Beトレ 仕事を辞める | ふんわりふわふわ雲のように
前回のBeトレで、「仕事を辞める」というテーマを聞いてから、ざわついていました。

「仕事を辞めよう」って思うことが怖かったから。


「あんたはどうしてこんなこともできないの!」
「ダメな子ねぇ」

母に言われ続けた言葉。
結局、母に褒められた記憶はないんです。

就職してから、「褒められる」を仕事に求めるようになりました。
褒めてもらえないのは、頑張りが足りないから・・・。そう思った私はワーカーホリックになりました。
26歳くらいの頃だったと思います。
毎日、深夜or徹夜。当然のように休日も出社して仕事をしていました。
「こんなに仕事をさせるなんて、会社が悪い!」と思っていた時期もあったのですが、転職をしてもしばらくすると、同じ状況になることに気づき、自分が原因だと自覚しました。
短い時間で仕事をこなす、沢山の量の仕事をこなす、そうすることで、「褒めてもらえる」と思っていたのですが、実際は違いました。

仕事ができると、仕事が増えたり、難しい仕事が回ってきたりするだけで、誰も褒めてくれませんでした。

そして地位、お金、役職を得ることを目標にすることにしました。
ワーカーホリックは、3年くらい前まで約20年間続きました。
どんな職場、どんな職種でも仕事をかき集め、働き続けました。
スキルアップのための勉強の時間を含め、月に400時間以上は会社で過ごしていました。

26歳の時は社員8名の小さな会社に勤めていました。
いくつもの転職を繰り返し、42歳の時、社員8000名の東証一部上場企業に転職しました。
年収は約4倍になっています。

ここまでやっても、満足していないんです。

「褒めてほしい。」は他人軸で、自分軸でものをみていないから、満たされることはない。
と気づいています。

だから、「仕事を辞める」というテーマで揺すぶられるのが怖かったのです。

でも、実際のBeトレの内容は私が想像したものではありませんでした。
辞めることを薦めるのではなく、自由になりましょう。というお話でした。

私、今から3年くらい前から、指示された仕事を「できるけど、やらない!」断ることを実行してきました。
それまでの私は、「できない」というのが嫌で嫌で、指示された仕事、やるべきだと思った仕事は全部こなしてきました。
そんな仕事の仕方を変えて、やりたいことだけ選ぶことにしました。
人を採用し、仕事を振り分けました。人に任せることで仕事時間を減らしました。
私がやりたくない仕事を好きでやってくれるひともいるんです。
仕事に関する本を定時中にも読むことにしました。
専門書はまだいいのですが、ビジネス雑誌を仕事中に読むことは、仕事をサボっているようで抵抗があるのですが、実践しています。
外部のセミナーも積極的に参加しています。

やりやいことをする。
やりたくないことはしない。
そう、私は会社の中で自由にしてきたのでした。

ぢんさんのBeトレは、「それでいいんだよ。それがいいんだよ。」と教えてくれているようでした。