大型二輪の試験が終わり、一人目は合格、
二人目は原簿を持って監視塔の階段を下りてきた・・・
うわぁ~
明日は我が身だなぁ・・・って明日じゃないし・・・
試験官の一人が大型車を移動させ、
普通二輪を準備
試「はい、普通自動二輪の方~」
私「はい!お願いします」
まずは慣らし運転だけど、運転自体は
試験の対象になりませんが、乗る時は
しっかりチェックされてます。
単車を起こし、サイドスタンドを戻す。
後方確認で安全を確認して跨る。
ミラーを合わせ、キーをONにして
エンジンスタート
と、ここまでの動作は試験に含まれてます。
そして再度安全確認をしてコースに出る。
一周しかない慣らし運転、走りながらできるだけ
確認をする。
あっさり一周を終え、スタート地点に戻る。
監視塔の真下がスタート地点なので、
監視塔の試験官が
試「自分のタイミングでいいので、いつでも
スタートしてください」
私「はい!お願いします」
慣らし運転後は、エンジンのかかったままスタートです。
左右、後方確認をして・・・
ん・・・・スタートできない・・・
この日は、高齢者講習があり、コース内を
高齢ドライバーが運転している・・・
それも割と低速・・・
再度安全確認・・・
うん・・・またスタートできず・・・
今度は大型特殊の車が・・・
何度安全確認したらいいんだ・・・
しばらく待ってようやくスタート
いつも通りにやればいい・・・そう言い聞かせて
コースを走る・・・
しかしいつも通りいかないのが試験。
外周をほぼ半周回ると坂道に入る
いつもは後退しない坂道でまさかの後退・・・
あぁぁぁ・・・半クラが見つからない
一度ブレーキを掛け再度挑戦。
どうにか坂を上り、そして下る・・・
交差点は青、中央で対向車が通過するのを待つ・・・
ん対向車来ないじゃん・・・
ひぃぃぃぃぃぃ~いつの間にか信号赤だ
こんな時はそのまま通過するように言われたから
とりあえず通過するか
その後踏切、苦手なクランクを通過し、得意な
急制動これだけは得意だった。
コツをつかんでからはいつも褒められてた
一旦停止をして、安全確認をして
急制動スタートカーブを曲がりつつ加速して・・・・
あれぇぇぇぇ
めっちゃカーブで膨らんで、反対車線入ってしまったよ~
なんでぇ~・・・
とりあえず加速してブレーキ。
監視塔を見上げる
私「もう一回ですか?」
そう、点数が残っていれば、急制動は2度目の挑戦が
可能なのです。しかし監視塔からは
試「大丈夫です!続けてください」
あぁ・・・きっと点数残ってないんだ・・・
これ、ゴールしても不合格だ・・・トホホ・・・
テンションを落とし気味で、残りの課題をこなす。
S字、一本橋、スラローム・・・
スラロームなんて慎重になりすぎて
モーレツな低速・・・正直ただのへたくそ蛇行運転
後は見通しの悪い交差点通過をして、ゴールの
監視塔を目指す
停止位置で停車させ、単車から降りる。
エンジン切って降りて、サイドスタンド立てて
単車が自立して立ってれば終了。
過去には、安心して降りる際に転倒して
失格になった人が数名いたらしい
高確率で女性らしい
試「上来てくださーい」
トントントンと階段を上る
1畳半ほどの狭い監視塔
試「坂道後退してたね、半クラ見つからなかった?」
私「はい・・・」
試「あと、急制動どうしたかなり膨らんだけど」
私「得意だったんですが・・・極度の緊張だと思います
あれ、大丈夫だったんですか?」
試「ちゃんと速度出てましたから大丈夫でしたよ」
あと何言われるの?早く原簿返せばいいのに・・・
試「まぁ、結論から言えば合格です」
私「へ?・・・合格?」
試「たくさん補修も受けてきたし、大丈夫でしょう。
公道に出ても安全運転で乗ってください」
私「ありがとうございます・・・吐きそうだった」
本当に40歳も過ぎてこんなに緊張して
試験を受けるなんて・・・
私公道走れるのか
監視塔で番号カードを渡され、受付でそのカードを渡す。
引き換えにこれが渡された。
卒業証明は免許交付当日の朝に取りに来るように言われた。
ちなみに、免許交付される講習センターは、
教習所から100mほど先の建物です。
そして、交付日は毎週木曜日なので、試験を受けた
金曜から約1週間待たないといけません・・・
それにしても・・・本当によく受かったなぁ。