第99回全国高校野球選手権大会ー第7日目ー | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

  野球関係ないのですが、昨日の夜、何となく片付けを始めたら深夜2時くらいになっていました。
  夜って何でこんなに作業がはかどるのかしら。

  さあ、今日も連続本塁打記録は伸びるのかな?
  そんなところにも注目しつつ、今日から1回戦から登場組も出てきますが、ここからは大会のペースが早くなる気がする。

  そういえば、今日は井上知己さんが甲子園に行ったということで、「済美応援してきてください」とメッセージ送ったら満員で入れなかったそうな。
  第4試合までには入れたかな?


〇第一試合 京都成章×神村学園
  京都成章は80夏に準優勝があり、神村学園は77センバツで準優勝があります。
  京都成章は横高の松坂大輔投手に無安打無失点という記録を決勝戦で達成されるのは屈辱だったかもしれません。
  まあ、お陰でというとあれですが、当時のことを知らない私でも名前だけは聞いたことある。
  神村学園は私が高校3年の春に準優勝。
  初出場で創部3年目くらいだったかな(毎回忘れる)。前年創部3年でセンバツを制したということで「済美に続け」を合言葉にしていました。
  現西武の野上亮磨投手がエースだったかな。
  神村学園の帽子の「K」の字体がいいですね。

  先攻:京都成章/後攻:神村学園
  3表、3つの四死球で満塁となったところでのものすごく勢いのない打球でアウトがとれないという神村学園にとっては不運な当たりで京都成章が先制。
  動きそうにない試合でしたが、少し流れが変わったのは6回、表の京都成章の攻撃を三者凡退に抑えた神村学園は、先頭の俊足の羽月が二ゴロで間一髪アウト。田中怜央那が肩甲骨に死球を受けて臨時代走が出ます。臨時代走は頭部の死球じゃなくても出られるんだなあ、しかも俊足の羽月が臨時代走だし。エンドラン?で一死一三塁。三振で二死三塁。そして、田中祐大の逆転適時三塁打で神村学園が逆転します。しかしそのあと田中祐は三本間に挟まれアウト。
  また流れが変わりそうなところで、7表、一死から京都成章は四球で出塁、椎原は右翼手の頭を超える二塁打。一塁走者が本塁を狙うもこちらも三本間に挟まれアウト、打者走者はその間に三塁に進むも二飛でスリーアウト。
  7ウラ、神村学園は三者凡退。最後はナックルで三振。
  8表、大きな中飛と三振で二死になるも四球と北山の安打で二死一二塁。次の打者でボールカウントが3-1になったところで、神村学園は青柳から中里へ継投。86センバツの龍谷大平安の中田か!と言いたくなるしびれる場面での登場。
  初球がボールで四球。二死満塁。京都成章は代打岸田。岸田の当たりは中堅に抜けるかと思ったら投直。3者残塁。
  8ウラ、神村学園は二死一三塁と攻めるも北山投手が11個目の三振。毎回奪三振。
  9表は京都成章は一番から。二死走者無し。雰囲気的にもこの試合は終わるかなあ、というところで、茂木の大会第30号のソロ本塁打で同点!!
  本塁打も連続12試合まで伸びました。
  京都成章に流れが来たかな、どうかなというところで迎えた9ウラ、先頭が一安打、投手のベースカバーが遅れた。更に犠打が投手の野選で無死一二塁。犠打を決めて一死二三塁。満塁策も考えられる場面で勝負!!中里は粘る。粘って三塁へのゴロ。
  もちろん本塁へ送球。クロスプレーはボールがこぼれて神村学園サヨナラ!
  中里はこの夏初めての安打だったそうだ。

  京都成章の北山投手は悔しいだろうなあ、最後は自分のミスで走者を出してしまった。
  でも、8回まで11奪三振はすごい。
  逆に神村学園の中里投手は全部持っていった。
  しびれる場面で抑え、最後はサヨナラの内野安打。

