本来なら…かかりつけ医さんに、
しっかり質問してしっかり答えをもらうのが一番いいですが、
聞き損ねた…
聞けなかった…
聞きずらい…etc…
そんな時にすごく助かるLIVEありがとうございますm(__)m
[注意書き( ..)φ]
お話していることを文字にしているので、
よく聞き取れなかったこととか、自己解釈したりとかあり。
医療知識はない素人です。
薬の名前は一度ネットでそのような薬があるかは検索して
書いてますが、その辺りはお許しを。
先生は不定期ではありますが、20時以降で、
インスタライブでお話して下さってますので、
フォローされると開始されたら参加できます。
実際参加してみる、
もしくは、アーカイブをご自身で聞かれるといいと思います。
お話しされている内容は、
経験重視よりは、ガイドライン・エビデンス重視。
勉強熱心な先生なので、
いろんなセミナーで見聞きしたお話しなどを
アウトプットしてお話してくださっています。
17才8か月
歯痛で前足を噛みつくようになりました
肺炎・肺水腫をしているので抜歯の選択肢がない
痛みのある葉は抜いてくれました
ガリプラントを処方
様子見をしてていますが前足をまだかむことがある
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◆前足を噛みつくのは
「前足が痛いんじゃないでしょうか?」
17.18才だと、関節炎になることが多い。
〈犬も同様なデーターが出ている〉
6才で3頭に1頭
10才で4頭に3頭
15才以上で90%(すべての子が関節炎)
と、言われている。
※どのくらいわるいかわからないが、
「犬猫は手根関節(手首の関節)に関節炎がでやすい」
→ガジガジすることがある。
※歯が痛いときは、歯をこする。
手が痛いときは、手をガジガジする。
〈歯の場合は手を口の方に持ってくる〉
※手が痛いのだと思います。
(質問者様追加コメント)
手をガジガジするような関節炎の診断は、
どのように行いますか?治療法も教えて下さい。
→基本はレントゲンです。
レントゲンで写る関節炎は非常に悪い状態です。
関節炎にもグレードがあります。
→レントゲン上何もなかったとしても、
〈やられない方が多いですが〉
どの関節にも関節包というものがあり、
その中に関節液が入っている。
関節液を調べて炎症があれば関節炎です。
→関節鏡…直接見るカメラがある。
小さい動物は難しい。
手根関節の関節液を抜くのは難しくないので、
抜く方が簡単だと思います。
〇治療法
・体重管理
・痛み止め
・サプリ
・理学療法…レーザー、プールなど
・歩くこと…歩きたがらない子は無理やりはストレス。
無理のない範囲で歩く。
痛み止めを使ってでも歩く。
・手術…最終手段
酷くなってくると動かさなければ痛くないという
考えにより、関節を固定する。
あまり推奨されてはいないので最終手段。
※犬猫の手根関節…人工関節は今のところない。
犬? 14才
右後ろ足だけ引っ張っても反応がなく、
ギューッと握っても痛がらない
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◆神経疾患です。
〇神経について
「整形外科疾患」「神経疾患」がある。
・整形外科疾患
→痛みが増してくるはず。
その足を触ったら痛みが増してくる。
骨折、脱臼などは痛みを伴う。
・神経疾患
→痛みを感じられない。
椎間板ヘルニア、脊髄梗塞、脊髄空洞症、神経の腫瘍等。
悪くなると足がしびれてくる
足が動かしずらくなる
自分の足を表を向いているのか、
裏を向いているのかわからなくなる。
※神経をしっかり診れる先生に診てもらった方がよい。
エコーを診てもらった方がよい。
※炎症の値が高かったということですが、
エコーではわかることがありますが、レントゲンではわからない。
〇神経学的の触診
神経検査に関しては、インターネット上にも載っている。
「犬 神経検査」などで検索するとでできます。→★
『どこに悪いものがあるか?』出てくる。
神経学的検査をしてもらうとよい。
(質問者様追加コメント)
右後ろ脚は無反応なので、
脊髄に炎症があるかもしれないと言われていますが、
検査には全身麻酔が必要と言われている。
→「何に基準を置くか?」です。
例えば…
「心臓病だから麻酔がかけられない」では、ない。
検査・手術はします。
※万が一の時は、他の子より危険度は高くなる。
※右後ろ脚が、神経疾患だとしても、
腫瘍は別として、
骨髄軟化症とかの致命的な症状ではない限り、
死んでしまうことはない。
※調べること(検査すること)に対して、
