この記事の続きです。
算数言葉が大切と書きましたが、その算数言葉がない場合もあります。
まずは、問題文にマークを付けてみましょう。
ここで、1に〇をつけてはいけません。
1は、立式に必要な数字ではありませんからね。
こういうのを、子どもたちは「ひっかけ問題」と呼んでいました
この問題文からわかることは、以下の通りです。
・9と6を使って式を作る
・聞かれているのは、選手の数
・答えの単位は人
しかし、この問題には、よく使う算数言葉がありません。
どうしたらよいのでしょうか。
問題を読んでも意味がつかみにくい場合は、図に表してみましょう。
簡単な図ですが、こんな感じでOKです。
雑ですみません…
それが6チームあるから、こうなります。
この図を見れば、かけ算ということがわかります。
わからない子は、かけ算の意味からやり直しです。
こんな図を書く子もいるかもしれません。
しかし「人」と「チーム」。
単位が違うので、このように表すことはできません。
低学年のうちは、このぐらいできれば基本的な問題は解けると思います。
高学年でも、図に表すことはあります。
ややこしい分数のかけ算・わり算では
よく、図や数直線を使います。
ただ、この記事でも書きましたが、子どもがつまずく理由はいろいろです。
これをやっておけば大丈夫!ではなく
お子さんに合った方法を見つけることが重要です。
どこでつまずいているのか、よく見てあげてくださいね
どこでつまずいているかわからない、教え方がわからないという方
個別相談も受けたまっております。