  このまま終わるかと思われた、9回二死からの同点本塁打もすごかった。
 
  試合終了後の拍手がこの試合を物語っている気がした。

  神村学園3x-2京都成章。

  無失策試合。
  今大会にしては珍しいロースコアの接戦。
  でもやっぱり終盤に試合が動いているんだよなあ。


  神村学園は次は明豊と九州対決。
  今大会2回目の九州対決。
 

〇第二試合 高岡商×東海大菅生
  東海大菅生は西東京大会でセンバツ出場の日大三と早実を相次いで撃破したことで注目されています。西東京大会で4年連続決勝進出とかではなかったか。「出場おめでとう」と素直に思います。
  決勝前に「空気読まないんで」と言っていたのがかっこよかったですね。
  空気なんて読まなくていい。世間が清宮を期待していようが関係ないもんね!知ったこっちゃないわって話。清宮のためにやっている訳じゃないんだから。
  はい、すみません!
  東海大菅生は「SUGAO MIX」という応援が有名なんですね。私も好きです。
  あと、チアのユニフォームの文字が「SUGAO」のあとにハートついていた。初めて見た。
  高岡商は今年のセンバツにも出場しました。
  高岡商も何気に面白い打撃戦をするというイメージがあります。
  吉本選手は157㎝、今大会出場する選手で一番小柄な選手。小柄な選手は無条件に応援したくなる。

  先攻:東海大菅生/後攻:高岡商
  東海大菅生が2回表に大会第31号となるソロ本塁打で先制。
  13試合連続で本塁打出ています、これいつまで続くんだろう。
  2ウラ、二死から連続四球からの谷内(やち)の適時打ですかさず高岡商が追いつく。
  この場面、抑えていたら東海大菅生のペースになるところだったと思いますが、この試合は荒れそうな予感がしましたが、この後はなかなか動かず。
  3回は両チーム出しながら無得点。4回も高岡商は走者を出し、東海大菅生は4・5回三者凡退。
  5ウラ、高岡商初めての三者凡退。
  6表に東海大菅生は三塁打と犠飛で勝ち越し。安打で尚もチャンスを作るも併殺。
  今日は三者凡退から試合が動き出す。
  ウラ、一死から二塁。二死になって、東海大菅生は中堅手を交代。遊飛でスリーアウト。
  7表にも東海大菅生は1点追加。
  8表、高岡商は継投、土合は一塁へ。
  四球と犠打野選と悪送球も重なり無死一三塁。「SUGAO MIX」が流れる。そしてここで適時打、東海大菅生1点追加、無死一三塁。盗塁、打者三振で一死二三塁。遊ゴロは本塁でアウト。二邪飛で抑える。
  9表、一死から走者一掃の適時二塁打と失策で一死三塁。適時打で追加点、暴投、四球となったところで土合が再びマウンドに。そして、大会第32号の本塁打も飛び出してこの回一挙7得点。
  こんなに点差が開くとは・・・。
  ウラ、連打で無死一二塁を作るも後続が断たれ試合終了。

  序盤はこの試合もロースコアの接戦になるかと思いましたが、じわじわ点差を離していった東海大菅生が最終的に大きく突き放しました。

  東海大菅生11-1高岡商。
 

〇第三試合 青森山田×彦根東
  青森山田というと・・・?福原愛ちゃん。
  私が高校野球を見始めた頃の青森というと青森山田です。
  元ロッテの柳田将利がいたりして。
  青森は光星学院と青森山田の2強時代もあったと思いますが、最近は光星学院(八学光星)が多かったかなあ。
  最近夏は出場していないと思ったら8年ぶりなんですね。
  グレーのユニフォームが好きですね。左腕の桜もポイント。
  全てのことは野球に繋がるという考えのもと「野球の前の野球」を大事にする、だっけかな。
  彦根東は開幕試合で9回逆転サヨナラを制しました。
  今日もアルプスは真っ赤です。「赤鬼魂」。

