先日乗車した「北海道新幹線」。
0キロポストどころかキロ程の考え方が分からず、いろいろ調べてみました。
2重線籍?
このブログで何度も書きましたが「北海道新幹線」のキロ程は、「山陽新幹線」同様東京駅からの通算でカウントされています。
東北新幹線の営業キロ :713.7km
北海道新幹線の営業キロ:148.8km
ですので、東北新幹線の終点新青森駅の駅中心は「713.7km」のはずなんですが、
「674K894M」との表示でした。
そこで東北新幹線の詳細を調べてみると、
営業距離:713.7km
実距離 :674.9km(674.894kmの四捨五入)
とのこと。ということはこの表示は実距離の表示ということですね。
この先には
675kmの表示も。
一方、北海道新幹線は営業距離も実距離も共に「148.8km」だそうです。
さらに気になったのは「海峡線」。
北海道新幹線開通で海峡線は廃止になったと思ってましたが、実は現在でもJR北海道の路線として現存することが分かりました。
そうなんです。
青函トンネルは3線軌条で新幹線・在来線共用路線なので、1つの路線で2路線分の線籍を持つことが判ったのです。
※JR北海道の常務さんに教えてもらいました。
ですので、
【北海道新幹線】
新青森駅 :0.0km
奥津軽いまべつ駅:38.5km
木古内駅 :113.3km
新函館北斗駅 :148.8km
ですので、奥津軽いまべつ駅で車中から撮影した
はJR北海道のキロポストでよく見る「1/2」を表示した「713.5km」を表しているものと思います。
674.9km+38.5km=713.4km
ということです。
これで納得です。
ということはやはり、北海道新幹線の起点は新青森駅の停車場中心(674.894キロポスト)でいいということですね。
すっかり腹落ちしましたので、このブログでは北海道新幹線の0キロポストはこの「停車場中心(674K894M)」として扱うことにします。