父の故郷
父の故郷、金泉はソウルから約600キロ。
初めて行ったのは私が小学生の時だから40年以上前。
祖父や叔父、イトコ達は初めて会ったというのに何故か懐かしい気がして不思議だった。
言葉がわからないけどおじいさんは私達の頭や顔をなでて韓国語でしゃべりかけ涙ぐんでた。
度々訪れていたけれど、今回は家族全員での旅。
父の弟も80歳になるという。
一族みんなで顔を合わせることはだんだん難しくなるのかも知れないなぁ。
イトコ達もみんな結婚して子供もいて尹家繁栄!
先祖さまのお墓参りに行ったのに、あいにくの雨。
山の上から曾祖父母、祖父母と下に降りてくる韓国のお墓。
山の下から感謝した。
ご先祖の皆様ありがとうございます。
叔母はソウルから引っ越して田舎暮らしを楽しんでいた。
夫婦2人で畑やガーデニングをしながら山や自然の景色に囲まれ幸せそうだった。
父が喜んでいるだろう。
iPhoneからの投稿
What a wonderful world
高校の課外授業で鎌倉に行った時、
聴こえてきた不思議な音楽。
コーヒーショップのオーナーが一枚のレコードアルバムを見せてくれた。
あらい ゆみ
はじめて聞いた名前。
はじめて聴いた音楽だった。
クラスメイトと
あらい ゆみ
あらい ゆみ
と繰り返しながら
名前を覚えてレコード屋さんに行き
買った。
毎日何回も聴いて次の日は皆で
「あの歌詞がいいよね。」
「私はこの歌が一番好き。」
と盛り上がった。
クラスで知っているのは私達だけ。
凄い宝物を見つけた気分だった。
2つ年上の天才に感動しながらも共感できる身近な存在でもあった。
それぞれのアルバムや、曲に思い出があり、その時に戻ることができる。
夏は逗子マリーナ、冬は苗場、全国ツアー、広島のコンサートまで行った。
広島行きの飛行機にはご本人が乗っていて、握手してもらったりして、完全にミーハーなファン(*゚ー゚)ゞ
そんな私がドラマー林 立夫という人と会ったのは今から27-8年前。
もちろん私は音楽評論家ではないが、立夫さんのドラムは音がはっきりしていて気持ちがいいと思った。
サラリと爪をかくした才能ある人というイメージ。
基本的には今と変わっていない気がする。
ナント立夫さんが還暦?!
信じられない気もしたが自分の歳を考えれば不思議ではない。
Partyは懐かしいあたたかい感動と嬉しい驚きと興奮のひと時だった。
たくさんの有名ミュージシャンの歌のプレゼント、ビデオレター。
息子カズキ君との親子ドラム共演。
ペコがオーガニックお弁当を持って来てくれたり、立夫さんセレクトのワインが用意されていたりと、
心使いがすごい。
気負ったところがないリラックスした空気に誰もが巻き込まれた。
ユーミンのサプライズ、卒業写真を聴くことができたのは感動。
今までたくさん聴いてきたけどスペシャルだった。
こんな素晴らしい人達と同じ時代に生きて、同じ空間を共有できて、同じものを好きと思えるなんて
What a wonderful world
37年前、鎌倉でユーミンを初めて聴いた時から長い時が流れ、
私達の宝物だったユーミンはみんなの宝物になったけれど
あなたは私の青春そのもの
素晴らしい夜に感謝
音楽のチカラ
iPodで好きな音楽を聴きながら街を歩くのが好き。
山手線がいきなりハワイになったり、スクランブル交差点が、パリになったりする。
音楽は凄い。
音楽が変わると景色も街の匂いまでかわったような気がするから不思議。
70年代の終わり頃、音楽を携帯するというコンセプトで出来たのがウォークマン。
画期的だった。
電車の中ではイヤホーンからもれるシャカシャカという音があちらこちらから聞こえた。
みんな、それぞれの世界を持っていた。
現実的に生きることは大切だけどいつでも想像力は必要。
ユーミンは昔「ガード下のさびれた喫茶店にいても素敵なラブソングが作れる」と言った。
誰でもユーミンの歌を聴くとそれぞれの思い出の世界に戻れるから不思議。
父がいよいよ今夜が峠という日。
病室にある心電図のグラフみたいなものが不規則に動いていた。
夜中にTVでクラシック音楽番組をやっていたのでイヤホーンを父の耳のそばに置いた。
聴かせている間中、心電図は安定した。
父の顔が穏やかになるのがわかった。
残念ながらその数日後、父は亡くなったが、あの日は不思議と落ち着いていた。
今でも音楽のチカラだと思っている。
何日か前、ウチに音楽家の青年がやってきた。
ビジネスがイマイチうまくいかないという。
私は「アナタの大好きな音楽とリンクさせて考えてみたら?」と言った。
音楽の素晴らしさを伝えるとき、音楽を後輩たちに教えるとき、すばらしい演奏をするとき、
どんな気持ちか。
感動が人を動かすチカラがある事。
彼は何かひらめいた顔をした。
わかったみたい。
それにしても昔のレコードのアルバムはアートだった。
今は聴かないけれど、デザインが好きでとってあったレコード。
震災、津波で流されてしまったジャズクラブのオーナーに送ろうと思う。
CDもいいけど、アルバムのデザイン、最近どう?
かっこいいの、ある?





