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東北の僻地でのんびり暮らす眠眠茶の戯言集。

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ワタシね、夏場はよく扇子を持ち歩くんですよ。
折りたたみが出来るから、便利じゃないですか。


日々是茶の如し
この1~2年持ち歩いてるのがコレ。
茶碗(茶道用)の種類が描かれております。
小さめのお扇子です。

もともと和物は好きだったから
たまたま見つけた扇子にハマって以来
夏場は持ち歩くようになったんだったかなぁ…

最初は大きめの扇子を持ち歩いてたんですよね。
確か無地で黄色だったような。


ワタシの学年ってあまり協調性がないというか…
同窓会やクラス会って、それまでやった事がなかったのに
高校卒業して数年、ある時珍しくクラス会のお知らせが来たのです。

仲良かった子たちと話し合って
とりあえず1回くらい行ってみる?って事になったんですね。


夏だったので、そこで当たり前のように扇子開いて扇いでたら
クラスメイトでちょっと派手めだった子に

「ちょっと貸して~」

と言われて、気軽な気持ちで貸したんです。

「ちょっと」といわれたし
すぐ返すのかと思ったら。

なのに…
なんとワタシが帰ると言っても返してくれず

彼女はワタシのバイト先を知ってたので

「今度持っていくから、もうちょっと貸しといて!」

と言われたんですよ…


先生もまだ残ってたから、大丈夫かなぁ…と思いつつ
そのまま貸しておいたところ

数日後彼女がやってきて

「ごめ~ん。扇子さ、先生が面白がって寄せ書きとかしちゃってさ…
それでもいい??」

とあまり悪びれもせず言ってきましてね…


ムカついたもので、
「あー。もうそれいらない。」
と受け取りませんでした。


ほんとかどうかはわからないけど
先生までもが、人のものに無断で落書きとかあり得ないよなぁ。

つーか、借り物に対して責任もてないくせに
人から物を借りるなよ、と。


実際、つまんなくて先に帰ってきたし
後からさらに気分悪い事になったので
もう二度とクラス会とか行かなくていいや、って気分です。


なんだかなぁ…


でも扇子は今でも持ち歩きます。
あまり高くなくて、それでいて渋い絵柄がいいんだよなぁ♪