けんちゃんと初めて会ったのは娘が幼稚園に入園する前のことです。
公園で娘を遊ばせていた時に、お母さんと遊びに来ました。
めちゃめちゃやんちゃに走り回っていて、3月生まれの娘の同級生とは思えませんでした。いじめられたりしたら、どうしようって思ったくらい。(笑)
ところが、けんちゃんはとても優しくて、幼稚園の間いつも春菜に優しく接してくれました。
けんちゃんとお兄ちゃんが、ピアノを習いに来てくれるようになったのは、けんちゃんが年中さんの時。
リズム感が良くてとても楽しそうにピアノを弾く子でした。
2人が小学2年のピティナの予選で、
「予選の1位はお二人いらっしゃいます。
39番竹本春菜さんと、77番◯◯◯けん◯さんです。」
とアナウンスが入った時は、びっくりしました。
それからけんちゃんは、お兄ちゃんとデュオもするようになり、ピティナの全国大会で賞も取りました。
お兄ちゃんもけんちゃんも勉強や、部活をしながらピアノをがんばっていたので、時々どっちかが眠りながら弾いてる時もあって、
「よく意識失いながら弾けるな~」
とお母さんと笑ったもんです。
けんちゃんは地元の大学に進学し、アルバイトで塾の講師をしていました。
大学生のとき、竹本教室の発表会で弾いているのを塾長さんが聴きに来てくださっていました。
きっと感動してくださったのでしょう。
塾の生徒さんに聴かせたいということで、大学院の最後に、塾長先生のお宅のグランドピアノでけんちゃんのコンサートをしてくださいました。塾の生徒さんはもとより、塾長先生のお母様も聴いてくださって感激してくださったと聞きました。
曲は、ショパンの革命、ワルツ14番です。
背が高くてスラーっとしてイケメンのけんちゃんが革命を弾くのは本当にカッコイいんです。
娘とはいい幼なじみで、あんなに小さかったけんちゃんがこんなに立派になって!
と、レッスンしながら感無量でした。
今頃、広島の会社でがんばって働いていることでしょう。
本社がこちらなので、また転勤で松山に帰ってきたら顔を見せに来てね!けんちゃん!
竹本喜代美