教習もはじまり、予定通り進めば
早ければ7月中には免許が取れる・・・
なんて

淡い期待と夢を抱いておました。
しかし、この後長い長い教習期間が続くとは
夢にも思っておりませんでした・・・

翌日2時間目の教習を受けに夕方教習所へ・・・
時間までに装備を終え、指導員へ原簿と免許の提出
免許は確認をするので、毎時間見せます。
おっ・・・コース内を見ると誰もいない
入れ違いで帰って行った生徒は数人いたけど、
この時間は私だけだ・・・
私「貸切ですか?」
指「そーです!だから来てもらったんです」
な、なんと

2時間目に貸切とは・・・
指「まず最初に半クラッチの練習で、壁ドンやります」
んん
壁ドンとはいかに

正面に壁、そこから30センチ程度離したところに単車
エンジンをかけ、ローギアに
リアブレーキは掛けたまま、クラッチも握ったまま
リアブレーキを離す、クラッチを少しづつ離していく、
するとそろ~りと動き出す
そこでクラッチを離すのを止める!
ここが半クラ

すると目の前の壁にトン!っとぶつかる
ぶつかった勢いでちょっとだけ単車が後ろへ下がる、
クラッチを握ってリアブレーキで止まる。
と、この動作を10回ほど繰り返すと
指「じゃあ、実際に外周を回りましょう!」
私「えっ
先生本気ですか
もう乗るんですか?」


って、あんた免許取りに来てるのに乗らないでどーするって話ですよね。
本当は1時間目から乗る人だっているのに・・・
うわぁ~急にドキドキしてきた・・・

指「ぼく、走ってついて行くから」
しかし、怖くて足があげれない、半クラで発進するけど
動き出すと怖くて
私「ギャー
怖い怖い
」


こんなことを2度ほど繰り返すと
指「足乗せちゃって走り出す方が怖くないから思い切って
足乗せちゃって~」
意を決して足を乗せる・・・
うわ~私バイクに乗っちゃったよ~
指「先にカーブあるから、目線は遠くに~
カーブの先見てぇ~
」

うんうん、目線は遠くね・・・
お~風を感じてる・・・
あっ・・・走ってついて行くってそー言うことね

そう、この時指導員の方は、自らの足で走って私に付いてきていました。
外周を1周走って停止。
指導員は息切れ・・・
指「僕は疲れたから、もう1周は一人で走ってきてみて、
変えれるなら、ギアはせめて2速までにした方が
走りやすいよ」
もう1周は一人で走り、ギアも2速に入れちょっと楽しい
と

思った2時間目でした。
こんな状態の人は、教習車が走ってる時には乗せれないよね・・・

そーいえば・・・前日に予定変更って言ってたけど・・・
原簿を見たら
紙が貼ってあった
左の9時間までの時間割が通常
右の14時間まで増えてるのが予定変更の時間割
そう、すでに5時間の補修がこの時点で確定なのです。
先に言っておきますが・・・
私、第一段階の補修、5時間で終わりませんでした