Q、
宿題で観察カードを書きます。
書き方がよくわからず、「花がかわいい」ぐらいのことしか書けません。
どのように書いたらよいのでしょうか。
A、
きれい
かわいい
花がさいてよかった
・・・では、観察ではなく感想になってしまいます。
もちろん、感想を書いてもいいんですよ。
でも、それだけでは理科の学習にはなりません。
いきなり「観察してカードに書きましょう」では、難しいですよね。
漠然と「観察」というだけでは、何をどう見ていいのかもわかりません。
そういうときには、「観察」のための視点を与えると良いのです。
たとえば
植物の観察なら
・花や葉の色
・花や葉の形
・花や葉の枚数
・触った感じ
・高さや大きさ
・植物のある場所
生き物なら
・色
・形
・足の数
・大きさ
・動き方(跳ねる、歩く、飛ぶなど)
・どこで見つけたか
などなど
特に、数字を入れるのはおすすめ!
ぐっと具体的になります。
花びらが5枚、とか
本葉が3枚、とか
そういう感じで!
このような視点を持って見ると、
ただ漠然と見ているよりも
細かい点にまで気づくことができます。
そうすると
この間は10cmだったのに、今日は20cmになってた!
とか
この間と葉っぱの形が違う!
とか
この虫は、あの虫とは羽の数が違う!
などの、気づきが生まれます。
低学年のうちからこういう見方をしていると、観察眼が身に付きます。
ちなみに、1年生ではまだ長さを習っていないので
手のひらの大きさ
指の長さや太さ
など、自分の体を基準にして測るといいですよ。
人間の体型は、いかに子どもといえども
そんなにあっという間に変化するわけではないので
夏休みの観察日記も、こうやってみてくださいね~
アサガオの観察の宿題が、きっとあるはず
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