リスクが高いのであれば、
やらないというのも選択肢の一つです。
※骨髄の何か…の可能性は高いですが、
末梢神経の可能性もあると思います。
※調べるためには、全身麻酔で、MRIになります。
(質問者様追加コメント)
14才と高齢で麻酔は難しい、
脊髄の場所は特定はできていません。
→全身麻酔MRIをしないと場所の特定ができない。
麻酔が難しいのであれば、
「神経検査」です。
神経検査ができる病院さんに診てもらう。
※ちゃんと診れる先生に診てもらうのが大事です。
チワワ
前足の向きですが少し外側を向いている
しびれていて前足を舐めていることが多いと
言われたことがある
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〇チワワ
骨・関節が変な方向に向くことは結構ある。
生まれつきなら、それで生きていくはずなので、
あまり気にしなくていいです。
〇健康診断
1~2才の頃に、
〈レントゲン〉〈血液検査〉〈エコー検査〉は
しておいた方がよいです。
※これがその子の基準になります。
例)5~6才の時に蟹股になったとする。
生まれつき蟹股ならもともとですが、
・「脱臼」の癖がある
・歩き方が変
・どこかをかばっている
・疾病がある
本人が不快感を感じているのかもしれません。
1.2才の頃に検査をしておくことは大事。
「その子が将来どう言う疾患になるかわからないので、
ベースになる数値を知っておくことは大事」です。
例)健康診断・体調が悪くて血液検査をしたら、
肝臓の値とか少し高いとする。
↓
いろいろ検査して調べたが、
何の疾患・症状もなし。
※もともと高いので、
気にしないでいいパターンかもしれない。
※何か病気があり、
気にしないといけないパターンかもしれない。
※その子のデータがわかっていなかったら、
「肝臓の数値が高いですね」
「検査してみましょう」
「治療してみましょう」
と、なってしまいます。
◆病気を見つけるためもありますが、
将来の病気のために、1~2才の時のデータ(検査)は大事です。
◆今回のご質問の件ですが、
レントゲンを見ないとわかりませんが、
気にしないで良いと思います。
犬 18才
急な心臓発作で意識がない緊急時、
人工呼吸・心臓マッサージをすると安全効果的でしょうか?
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◆安全なことはないです。
◆効果的なことは、
3人以上で、2分ごとに交代する。
ローテーションしていきます。
〇心臓マッサージ
胸腔が1/2になるまでと言われています。
※その子によって違います。
※厚さが違う。
※力のかけ具合が違う。
弱くやっても意味がない。
老犬・老猫は、
ろっ骨が折れるくらい押さないといけない。
→折れるくらいの力でガンガンではなく、
結果折れてしまうという感じです。
※マッサージをする側の体力も必要。
※2分以上行うと、質が落ちるといわれている。
◆心臓発作なら、
除細動器(AED)を使うことが多い。
〇人工呼吸について
人工呼吸器があります。
どの病院も今は持っていると思います。
気管に送管して管を通して気管挿管をして、
血管の中に管を通して薬を入れる。
人工呼吸器で人工呼吸をして、
心臓マッサージをする。
1分間で120回。
あんぱんまんのMarchの歌のペース。
押したら、手をはなす。
心臓から血液を流す(押す)ことで流れる、
連続で押し続けてはダメ。
「押したら離す」
心臓に血液が溜まってないのに押しても意味がない。
心臓に血液が戻る時間も必要。
〇薬について
アドレナリンを入れることが多い。
◆安全ということはまずない。
ある程度のリスクを伴います。
◆蘇生しても、ろっ骨が折れて肺に刺さって、
亡くなってしまうこともある。
◆心臓マッサージは、
死亡してから20-30分やっても反応がないときは、
蘇生は難しい。
医療面ではなくホスピタリティを尊重し、
ご家族が先生もう十分ですというところまでやる。
◆家で蘇生しても呼吸が戻るまで時間がかかるので、
すぐに動物病院に行くのがよい。
◆若い先生がいる方が体力面で良いです。
2~30分やるのは年配の先生はきついと思います。
チワワ 10才 気管虚脱 薬治療中
かなり進んでいて苦しそう
手術しても金属を入れると不具合が出るといわれている
1回しかできない手術と言われた
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◆今は「金属を入れる手術はしない」です。
→DMで質問頂いていた方かな?
