この学年は人数も少なく、比較的大人しい子供さんで、おだやかにレッスンをしています。
トップバッターはMちゃん。お目目がくるくるっとして、スラーっとしているので、「将来モデルさんになったら?」って言ってます。
ピアノを始めて、もう少しで1年になります。1年生になった当初は、学校生活に慣れるのが大変で、少しピアノの練習がおろそかになっていました。
学校に慣れるまで、待とうと思ってしばらく様子を見ていました。夏休み前位からスイッチが入って、練習してくるようになりました。
音符も良く読めるようになったし、タッチもしっかりしてきました。
あとは、伸び伸びと、音楽表現をしてほしいなーと思っています。初めての発表会がもうすぐなので、表現力がつくようにレッスンしたいと思っています。彼女は横峯式幼稚園出身なので、競争に慣れていて、本番に強いです。
次はHちゃん。Hちゃんには、お姉ちゃんがいます。お姉ちゃんはピアノも上手ですが、体操が上手くて、全国大会に行くほどです。ですから、お母さんはふたりのスケジュール管理が大変です。
お姉ちゃんのレッスンの時はおとなしくずっと折り紙をしています。だけど、自分のレッスンの時は、表現豊かに弾いています。おとなしいけど、しんがしっかりしてるのだと思います。譜読みが早くて難しい曲もどんどん弾いてきます。
腕や肘の使い方が最近良くなって、自然な音の出し方ができるようになってきました。ちょっと舞台では実力を発揮できない時もあるので、どんどん舞台に立ってもらおうと思っています。
次は、K君。
K君は、舞台で弾くのが大好きです。
最近、とてもタッチが良くなって指の動きがとても速くなりました。表現豊かに弾きます。
とても、優しい性格で、教室の外に雀が倒れていたときは、ずっと見守って、ありさんが来ないように、土で塀を作ってあげていました。レッスンが始まったので、きっとこの塀が守ってくれるから、ピアノしようって誘ったのですが、凄く心配そうでした。
一年生のレッスンで気をつけたいと思っていることは、慣れない学校性格で、生徒さんが心身共に疲れてないか、顔色を伺うようにしています。
運動会が終われば、生活のリズムが整います。
もう少しで2年になるね!
この調子でがんばりましょう!
竹本喜代美