私はコンクールの前になると、合同レッスンというのをします。
同じ級の生徒さんを集めて、1人ずつ公開レッスンです。
「人前で弾くことに慣れる。人の演奏を聴く。」
ためのレッスンです。
人の演奏を聴いて気がついたことや、私が注意していることは楽譜に書き込みなさいといつも言ってます。
幼稚園の子供さんから鉛筆を持たせています。
すると、家で練習するときも、書き込みをするようになりました。
小さい頃から自分で考えて学習する力をつけたかったのです。
昨日は、その曜日が5週あるので、レッスンはおやすみでした。
ピティナの予選が近くなったので、
「ピティナに出る生徒さんだけ好きな時間にくる日」
にして、来た人から順番にワンポイントレッスンをしていました。
たまたま、B級(3.4年)の子のレッスンをしていたら、3年生のはっちゃんがレッスン室に入ってきました。
私が注意し始めると、はっちゃんが一生懸命楽譜に書いているのです。
「はっちゃん、先生がいよること、書きよん?えらいねー」
感動して大きな声で言いました。
合同レッスンの時は
「鉛筆もってねー!今から◯◯ちゃんに先生が注意してることは、自分も注意されてると思って書きましょう!」
と指示しますが、今日は合同レッスンでもないのに、他の子が注意されているところを、自ら自分の楽譜に書き込みをしていたのです。
しばらくしたら、またB級の子が来ました。
レッスンしていたら、4年生のゆっちゃんが来ました。また、熱心に書き込みをしていたので、
「ゆっちゃん、えらいねー!先生が何も言わんのに、書きよん!」
って言いました。
ピティナのレッスンの時は、お母様も、生徒さんも、私が言うことは一言ももらさないように、ビデオやレコーダーに取ったりメモしたり本当に真面目に取り組んでくださいます。
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、人間的にもどんどん成長している子供さんを見るのがうれしいです。
ありがとうございます。
竹本喜代美