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関東で探すことになった両親の住まい
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でしたが、東京の老人ホームを探すことになりました。
高齢者向け住宅の見学を終えて、資料を整理していたとき、父から電話がありました。
先日郵送したケアハウスの写真と資料が届いたようです。
父からの電話
父
「老人ホームの写真が届いた」
私
「うん、ケアハウスのやつね。どう思う？」
父
「うん、ここは良さそうだ」
私
「うん、そこは思ったより費用も安くて、
しかも部屋も使い勝手が良さそうな間取りだった」
父
「ここは2人で本当にこの金額なのか？」
やはり父も費用が安いことに驚いたようでした。
父の姉、タミさんの入っていた老人ホームは1人で15万円ほどかかっていました。
もちろん食事も日常生活のお世話もしてくれて、介護スタップの方もケアハウスより多くて手厚いので、15万円は高くはないと思います。
ですが両親の場合2人分なので夫婦で30万円になってしまい、この金額を払い続けるのは厳しく、両親は当初老人ホームに入ることは考えていませんでした。
ですが妹に介護施設への入所を勧められたのか、なぜか急に老人ホームを探してほしいと言われ、今の状況に至っています。
私
「ケアハウスの人に確認したんだけど、
その金額で合ってるみたい。
2人でだいたい14万円くらい」
父
「うん」
私
「そのほかに水道光熱費と
電話代がかかってくるけど、
1か月、15〜16万円くらいじゃないかな」
私は写真と一緒に１か月の費用をまとめたものを送っていました。
その他にケアハウスの周辺のお店情報や生活の様子など、私が見学で感じたことをまとめて資料にしました。
ケアハウスのお話はこちら
私
「昨日、もう一つ見てきたよ」
私は前日見学した高齢者向け住宅について話しました。
私
「昨日のところは部屋も綺麗で
良いマンションみたいなところ。
買い物も近くにコンビニとドラッグストアがあった。
ケアハウスと同じだね。
ただちょっと高いね…」
父
「いくらくらいだ？」
私
「食費もぜーんぶ合わせると
28万円くらいかな。
まだちゃんと計算してないけど」
やはり父は費用のことが気になっているようです。
父
「28万円か…。
払えなくはないけど、
これが何年続くかわからないからな
もし10年以上とか、
長くなると難しいかもな」
私
「そうだよね」
28万円の支払いとなると、毎月貯金を取り崩すことになる、
父はその上で長生きした場合のお金の心配をしているのでした。
私
「ただ、部屋はとても綺麗だったし、
地方から来てる人もいるみたいだったよ。
あと、車椅子になっても介護サービス受けて
そこで生活し続けられるんだって」
父
「そうか…」
高齢者向け住宅は状態が悪くなって介護が必要になってもそこで生活を続けることができます。
その点ではケアハウスも外部の介護サービスを受けることはできるのですが、基本的には自立型の施設。
要介護度が高くなれば退去しなければなりません。
今の所、自立して暮らしている両親ですが、それがいつまで続けられるかは分かりません。
私
「ケアハウスは、車椅子になると
退去しないと行けないんだと思うよ」
父
「そうか、まあ、
そんなことになるのは
まだだいぶ先と思うけどな」
そうであって欲しいなと私も思いつつ、もう一つ心配なことがあり、それを父に言っておかなければなりません。
私
「それともう一つ
言っておかなきゃいけないことが
あるんだけど…
今、お母さん近くで電話聞いてる？」
父
「ん？いや、今は大丈夫」
母はよく私と父の電話の会話を近くで聞いているので、気をつけて話さなければなりません。
母が聞いていないということを確認して、私は父に伝えました。