そしていつもは私がソルフェージュを。母がピアノを担当している高校生のKちゃんも、コンクールの時期はレッスンをピアノに変更し、指導させていただいています
なので全部で10組の生徒さんが出場していました
ピティナピアノコンペティションは、数あるコンクールの中でも圧倒的な参加人数の多さ、レベルの高さ、そして4曲の課題曲を練習するという大変さを、自分が出場している時からずっと感じているコンクールです!
そんなピティナピアノコンペティションに今年は初出場の生徒さんがお2人

2年生のAちゃんと、4年生のSくんです!
Aちゃんは、これまでピアラピアノコンクールに出場していました
2年連続予選特別賞で悔しい思いをしてきたAちゃんですが、去年のピアラを終えてからよく練習するようになり、すごく表現も豊かになってきたな〜と感じ、試しに去年のピティナの課題曲を一緒にレッスンしてみたところ、すごく素敵に弾けていました
ピティナ向いてるのでは?!と思い、本人に提案してみたところ「やってみたい!!」とのことで出場することに
Aちゃんのすごいところは、いつも1人でレッスンを受け、自分で理解し、お家で練習するところ!
ピティナで入賞したい!となるとかなり高い曲の追求度が必要とされるため、細かく細かくレッスンしていきますが、まだ弟ちゃんが小さいため、はじめから最後まで、今回も1人でしっかりレッスン頑張っていました
本番数日前からどんどん緊張していっているのがこちらにも伝わってきていました!1つ目の予選は弾き直しをしてしまい、惜しくも支部賞
そこからまた一生懸命練習を頑張り、2回目の予選で見事、優秀賞をいただき通過しました
おめでとうございます

そしてもう1人、初出場のSくん
Sくんはずっとピアラに出場していて、全国大会にも出場した経験があります
去年はショパンコンクールにも挑戦しました
Sくんの演奏は表現力がすごくて、そしてピアノが大好きという気持ちが音に溢れています

いつも好きな曲でコンクールやコンサートに出演していたSくんですが、ここでちょっと1回基礎をしっかり身につけ、今まで弾いたことのない時代の曲もキチッと仕上げる!というお勉強をしてステップアップしてほしいと思い、Sくんにお話してみました
ここはこう弾いた方がかっこいい?ここはこうした方がこの曲っぽい?と、いつも追求心がすごいSくん
私がレッスンでしたのは、軌道修正とアドバイスのみだった気がしています
ここはこう弾いた方がかっこいい?ここはこうした方がこの曲っぽい?と、いつも追求心がすごいSくん
1回目の予選を2位で通過
そして、「通過して本選の岡山でシャインマスカットたべたい!」をモチベーションに受けた2回目の予選も2位で通過
講評には「なんて音楽的な演奏なんでしょう」「気品のある表現」「魅了される演奏」と、Sくんの演奏の魅力が伝わる演奏ができたようで、ホッとしました

おめでとうございます

そしてここからはいつも出場している生徒さんたちです

まず2年生のHくん
去年は学校に入学したばかりで学校に慣れるので大変な年。なかなかレッスンにならない日もあり、A2級に比べ曲もレベルアップするので、とても大変そうでした
ただ、そこから今年のコンペまで、普段からコツコツきちんと練習してきた結果、今年のコンペでは少し余裕が見られるほど、素敵に仕上げることができました
1回目の予選を無事通過し、1週間後の2回目の予選では8.9という高得点もいただいて、こちらも無事通過しました

おめでとうございます

そして4年生のTちゃん
去年は3年生で本選優秀賞までいただいたTちゃん
今年は4年生で上の学年ということで、少し難しめな曲にチャレンジしました
近現の「ダンス」は、テクニックも音楽性も両方必要な曲でしたが、しっかり弾きこなして素敵な仕上がりになりました
見事2つとも通過です
そして今年はお兄ちゃんとの連弾にもチャレンジ
お兄ちゃんのKくんはヨーロッパ国際ピアノコンクール全国大会で金賞、そしてその受賞から、「かがやき松山大賞」もいただいたことがあり、今年は連弾でピティナにチャレンジしてみることになりました
音楽性溢れる2人の演奏がとても素敵でした
「1人が中3以下」という年齢制限の中、小4と中1で少し大変かな?と思いましたが、こちらも2つとも通過
おめでとうございます
そして4年生Rちゃん2年生Yちゃん姉妹
Yちゃんは、今年は近現を表現するのに少し苦労しましたが、一度仕上がればそこからはずっと安定した演奏ができるのがYちゃんのすごいところ
最後は、「絶対受かる」と確信をもって送り出すことができました
今年はみんなより3週間ほど早い予選で大変だった中、しっかり通過
2つ目の予選も通過しました
おめでとうございます
お姉ちゃんのRちゃんは、最近はいつも本番でなかなか実力が出しきれないのが悩みでしたが、今回の予選で克服できたようで、2回共、本人が納得いく演奏ができたようでそれがなにより嬉しかったです
1回目の予選を通過し、2回目の予選はなんと1位での通過でした
Rちゃんの演奏の素敵なところがしっかり聴いてくださる方に伝わったようで、ホッとしました
そしてRちゃん、Yちゃん姉妹も連弾に挑戦
可愛らしい2人のイメージにピッタリの可愛い曲で、バランスよくきちんと仕上げられました
2回共予選通過、そして1つの予選では1位をいただいていました
ソロとの日程の兼ね合いがあり、本選は1つのみですが、本選もまた頑張りましょう
今年は盾がいっぱいで、嬉しそうな2人(笑)
おめでとうございます
そして最後は5年生のNちゃん、高校1年生のKちゃん姉妹です
まずNちゃん
今年は教室の生徒さんの中でNちゃんだけ、下の学年での挑戦でした
いつも思うことですが、下の学年でのコンクール挑戦はやはりなかなか大変だなと
でも、コンクールの時期も、コンクールではない時期も、いつもコツコツとしっかり練習できるNちゃん、去年よりテクニックも表現力もパワーアップしています
級があがりレベルアップした課題曲を、頑張って練習していました
去年に比べるとちょっと最後の仕上がりにぶれがあり、最後のレッスンまで弾くたびに違う演奏が出ていたので、どれがでるかな?と少し心配していました
1回目の予選は0.05点足りず奨励賞
惜しいいい
でも講評をみていると、Nちゃんがどんな演奏をしたのかしっかり伝わってくる内容で(笑)納得!そこから立て直しを頑張っていました
2回目の予選はきちっと仕上げることができ、表現も安定しました
見事通過
おめでとうございます
そしてお姉ちゃんのKちゃん
いつもピティナの時期になるとピアノのレッスンをさせていただいているのですが、本当に頑張り屋さん、努力家な彼女なので、感心しながらレッスンしています
私が言ったことはすぐに自分で楽譜にメモをし、分からない時は、「こういうことですか?こんな感じですか?」と質問をしてきてくれます
E級ということで、出場するだけで個人的にはほんとに偉い!!!と思っているのですが、1回目の予選は惜しくも奨励賞
でしたが、いただいた講評をもとにまたしっかり研究し、2回目で見事通過しました
おめでとうございます
私としてはKちゃん、Nちゃんの連弾も、コンクールが大変だったら発表会とかでも!いつか聴いてみたいな〜
と密かに思っています(笑)
長くなりましたが、全員無事通過でき、本当にホッとしています
本選までは毎年本当にあっという間ですが、またそれぞれのペースで
それぞれの曲としっかり向き合い、自分の納得いく表現が見つけられるように頑張りましょう
皆さんおめでとうございます
原嶋春菜








