第99回全国高校野球選手権大会ー第14日目・決勝ー | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

  埼玉の花咲徳栄が埼玉県勢初の夏優勝で今大会は幕を閉じました。
  花咲徳栄強かったなあ。
  勝ち上がり方を見て負けそうな要素がなかった、正直最初の方は見られていないのでスコアを見て、ということなのですが、全試合で9点以上、ほとんどが大勝でした。
  唯一苦しんだ東海大菅生戦も勝ちきって、決勝でも快勝。

  勝つべくして勝ったと思います。

  花咲徳栄、おめでとうございます!

  そして、広陵。
  4回目の準優勝、悔しかったと思います。
  それでも、記憶に残る試合ばかりで、中京大中京戦で序盤の劣勢から逆転勝利。
  ここから勢いに乗って全て強豪校と当たりながら、打ち勝ってきました。
  見事な戦いぶりでした。
  花咲徳栄の存在に気づく前は広陵が優勝だと思いましたもの。
  素晴らしい準優勝でした。




〇広陵×花咲徳栄
  先攻を花咲徳栄がとったことで若干花咲徳栄が有利かな、という感じでした。
  ただ、9ウラに色んなことが起こる大会だったのでウラもありかな、みたいな、まあどっちかわからないってことです。

  先制は花咲徳栄。
  こうなると試合は花咲徳栄ペース。
  序盤は広陵も食らいついていたのですが、1点ずつしか取れなかった。

  多分、最初の打席で中村くんが本塁打打ったら、試合は大きく変わっていただろうな。
  その打席は二塁打だったのだけど、やっぱり中村くん、すごいや。
  昨日も打席に入るときにすごい拍手が起こっていました。
  みんなの期待を背負い、見事に応える。
  逆に中村くんはこの試合、今大会初三振を喫したらしいのですが、その時の拍手がまたすごかった。
  打っても打てなくても沸かせてくれる打者でした。
 
  中盤に花咲徳栄がビッグイニングを作ったのですが、ここに広陵のミスが絡んでいたのが惜しかった。
  ミスがなければここまで点差は開かなかったかな、という感じですが、一生懸命やった結果だから仕方ない。
  ミスを起こさせた花咲徳栄打線がすごかったっていうことだと思う。
 
  広陵は代わった投手に強いというイメージでしたが、さすが日本代表の清水投手は甘くなかった。
 
  最終的には10点差、でも安打的には広陵も13本。
  意地は見せられたよね。
 
  広陵応援していたので、広陵目線で書きましたが、悔しいくらいに花咲徳栄は隙がなかったです!
  今日も太刀岡くんのユニフォームは真っ黒でした。
  綱脇、清水のリレーも見事に決まり、まるで10年前の佐賀北だ(馬場・久保リレー)。

  投打にレベルの高い花咲徳栄の完全勝利でした!
 

         徳栄 2 0 2  0 6 4 0 0 0 =14 H16 E0
         広陵 0 1 1  0 1 1 0 0 0 =4     H13 E2


  今大会は様々な記録が生まれました。
  まずは大会通算本塁打を更新、個人最多本塁打・個人最多打点・個人最多塁打(いずれも広陵の中村くん)と記録を塗り替え、史上初の1試合2本の満塁本塁打とか史上初の代打満塁本塁打、16試合連続本塁打というのもありましたね(記録かどうかは知らない)。
  決勝以外毎日本塁打というのも珍しいですね。

  そして最後に埼玉県勢初の夏優勝で歴史を変えました。

  100回大会を前に、歴史が変わった大会となりました。
  来年から優勝旗も一新されるので、新たな歴史を受け継ぐ感じで、これも運命的ですね。

  花咲徳栄、優勝本当におめでとうございます。
 

  今年の夏もありがとう。




 
  最後に、順延の影響で準々決勝、準優勝と録画できていなかったので、ダビングしてくださる方を募集しています。
 本気の募集なのでよろしくお願いします。