昨年の夏、暑さに負けるかと思うほどの室内温度を経験し、秋のうちに通気と断熱をしようと元々あったガラス戸を外して遮熱と照度を確保させる細工に入ったはいいけど、外したまま防災イベントを迎えてしまい、手つかずとなっていました。
そこに正月の令和6年 能登半島地震が発生。
移住した南砺市福光の家は100年近く経っている建屋だと思うのですが、純和室とあって鴨居までが175cmの設計です。
しかも、この場には今度92歳になる母親を抱えており、移住当時の状態では震度5で崩れ落ちるよ~と話していたので、移住を決めたあくる日から断捨離を開始!!
私の拠点となる作業場を二階の8畳間にするため、少しづつ改良することを計画したのです。
壁はぬりかべ。
基礎からの傾きか?扉は隙間が出てきている。
押入れのふすまも破れて、役に立っていない。
こういう考えも出てきた。
この場を貸せる程度に補修して貸そうかなと。
ここは田舎だけど飲食街で、とりあえずは夜の街でもある。
時代が良ければ借りてもあるだろうとは思ってるけど、借り手が居なければそれこそ災害拠点として倉庫にでも使おうか。と
今、無性に住みかが欲しいと思ってます。
出来れば金沢市近郊がいい。
と、津幡町やそれこそ内灘町といったところの中古住宅をいくつか見て回ったんです。
で、今回の地震があって、また考えを変えることになるわけ。
中古の住宅といえばここ富山県は金沢と違い、土地が広く大きな屋敷が200万~出てきてはいるんです。
手元のお金は丁度そのくらいが射程距離なんだけど、どうしてもリフォームは必要な感じ。
このままじゃダブルでお金が必要に・・・
ということで、あくまでもこの場は自分で出来る範囲で細工していこうと奮闘中なんです。
さて、そういう震度5強。
東西に50cmは振られて、室内のひずみが大きくなったかな~と思いきや、戸のしまり方も異常なく、窓ガラスも大丈夫だった。
しなってくれたのかなーと思っているのですが、でも見えないどこかにきっと何か起こってるよね~と心しています。
なので、隙間風対策も含めて、100円ショップで手に入る銀シート(180×90cm)をたくさん買い込んで、ぬりかべや押入れの断熱材代わりに貼っていってます。
壁には支柱を打ち、プラスティック段ボールを貼ってその上に合板を貼る予定で、今はプラダン状態です。
ガラス扉は木枠を白に塗り替え若干でも強化されるように、ガラス面にはこれも100円ショップの壁紙を貼って、飛散防止策にしました。おかげでカタカタという遊び音もしなくなりましたよ。
写真は木枠を塗り終えたガラス扉
ガラス面に壁紙を貼った状態
雰囲気が全く変わって、夜間照明の反射も増えて明るくなりました。
二階の間仕切りに使うように、もともとあったふすまと配置換えしました。
次はふすまの4枚を張り替える予定で、貼ってあったふすま紙をめくっている最中です。
ガラス扉と柱に隙間があるのでレールローラーのステーに厚みのあるものをかませて持ち上げてはめ込みました。動きは若干きついのですが、それは時間のある時に見直します。
ついでに鴨居を持ち上げるのにはめた支柱もこのまま固定して耐震策に使うつもりです。
少しでも強化できるようにとの考えでやりながら、室内も軽くして安全区画にしておこうと邁進中です。
計画では年末と正月三が日はこれを仕上げようと考えていたのですが、またもや横やりが入っちゃいましたね~。
次の記事には今日までの横やりについても触れていきましょう。
では、皆さんも自分でできる耐震策は考え出してやっとくと良いと思うぞ~~~💛