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東京で探すことになった両親の住まい

検討していた住まいは

 

北関東戸建て

東京中古マンション購入

東京賃貸マンション

 

に変わっていたのですが、

妹の熱心な説得で両親が迷い始めてしまいました。

 

しかし、一家の大黒柱である妹は

今後も働き続けなければなりません。

 

ほとんど専業主夫である

妹の旦那さんとの

今後の生活を維持するためにも

そして老後資金を確保するためにも。

 

妹夫婦のお金事情についてはこちら下矢印

 

 

 

 

仕事と介護の両立は簡単なことではありません

 

私は2人子育てしながら仕事をしていたので、

保育園からの呼び出しや

子供の体調不良などで

思うように働けない状況が想像できます。

 

介護となると、もしかしたら子育て以上に大変なのかも。

 

しかし、妹はどうやら介護をする生活がいまいち想像できていないようです

 

妹の仕事は残業もかなりある上に、全国に出張もある多忙な仕事。

そのような状況でとても高齢者2人の介護と仕事を両立できると思えません。

 

このことを両親にわかってもらわなければ。

 

 

 

 

 

 

東京に来てほしい理由

 

普通に考えれば、

妹のところで

やっていけるはずがないと

わかるのですが

 

両親も東京に住むことに

不安があるようで

 

特に父は、妹から

 

東京は津波が来る

 

東京は地震が多い
 
東京は救急車が来ない

 

などと聞かされ、

災害が多く危険なところというイメージを持ってしまったようです。

 

父は妹からの熱心な説得で北関東に気持ちが傾き、かなり迷っているようでした。

 

 

しかし、問題はそのような稀な災害についてではありません。

 

住環境の問題というより、

動ける「人」の問題が大きいので東京に来てほしいと言ってるのです

 

私は再度、東京にしてほしい理由を粘り強く両親に伝えました。

 

 

 

東京にしてほしい理由
 

 1 妹の仕事と介護の両立は困難

 2 平日対応は私がすることになる

 3 私は北関東へ頻繁に行けない

 

 

そしてそれだけではなく、おそらく父にとって一番心配なのは

妹の体調

 

 

 

「ユウちゃん、仕事忙しそうだし

出張もあって残業もあって

それでお父さんたちの

介護までやったら

体力的にもつらいと思うよ」

 

「それが一番心配なんだ。

やっぱり

ユウ子に負担かけられない

 

それでもし

ユウ子に

何かあったら…

死んでも死にきれない」

 

 

「忙しい仕事だけでも

体力的に大丈夫なのかなって

ちょっと気になってたんだよね」

 

「……」

 

 

「もしユウちゃんが

出張で遠くに行ってる時に

お父さんたちが

緊急事態ってことになったら

ユウちゃん

マサルくんに動いてもらう

つもりなんじゃないかな」

 

「それは困るわ。

そもそも

そんなこと頼めない

かもしれないのに…」

 

「そうだよ。

やってくれるかどうかもわからないし。

しかも、頼めるようなことかどうかもわからないし。

介護ってどんなことがあるかわからないから」

 

「そうよね。

お父さん、

やっぱり行くなら

東京にしましょうよ」

 

「うーん…

そうだなぁ

まあ、東京の方が

いいだろうなぁ。

もう少し考えてみるけど」

 

と理解はしている父でしたが

東京にまだ抵抗があるようでした

 

しかし、

状況的に

父がどんなに迷っても

東京にするしかないのです。

 

「じゃあ、引き続き

東京で部屋探してみるから」

 

 

両親にそう言い残して実家を後にしました。

 

 

 

 

 

残ってしまった宿題

 

それ以外にも私は

もう一つ両親に

わかって欲しかったことがありました。

 

それは妹夫婦の経済状況

 

お金がない状況で、

もし妹に介護が必要になったら?

 

 

両親にはひどいと

思われるかもしれないですが

 

妹夫婦の都合で

私の息子たちが苦労しないように

準備しておいて欲しい…

 

父の姉、タミさんの話を出して

父に伝えたかったのですが

その事は理解してもらえませんでした。

 

というか、

聞く耳も持ってもらえず

私の話は否定されました。

 

 

父に対する

やっぱりな…

というか

正直がっかりな気持ち。

 

問題が綺麗に解決したわけではなく

すっきりしない気持ちで私は東京へ戻りました。