  さて、恒例の10年前の比較。
  49代表最後の登場の学校と開幕試合勝利の学校の対戦カード。
     10年前→宇治山田商×佐賀北
     今年→青森山田×彦根東
  「山田」が入る高校×公立校、というどうでもいい共通点に気がついちゃった。

  彦根東は先発は背番号11の原功征投手。左の横手投げ。
  青森山田の先発は背番号10の斉藤勇太投手。右の横手投げ。

  先攻:青森山田/後攻:彦根東
  3表に青森山田が先制。三塁へのゴロが岩本がこぼして、失策かと思いきやその後の処理をしっかりして一死。2回り目の相坂がこの試合初となる二塁打、二死後に適時打で還って先制。
  ウラ、彦根東は二死になって内野安打、三塁手が悪送球で打者走者が二塁を狙うもアウト。
  流れとしては青森山田になりつつある。
  4表には大会第33号となる2点本塁打で青森山田がリードを広げる。
  えーと・・・。14試合連続ですか。
  更に1点追加したところで、彦根東は継投。背番号1の松井投手。
  松井投手からも1点。死球で二死満塁から投ゴロでスリーアウト。
  青森山田が流れを掴んだ。
  ウラ、二死から岩本が四球で出塁、辻山内野安打(ベースカバーに入れなかった)で攻めるも吉本三振。
  5表、中澤の2打席連続の本塁打。大会第34号本塁打。
  原晟也の好捕(遊直)で攻守交代。
  6表に彦根東は継投。松井から増居。二死から二塁打があり、三者凡退にはできず。
  7表、青森山田は初の三者凡退。
  ウラ、二死から三塁への内野安打と初めての外野への安打と四球で二死満塁。ここで代打。代打中井の打球は高く跳ねた投ゴロ。ギリギリでアウト。このチャンス無得点。
  今日の三者凡退からの流れがあったので得点あるかと思ったけど、まあ、毎回ではないということですね。
  8表、青森山田三者凡退。
  ウラ、一死から連打と併殺崩れの間にようやく1点。安打が続くも吉本が一ゴロでスリーアウト。
  9表、青森山田は二死から安打で出塁し、三人では終わらない。一塁走者盗塁で二死二塁。左前安打で二塁走者が本塁を突くも高村からの好返球でアウト。
  ウラ、彦根東は簡単に二死になる。8回の守備から出場していた背番号18の仲川が大会第35号の本塁打!!
  続く原晟也が三塁打で二死三塁。球場が沸き上がる。
  最後はいい当たりの三直で試合終了。
 
  やっぱり試合は後半に動きました。
  さすが初戦逆転サヨナラしたチーム、彦根東は最後まで見せ場を作ってくれました。
  真っ赤な応援も素晴らしかった。
  青森山田は序盤のリードをしっかり守りきった。
  青森山田は継投のチームということでしたが、今日は斉藤投手が一人で投げきりました。

  青森山田6-2彦根東。

  無失策試合。

  青森山田の応援がすごくステキでした。
  ファンファーレ?の後の行け押せ的な掛け声がカッコいいです。
  「あーおもりやまだっ」か「かーっとばせっ、やまだっ」かわからないけど、そんな感じのやつ(正確には聞き取れていない)。
  応援No.1候補になりました。


  この試合で、2打席連続本塁打がありましたが、3日連続なんですね。
  神戸国際大付の谷口、天理の神野、青森山田の中澤と。
  一人2本塁打も入れるなら広陵の中村も1試合2本塁打なので4日連続ってことになる。
  ひやー。
 

〇第四試合 済美×津田学園
  済美は初戦で雨による中断がありながら、再開後に打線が繋がり逆転勝利。
  津田学園は初出場校対決を制して、今大会初出場で唯一初戦突破。延長サヨナラで初戦を制しました。
  この試合は愛媛県勢、久々の2勝がかかっているので、何とか済美には勝ってほしい。
  本当に見る側は勝手なことばかり言う。