最初の方にお話をしているので、
アーカイブを見て下さい。
◆手術をやるのであれば、
日本で最高の手術ができる先生が大分県にいます。
特許・権利の問題でこの先生しかできない。
やり方も特殊です。
術後の成績がすごく良い。
最高のレベルでやりたいのであればこの先生に
やってもらうのがよい。
歯の専門医で最新の機械で歯周ポケットをしっかり
診てもらった方がいいでしょうか?
歯科専門医で診てもらった方がいいですか?
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〇歯石取り
3.4.5才くらいなら、
どこの病院でも基本変わらない。
獣医師がどれだけ丁寧にするか?です。
歯石取りは、取って終わりではなく、
研磨をかける。
超音波スケーラーで歯石取りだけをやると、
歯の表面がごつごつしている。
その部分を平らに研磨をかける。
そこまで、上手くやってくれたら、
どこでもよい。
〇病気のリスク
隠れ疾患みたいなものは、
歯の専門医のレントゲンがないと見つからない。
疾患ごとに、特殊器具がある。
【歯が汚れる】
・健康に影響する
・死亡リスクが上がる
・犬→心臓・肝臓が悪くなる
・猫→中等度の歯石歯周病…心臓病のリスクが18倍
重度になると35倍になる
※歯はきれいな方がよい。
※普通の歯石取りだったら、
丁寧にやってくれるならどこでもよい。
※特殊疾患を見つけるためには、
専門の病院でしかわからないことがある。
トイプードル 10才 去勢済み
健康診断でメタボと診断
体重を落とすよう指示
散歩を2回した方がよいですか?と質問したら、
散歩ではなく食べ物と言われました
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〇健康診断について
肝臓・腎臓いろんな値がありますが、
中性脂肪が高くて、コレステロールは大丈夫なら、
比較的優秀なんじゃないかな?と思います。
獣医さんに言われたのかわかりませんが、
「夏は乗り越えられないのでしょうか?」
→すぐに亡くなるようなことを言われたのでしょうか?
まずそういうことはないです。
※健康診断で、
高脂血症(コレステロールが高い・中性脂肪が高い)は、
結構あると思います。
〇犬の脂質代謝異常について
それについてお話をしますと本を持ってこられました。
高脂血症…肝臓・腎臓問題なくて、
・中性脂肪の値が高い
・コレステロールの値が高い
ということは、あります。
ここで大事なのが2つです。
「何で上がってきているのか?」
「これが上がることによって今後どうなるのか?」
★「何で上がってきているのか?」
→高脂血症
(中性脂肪が高い・コレステロールが高い)の時は、
[うちの子病気かもしれないな]と思って下さい。
1.食事で思い当たること
人間のものを食べている
脂身ばかり食べている
おやつが多い(ジャーキー・歯磨きガムetc…)
→思い当たることがあるなら、
それを改善して再検査する。
2.甲状腺の病気
コレステロール・中性脂肪が高い以外では、
「貧血」があるかくらいです。
3.クッシング(副腎の病気)副腎気質亢進症
「肝臓(ALT・ALP)の値が高い+高脂血症」
だと、疑った方がいい。
検査→「エコー」「尿検査」「ACTH刺激試験」
※グリココルチコイドがすごく増える。
※肝臓での中性脂肪の合成を促進し、
高TG(中性脂肪が高くなる)になる。
4.糖尿病
尿に糖が混じる病気
血糖値が高い
検査→おしっこ検査
5.先天性の病気
シュナウザー、コリー、牧羊犬では高くなりやすい。
6.原発性の病気
原因がわからない。
◆何も見つからなかった
→ほおっておくのも一つの手ですが、
ずっと高いと、
「膵炎」「胆嚢」「目」「心臓(?)」の、
病気になりやすくなる。
心臓が?なのは、心臓のエビデンスを見つけることが、
できなかったのですが人間では、ある。
◆中性脂肪・コレステロールをさげる、
ごはん、薬などを使う。
◆他の疾患で高くなっているのであれば、
その病気を治療したら勝手に下がります。
◆「原因として病気を持っているかもしれない」
「今後こういう病気になりやすい」というのを
考えておいてください。
◆高脂血症
…コレステロールが高い、中性脂肪が高い
↓
「犬の胆石、胆のう粘液脳腫の危険因子」
「犬の膵炎の危険因子」慢性膵炎とか。
「目の病気の危険因子」ぶどう膜炎とか。
※中性脂肪・コレステロールが高いときは、
「何でそうなっているのか?」
「病気かもしれないな?」
「ほおっておくと病気になりやすい」
と、思っておいてください。
トイプードル 12才 オス
耳が遠くなり眼が濁り白内障になりました。
キャンシー点眼をしている
人間と同じ目薬のようですが、ずっと続けていれば、
予防になりますか?
