グレンツェンピアノコンクールに御幸教室から10名が出場しました。3~4年の部Aコースは4人の生徒さんが出場しました。
Sちゃんは、ピアノを習いに来るようになって、2年。小学3年生になりました。
去年、始めてグレンツェンに挑戦しましたが、お家が電子ピアノなのもあってか、緊張も手伝い、予選は準優秀賞で、最低点でした。
コンクールの厳しさを知って、本選はがんばって優秀賞をとりました。
そこで、おばあちゃんが、アップライトピアノを買ってくれたんです。
やっぱり、音が良くなりました。
今年は銅賞。表現力がついてきました。
Y君がレッスンに来るようになったのは、小学2年の時。1年半経ってグレンツェンに挑戦です。
幼稚園の時、大手音楽教室でピアノを習っていて、音符が読めるようにならず、ピアノをやめてしまったそうです。
それから1年して、レッスンの申し込みに来てくれました。音符カードや、リズムカードを使って、譜読みの訓練をしながら、ソフトボールを使って、タッチの勉強をしました。お母さん、すぐにソフトボールの効果がわかってスポーツ用品店で購入されました。
タッチも良くなり、教則本も軌道に乗りました。バイエルの後半まできたので、今回グレンツェンに挑戦しました。
結果は銀賞。
竹本先生のところに変わってきて良かった~と言ってくれました。
Aちゃんは、幼稚園の時からレッスンを始めて、すぐにグレンツェンに挑戦。予選銅賞、本選も、西日本大会も優秀賞でした。
ところが、物心ついたら、人前に立つのが嫌な性格ということがわかりました。発表会も出たくない。と言い出しました。
小学生になってからは、舞台に立つことをやめてしまったんです。
ピアノの練習も、山あり谷ありで、
「もうやめるのかなー」
と思ったりしましたが、あの手この手でなんとか続けてきました。
昨年の1月の発表会は、私のほうから、「でてみよう~!」と誘いました。少し、ピアノに自信がついてきたAちゃん、「出てみようかな~!」と言ってくれました。
結果、「楽しかった~」と言ってくれたんです。やっぱり「Aちゃんは、音がいいねー!」誉めちぎりました。
そして、今回やっとグレンツェン復活!
嬉しかったです。
そして、Y君と同点で、銀賞です。
Kちゃんは、小学2年になって、引っ越しがきっかけで、私のところに習いに来てくれました。ご近所です。
来たとき、音符が全く読めず、タッチが弱く指の形も悪かったので、基本からやり直しすることにしました。赤バイエルからスタート。音がしっかりしてくるエクササイズもがんばりました。
1年して、音もしっかりしてきて、音符も読めるようになったので、今回グレンツェンに挑戦です。
結果は金賞。
なかなか名前を呼ばれないからもうだめと思っていたので、金賞で名前呼ばれて、親子でびっくりしたそうです。
なんと金賞1名、銀賞2名、銅賞1名受賞したのが、すべて、御幸教室の生徒さんだったのです。
何年か前より、グレンツェンコンクールはレベルが上がってきているような気がしてます。周りの先生方もそういう意見が多いです。
その中で受賞することができて、本当に良かったです。
また、受賞した皆さんが、習い始めて壁にぶつかって、それを克服できての受賞ですから、感慨深いものがあります。
これからも、来てくれる生徒さんが、音符をひとりで読めるように、基本をきっちり教えて、いい音楽ができるように、がんばりたいと思います。
竹本喜代美