  先攻:津田学園/後攻:済美
  試合は済美・左翼手吉岡の好捕で始まります。フェンスに当たりながら捕ったのですが、ファウルかフェアかのギリギリのところで、しかもフェアだった。
  1ウラ、一死から連続四球と暴投で一死二三塁。八塚の三ゴロで走者が還って済美が先制。
  3表、津田学園が内野安打と四球で一死一二塁を作るも抑えます。
  4ウラ、亀岡の大会第36号本塁打となるソロ本塁打で1点追加。亀岡は2試合連続本塁打。本塁打連続試合数は15試合。
  5表、失策で津田学園に無死から走者を許してしまう。併殺にとって二死。四球を与えるも三振で抑えます。
  6表、津田学園は一番からの攻撃。四球と犠打で一死二塁。二ゴロで三進。上下を見逃し三振に仕留める。
  ウラ、済美三者凡退。
  7表、津田学園を三者凡退に抑え(ニュースの間に渡邉中堅手の好捕があったらしい)、ウラの済美の攻撃。簡単に二死をとられるも、八番の矢野が四球を選ぶ。ここから連打!
  伊藤の安打で一死一三塁。一番渡辺・二番宇都宮の連続適時打、更に亀岡の2打線連続の本塁打でこの回一挙5点。
  津田学園は水谷から若林に継投。
  大会第37号の本塁打ということで、とうとう本塁打は去年の夏の通算本塁打数に並びました。
  8表、済美も継投。八塚から背番号11の栗田。アンダースローの投手。
  二死から菊地がセーフティバントで出塁も栗田が菊地の盗塁を刺します。
  ウラ、若林に代打を送ったので津田学園も投手が代わります。
  四球で栗田が出塁も盗塁死。
  9表、先頭が安打で出塁。二ゴロを一塁でアウトをとり、二塁にも送球して攻めた守備も二塁はセーフ。連続死球で一死満塁。大きな左飛で走者が還って津田学園に1点が入ります。
  尚も二死一三塁。最後は空振り三振で試合終了!!

  愛媛県勢は10年ぶりに夏2勝しました!
  ありがとうございます!
  10年前は今治西がベスト8だったのでそれを超えてくれることを期待したいです。
  2勝できたので、久しぶりに勝率もちょっと上がります。

  津田学園もよく振ってくるチームで怖さがありましたが何とか逃げ切りました。

  亀岡選手の本塁打は大きかったし八塚投手も好投していました。
  7ウラの矢野選手の四球も試合においてポイントかもしれない。
 
  済美、次も頑張ってください!

  済美7-1津田学園。
 
 
  今日も全ての試合で本塁打出た。勝ち負け関係なくいい場面で出ますよね。
  負けているチームの意地の1発とか、グッと来る。
  あとは、6回以降の得点の多さ。
  終盤に試合が動くので、序盤にリードしていても油断できない。
  最後までどうなるかわからないということです。


  明日の試合。

  第一試合 盛岡大附×松商学園
  第二試合 前橋育英×明徳義塾
  第三試合 日本航空石川×花咲徳栄
  第四試合 聖光学院×聖心ウルスラ

  昨年の夏の優勝校に勝った盛岡大附と機動力野球で圧勝した松商学園。
  本塁打3本で快勝した前橋育英と延長12回で粘り勝ちした明徳義塾。
  9回逆転の日本航空石川と完封で快勝した花咲徳栄。
  完封勝ちの聖光学院と追い上げられながら逃げ切った聖心ウルスラ。

  構図としては接戦で勝ったチームと快勝したチームとの対戦って感じですかね。

  明日も四国勢の明徳義塾が登場します。
  ファイト、明徳義塾!