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◆白内障じゃない、かな?と思います。
「目が白い=白内障」と、
獣医は言いがちです。
そういうことはない。
〇眼が白くなる病気
犬は歳をとると白っぽくなる。
人間…40歳くらいで白内障が30%発症するので、
同様に考えがちである。
人の白内障…老齢性の疾患。
犬の白内障…若いうちからあります。
白内障の手術の6割が5才くらいです。
※老齢性で診られる白濁は、
白内障ではなく、「核硬化症」であるといわれている。
※核硬化症は、視力を障害されていない。
※白内障、核硬化症、どちらも目が白くなる。
歳をとってからの場合は、
どちらかというと「核硬化症」です。
〇核硬化症
目の水晶体が白く濁る。
・正常な目の老齢性の変化
・視力に変化はないといわれている
→光は角膜を通過し、網膜で光を感じ、
神経に繋がっていく。
※病気ではなく、老齢性のもの。
※核硬化症と白内障を見分けられる獣医さんはほぼいない。
眼科専門医じゃないとわからない。
※歳をとってから
・両目同じくらい濁ってきた→核硬化症の可能性が高い
・左右違う、眼の一部だけ白い→白内障の可能性が高い
【スリット検査】
・光は3本見える。
→光の1本目の線、2本目の線、3本目の線が見える。
〇白内障
水晶体の一部が白内障になったら、
光がそこで止まって角膜には光がとおらず見えなくなる。
【スリット検査】
・光は2本しか見えない。
→欠損しているのでその部分が白内障。
※白内障の場合は、手術しかない。
【治療方法】
・抗酸化のサプリ
・抗酸化の目薬
※進行が遅くなるかもしれませんが、
完治するというエビデンスはない。
※点眼をやっていたらいいわけではないが、
進行スピードは遅くなるしれません。
※点眼で治すことはできない、
治すには手術一択です。
◆一生不必要な点眼を続けている子も多い。
続けていても悪いわけではないが、
キャンシー点眼は、
ビタミンC、抗酸化の目薬だと思います。
必要ない点眼の可能性もあります。
白内障だったとしても、
この目薬をやっていればいいわけではなく、
進行が遅くなるかもしれないが、
治すためには、手術しかありません。
先ほど言っていた薬の他に何かありますか?
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◆高脂血症でウルソ?
よくわからない、です。
ウルソ…肝庇護作用(肝臓の細胞を守る)
利胆作用(胆汁を動かす)
高脂血症でウルソって、
使い方が珍しい………。。。
ウルソは、サプリメント。
なのでやって悪いことはないですが。。。
何で使っているんだろう?
不思議な処方だと思います。
◆先ほど言っていた薬?
なんか言ってたかな…。。。
【高脂血症の薬】
・プラバスタチン系
→コレステロールを低下させるために処方される。
〈プラバスタチンナトリウム、フルバスタチン、
シンバスタチンとか〉
・フィブラート系
→中性脂肪を低下させる作用がある
(質問者様追加コメント)
2わんいて、1わんが、
高脂血症から胆のう粘液脳腫になった。
→高脂血症の治療をしつつ、
胆のう粘液脳腫が悪くならないように、
・ウルソ ・スパカール ・ごはん
が大事になってくる。
→【高脂血症+胆嚢に疾患(胆のう粘液脳腫)】
両方ある子は、
・クッシング症候群
・甲状腺の疾患
ある場合が多いので、一度しっかり診てもらう。
→甲状腺の病気(甲状腺機能低下症)
T4だけではなく、TSHも調べることが大事。
T4だけでは判断できない。
→クッシング(副腎皮質亢進症)
エコー検査が大事
腎臓の横にある副腎を診ます。
通常は3-4mm
7mm以上だとかなり怪しい。
5.5mmだとかなりグレーゾーンです。
お金に余裕があるなら、
尿中コルチゾールも測る。
コルチゾールというストレスホルモンをたくさん出す。
ストレスが出ている状態と同じ。
引っかかってきたら、
ACTH刺激試験をみる。
→陽性だったら、ほぼクッシング確定。
→陰性だったら、低用量デキサメタゾン抑制試験をする。
(質問者様追加コメント)
高脂血症でウルソではなく、パルモディアでした。
→高脂血症でウルソは?だったので。。。
(バルモディアは高脂血症のお薬)
ダックス 4才 オス
左だけ涙が出る 眼に傷はなし
抗菌点眼薬を処方されていますが効果がなく嫌がる
対症療法などはありますか?
