜に選ばれ、そこで山田哲人さん(現ヤクルト)を見て、プロ野球選手への道を諦めたそうです。
昔林裕也さんが同じように全日本選抜で堂上直倫さんを見て高卒でプロ志望届を出すのをやめたという話を聞いたことがあるようなないような。

あれからもう10年ですか(遠い目)。
この前甲子園歴史館でも思ったけど、高校野球はいつまでも色褪せないですね。
ステキな思い出は色褪せないものなのだ。