先日、今治のピティナの予選でKちゃんが、緊張のあまり、ミスをしてしまい、落ちてしまいました。
お母様は、とても穏やかで、あたたかく、Kちゃんの成長を見守っている方です。
予選は2つ受けれますが、いつも1つで、ダメだったら、来年がんばればいいと言われてます。
その考え方や育て方は、共感してます。
コンクールで落ちて、次のレッスンの時、
「Kちゃん、今年はだめだったけど、いいやん。また、来年がんばろや!教則本たくさん進んで、テクニックつけよう!なんか、先生、神様が、Kちゃん、本選なんか行ってる場合じゃないよ。教則本進みー。いうていよるような気がする。」
と言いました。
彼女は去年A1級で本選優秀賞。
全国大会に行った人と同点で、上下カットで負けたんです。今まで、落ちたことがありませんでした。
初めての挫折でした。
「うん、わかったー!」と言って、練習してきたハノンやABC、ブルグミュラーを弾いてくれました。
レッスンが終わったら、お母様が、ピティナの余分のレッスンのお礼をくださいました。あとで、紙袋を開けてみると、Kちゃんの手紙が入っていました。
読んでみると、
コンクールで落ちて悔しかったこと、ドキドキしたこと。ドキドキしたのは、自分に自信がなかったから、もっと練習すればよかったと後悔したこと、そして、これから、テクニックが着くように、いっぱい練習したいことが、綴られていました。
最後に竹本きよみ先生大好きです。と書いてありました。
涙がでて、とまりませんでした。
あんな小さな胸で、いっぱい考えたんだ。そして、自分が今後どうするかちゃんと考えてるんだ、と思うと胸が熱くなりました。
Kちゃん、先生、Kちゃんがもっとうまくなれるようにレッスンがんばるね!
先生もKちゃんが大好きです。