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◆抗菌薬
抗菌点眼薬をなぜ出されたのかわかりませんが、
「抗菌薬=基本的に感染の時に使う」
抗菌薬…細菌を倒すためのもの。
→細菌がいないところに使っても意味がありません。
◆目が細菌感染していると、
「黄色、黄緑っぽい」目ヤニが出る。
→それがないときに抗菌薬の点眼は意味がない。
◆「左目だけ涙が出る」
〈左右両方の場合〉
・生まれつきの鼻涙(閉塞)症
・目の形の問題
・アレルギー
〈片目だけの場合〉
・外傷
・外部からの刺激
・鼻涙管が詰まっている
※鼻涙管…眼がしらから鼻に涙を流す管がある。
ここが詰まると涙目になる。
鼻涙管のつまりの可能性あり。
・異所性睫毛(いしょせいしょもう)
※目の裏、まぶたの裏に毛が生えてしまう子がいる。
麻酔をかけてとるとよくなります。
※意外と目の裏をしっかり診るのは難しいので、
麻酔や鎮静が必要となる。
どうしようもないときは、
麻酔をかけて取るのもよいと思います。
【治療方法】
・炎症、感染で詰まっている場合
→〈抗炎症剤〉〈抗菌薬〉が必要になってくる可能性あり。
・鼻涙管洗浄
→ゴミが詰まっている状態なので、洗い流す。
→細い所にさらに細いものを入れないといけないので、
麻酔が必要。
※鼻涙管洗浄をしても何度も詰まる。
洗浄しても1-2週間後にまた同じような状態になるので、
積極的にやる処置ではないです。
※タイミング的に麻酔をかけるような処置、
歯石取りとか去勢避妊のタイミングだと、
一緒にするのは良いと思います。
4匹多頭飼い
蛋白漏出性腸症の子がグルコース64と少し低い
なるべく空腹にならないようにと言われている
グルコースが50代になったら、
インスリノーマの疑い
空腹を作らないだけではなく、
他に食事療法やサプリなどはありますか?
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◆CPL、TLIの値が異常値だったら、
CTを撮る。
・「リパーゼ」をしっかり計る
→外注スペックCPLとかetc…。
・「膵酵素」がどのくらいか、TLIを測る。
→すごく高くないかorすごく低くないかetc…。
【CPL】
【TLI】トリプシン様免疫反応物質
この記事が分かりやすいかも(((uдu*)ゥンゥン
〇インスリノーマ
【インスリノーマ】ネットぐぐる
膵臓のβ細胞から発生する腫瘍で、
インスリンを過剰に分泌する事で低血糖を引き起こす病気。
インスリノーマだったら、
数値がもう少し低いんじゃないかな。
それ以外だと、
・クッシング症候群
・肝臓が悪くなると血糖値が低くなるので、
「肝機能検査」もしてよいと思います。
◆グルコース64は結構嫌ですね。。。
【高血糖】
糖尿病になるとグルコースが400-600とかになりますが、
高血糖になったからと言ってすぐ死ぬわけではない。
※600がずっと続くことにより、
「ケトアシドーシス」になって、亡くなることはある。
が、600になったからと言ってすぐ死ぬわけではない。
【低血糖】
グルコースが100で、20とか30になるとすぐ死ぬ。
低血糖は高血糖より怖いです。
※朝100で昼20とか30になったら、すぐ死にます。
低血糖になったら、早めに検査しておいた方がよい。
〇空腹にしない
腹持ちがいいものを食べさせる。
・おかゆ
・流動食とか
何がいいか、わからないですが…
とにかく腹持ちが良いものがよいです。
※長く血糖値を高く保てる食べ物がよい。
※専門の先生に聞いてもらうと良いです。
獣医師でおススメの先生を知りたい場合は、
DM下さい。
心臓の腫瘍による還流障害由来と思われる
腹水が確認され、増加傾向
主因が無くならない限り、
仮に治療を始めても永遠に続けることになりますか?
