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関東で探すことになった両親の住まい

検討していた引越し先は

 

北関東戸建て

東京中古マンション購入

東京賃貸マンション

北関東の施設

 

でしたが、東京の老人ホームを探すことになりました。

 

ケアハウスと高齢者向け住宅の見学を終えたところで父から電話がありました。

 

前回のお話はこちら下矢印

 

 

高齢者向け住宅の費用について心配していた父。

やはり入所が長期化した場合の費用面が気になってるようでした。

 

ですが父に伝えておかなければならないことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

ケアハウス入所の条件

 

 

「ケアハウスは、車椅子になると

住み続けるのは難しいかもね」

 

「まあ、そうなるのは

だいぶ先だと思うけどな」

 

「それともう一つ

言っておかなきゃいけなことが

あるんだけど…」

 

私は近くで母が聞いていないことを確認して、父に話し始めました。

 

「認知症の人はダメなんだよね…」

 

「…え」

 

「うん。ダメみたいなんだけど

認知症って言っても状態がいろいろあるよね

 

「うん、まあ、お母さんは

普段の生活は問題ないんだけどな」

 

「そう。お母さんの場合

確かに物忘れはあるけど

徘徊したりとかはないよね

 

「ああ、それはない!」

 

「施設が言ってる認知症は

徘徊したり、暴言吐いたり

他の部屋のインターホン

鳴らして回ったり、

そういう状態を言ってるっぽいんだよね」

 

「ああ、それはない。

お母さんのは、普通の人は

気づかないから。

介護保険の認定の時も

膝が痛いのは認定されたけど

そっちはダメだった」

 

「そうだよね。

普通に話してるだけだったら

普通の人なんだよね」

 

「今まで他の人から

何か言われたこともない」

 

「介護も、認知症では認定されなかったし、

物忘れがあるっていう話はケアハウスの人にしたけど…」

 

「うん、物忘れはなぁ…最近特に

いろんなものをすぐ無くしたりな」

 

「今のお母さんの状態だったら

まだ自立して生活できてるし

ギリギリOKじゃないかと…。」

 

「そうだなぁ。

他人に迷惑かけるようなことはないからな」

 

「ただこれ以上悪くなったら

入居できなくなるかも」

 

「そうだなあ。急いだほうがいいな

もう一つの方はどうだ?

そっちも認知症はダメか?」

 

「高齢者向け住宅もダメだね」

 

「……」

 

「写真撮ってきたから

また費用とかまとめて送るよ」

 

「車いすは良くても

認知症になるとダメなのか」

 

「そうみたい。

そこも、徘徊とかを一番気にしてた。

探し回らないといけないしね。

過去にあったみたいで、

警察に連絡したりとか、大変なんだろうね」

 

「お母さんは、それはない。

大体足が痛いから外に出ないから。」

 

 

母は、膝が痛くなってからはほとんど外出しなくなりました。

そうなってから認知症の症状が進んでいったようにも思います。

 

 

「ケアハウスと高齢者向け住宅、

どっちにするにしても、

ダメもとでってことになるけど

申し込んでみる?」

 

「そうだな。

こっちにいると買い物が大変でな。

16万円くらいで暮らせて食事も作らなくていいなら

九州で無理して暮らすよりいいかもしれないな」

 

「そうかもね。

一応高齢者向け住宅の資料も送るから。

28万円くらいするけど」

 

「ああ、見てみる」

 

 

どちらに申し込むにしても、健康診断と電話かテレビ電話などでの面談があります

 

母の状態次第では断られることになりそうです。

 

 

認知症の症状が進んでいると判断されると、自立型の施設には入れず、介護付き有料老人ホームなどを探すことになります。

 

 

そうなると、

父と母は別の施設になるかも

 

 

そんなことになったら、また

九州に残りたいと言い始めそう滝汗

 

それは困る…

 

しかも1人ずつ別の施設となると費用面でも問題が…

 

 

そして最近何も言ってこない妹が

そうなったらまた北関東の戸建ての話を持ち出してくるかも

 

 

もしかしたら妹は最初から東京での高齢者施設探しがうまくいかないと思っていて

タイミングを見て北関東の戸建の話を持ち出すつもりなのかも…

 

妹の北関東推しのお話はこちら下矢印

 

 

 

 

 

何にしても、早く決めたほうがいいのかもしれないな、と思いながら高齢者向け住宅の写真と資料を両親に送りました。