前回まで「JR四国(徳島県下)」のスケジュールを作っていましたが、気が付いたら「函館・青森私鉄乗りつぶしの旅」が明後日に迫っていました。
なかなか厳しい旅が・・・
この旅で利用するきっぷは「大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道版)」です。
このきっぷはJR区間乗車には便利なきっぷなのですが私鉄は全く乗車できませんので、私鉄乗車の際はそれぞれきっぷを購入する必要があります。
今回の旅で乗車する私鉄・公営鉄道は、
弘南鉄道「弘南線」
秋田内陸縦貫鉄道「秋田内陸線」
由利高原鉄道「鳥海山ろく線」
函館市企業局交通部「本線」「宝来・谷地頭線」
の4社5路線です。
※函館市企業局交通部は公営ながら水道事業などと同様に収益目的で鉄道事業を営んでいますので、私鉄同様企業とみなします。
(実際に社長同様の事業責任者なる方が存在します)
乗車する路線それぞれのおトクなきっぷを見てみます。
①弘南鉄道「弘南線」:弘前駅⇔黒石駅
この路線は弘前駅から盲腸線として黒石駅に伸びていますので、往復する必要があります。
往復料金は470円×2=940円です。
弘南鉄道のHPでおトクなきっぷを調べてみました。
大黒様きっぷ(一日乗車券)なるものがありますが、このきっぷは大鰐線も含めて全線で乗り放題となり、価格は1,000円です。
どうやら普通料金で乗車した方がおトクなようです。
②秋田内陸縦貫鉄道「秋田内陸線」:鷹巣駅⇔角館駅
この路線は奥羽本線鷹ノ巣駅から田沢湖線角館駅へのショートカット路線ですので、片道しか乗車せず料金は1,700円です。
秋田内陸縦貫鉄道のHPを見てみます。
弘南鉄道に比べると、おトクなきっぷの種類も豊富。
『秋田内陸ワンデーパス』の全線タイプが2,500円です。
『片道寄り道きっぷ』が1,800円。
『バースデー1日乗り放題きっぷ』が1,500円。
普通乗車券で1,700円ですので、どのきっぷも絶妙な金額設定。
「バースデー1日乗り放題きっぷ」がお得ですが、誕生日の前後3日間しか利用できませんのでアウト。
(私は誕生日が1月ですので、惜しいところです)
というわけでこの路線も、通常の普通乗車券で乗車することにします。
③由利高原鉄道「鳥海山ろく線」:羽後本荘駅⇔矢島駅
この路線も①弘南鉄道「弘南線」同様にJR羽後本荘駅から延びている盲腸線ですので、終点矢島駅に行って折り返してくる往復乗車となります。
往復料金は610円×2=1,220円です。
由利高原鉄道のHPを見てみましょう。
『楽楽遊遊乗車券(土・日・祝)』なる1日フリー乗車券があって、1,100円です。
往復料金が1,220円ですので120円トクします。
問題は羽後本荘駅での乗り換え時間。
羽越本線で「羽後本荘駅」到着後、由利高原鉄道への乗り換え時間が5分しかありませんので、きっぷ売り場(有人)で誰かに先を越されたりすると、恐らくアウトでしょう。
一応チャレンジしてみることにします。
④函館市電「本線」「宝来・谷地頭線」
この路線は本線は「函館駅前~函館どっく前」、宝来・谷地頭線は「十字街~谷地頭」間の乗車で、料金は
函館駅前⇒函館どっく前:230円
函館どっく前⇒谷地頭:230円
谷地頭⇒函館駅前:230円
ですので、計690円です。
函館市のHPを見てみます。
『市電1日乗車券」が600円ですね。
たったの90円ですがトクはトク。
これを利用することにします。
各私鉄間を移動するJRの料金は改めておトク度合いを確認しますが、今回乗車する私鉄・公営鉄道だけでも210円トクしますね。
微々たる金額かもしれませんが、ちょっとだけでも得すると達成感が生まれます。
これで道中のチケットの確認はOKです。
これをやっておかないと、おトクと思って1日乗車券を買ってしまったりするところでした。
次回は旅の前日12/1。
0キロポストの存在を確認しておきます。
おやすみ~