伝説のラーメン店、あこがれの「十八番」をついに訪問 [能代市 十八番] | ノスタルジック食堂

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懐かしい感じのラーメン屋、立ち食いそば屋、定食屋などを訪ね歩いています。

能代に「十八番」というおいしいラーメン屋さんがある‥といううわさを聞いて数年。3回目の能代訪問にして、ついに実際に食べることができました。


1回目は定休日、2回目は営業時間に合わず、食べることができなかったので感激もひとしお(笑)


この日は秋田駅から高速バスで能代に行き、駅前で下車。もう知り尽くした能代北高校の脇道を歩いて十八番に向かいました。今回は仕事のついででしたが、はっきりいって、十八番でラーメンを食べるためだけに朝早く東京を出ました。そうでなければ、もっとゆっくりでよかったのです。


ありました。あいかわらず地味な外観。


ノスタルジック食堂


感激の「営業中」看板(笑)。営業時間は午後2時まで、なんといっても定休日が(水)(土)(日)と多いわけです。


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この店については、あまりにもあこがれてしまったため、いろいろ研究もしてありました。例えば注文のシステム。ここでは席に座って店員を待つのではなく、自分で厨房まで行って、名前をいった上で注文することになっているとか。


お金を払うのも食べ終わったどんぶりを持って厨房に行って支払うのだとか。


そんなことを調べつくした上ででかけました。さらにここのメニューは醤油、味噌、塩があるわけですが、すごく人気のある店なので2種類ぐらい頼む人も多いそうです。そういう場合は、2つ同時に頼むと最初に一杯出てきて、ある程度食べ終わったところでもう一杯だしてくれる気遣いもあるとか。


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でも私は最近あまり大食いできないので醤油の「中」しました。ちなみにサイズは「大」「中」「並」の3種類があります。


私が行った時はそんなに混んでいなくて、厨房にいって名前をいわなくてもオーダーできました。しかしそれなりにテーブルはうまっていたのでタクシー運転手らしきおっちゃんと相席。このおっちゃんは2杯食べていました。このほか奥に座敷もあるようでした。


そして3度目の能代訪問でようやく遭遇できたのがこれ。醤油ラーメン(中)。


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何となくイメージとして昔懐かしい感じのしょっぱい醤油ラーメンかと思っていたのですが、そうではなく、ちょっと変わったテイストでした。


ナッツ類とレモンスライスがトッピングしてあります。スープは生姜の味がきいていて、あまりしょっぱくはなく、むしろさっぱりした感じ。麺はけっこう細めの縮れ麺でした。


想像と違ってちょっと意外だったのですが、確かにおいしくて、スープも全部飲み干してしまいました。ちょっと表現しがたい不思議な味でした。これだと「大」でもよかったなと。二杯でも食べられそうです。


次から次と客が来るので、さっさと食べ終わって出てきました。今度行くとしたら味噌と塩を試してみたい。確かにおいしいラーメンでした。


[能代市 十八番](2012年4月訪問

■所在地 秋田県能代市追分町2-50

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