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆そうですね。
続けることになります。
◆水を抜くことで「ショック死」が起きたり、
利尿剤も全体のバランスが崩れ「他の症状が発生」
すると思われます。
→治療無しで、減少することはないと考えた方がよい。
◆体のバランスを整えていく機能はある。
無治療でもよくなる(自然治癒)可能性は0ではないが、
かなり厳しい。
〇利尿剤について
利尿剤を使って良くなる。
→利尿剤によって全体のバランスが崩れるのが、
「血圧」と「腎臓」。
→腎臓だったり、血圧、あとは脱水の状態を見て、
問題なく効くのであれば使った方がよい。
【利尿剤を使用すると、電解質が下がりやすい】
・ナトリウム
・カリウム
・クローム
※ナトリウムを外に出すことによって水を外に出す。
※水を出すことによって腹水の水を抜こうというのが、
利尿剤。
※体内に塩分がないと利尿剤はなかなか効かない。
【利尿剤】
ループ利尿剤…強力な利尿剤で、一般的に使われるもの。
※体内の電解質が高くないと効きが悪くなる。
※電解質(ナトリウム・カリウム・クローム)、
脱水、腎臓の数値に問題がなく、
かつ効くのであれば、使用する。
・ループ利尿剤
…「フロセミド」と「トラセミド」2つある。
※フロセミドを使って効かなかったらトラセミドを使う。
※トラセミドを使って効かなかったらフロセミドを使う。
他の利尿剤としては、
・ANP(心房性ナトリウム利尿ペプチド)
・スピロノラクトン
※単体ではそれ度効果は強くなく、
ループ利尿剤の効きを強くするための、
補助みたいな役割。
◆逆に抜きすぎも良くない。
「腹水」「胸水」の中にも栄養が入っている。
・たんぱく質
・糖質 などetc…。
それを抜いてしまうと、
〈アルブミン〉が低くなったりし、
いろいろ起こしたりします。
抜かないで自分の体が吸収してくれれば、
良いのですが、抜かないといけない子もいる。
例)おなかの中ガガンガンで胃腸が圧迫され、
動けない。とかetc…。
〇胸水
心臓・胃が動けなくなるので基本抜く。
胸郭があり、
水が溜まると、心臓・肺が動けるスペースが、
狭くなる。
※心臓の動きが悪くなると低血圧になる。
※低酸素になってくる。
※胸水は基本、抜く。
〇腹水
抜く・抜かないはかなり議論がある。
抜いた方がいい場合、抜かないほうがいい場合がある。
溜まっているから抜くではない。
胃とか腸の動きが悪くなることはない。
※腹水の場合は、
実際見てくれているかかりつけ医さんと、
相談したほうが良いです。
◆実際その子を見ているわけではないので、
わかりませんが…。。。
心臓以外、
いろんなところが正常で元気なら、
高齢でも(治療・検査・病院)頑張って、
〈治療する〉もよい。
苦しい・痛みだけを取り除く、
いろんな病気があるなら無理しない
〈治療はしない〉という考えもあります。
ここは飼い主様の考え方次第です。
(質問者様追加コメント)
食欲旺盛ですが、CPR3.6なので、
腹膜炎が出ているかもしません。
→腹膜炎かどうかは、
腹水を抜いて炎症細胞があるか?です。
〈腹膜炎…おなかの中に炎症がある〉
水が溜まっているのでちょっとだけ、
2-3mm抜いてそれに炎症細胞があるかを
調べる検査。
そんなに苦じゃない検査です。
細菌性→抗菌薬
それ以外→抗炎症剤を使います。
(質問者様追加コメント)
AST ASPは中等度障害で、ステロイドは使っていません。
〈ステロイドを使うと肝障害が出るので使いたくない〉
BNPが高いので、
利尿剤を使った時のナトリウムコントロールが難しい。
【心臓マーカー】
・BNP…脳性ナトリウム利尿ペプチド
心不全マーカーとして使われる
心筋が障害されたときに上がってくる値
心室(心臓の下の方)の筋肉が障害されたら上がる。
・ANP…心房性ナトリウム利尿ペプチド
心房(心臓の上の方)の筋肉が障害されたら上がる。
・トロポニン…心筋細胞が損傷したときに血液中に放出
されるホルモン。
※いずれも、心臓が悪くなった時に上がってくるが、
心機能が悪いかどうかの検査項目ではない。
〇心臓が圧を感じるとき
例)輸液(点滴)をする
→心臓の中(血液の中)に水が多くなるので。
心臓としては圧を感じる。
→圧を感じているので、BNP・ANPは高くなる。
※BNP・ANP・トロポニンが高いからといって、
心臓が悪いではない。
※心臓病かもしれないというサインであり、
心臓の検査(血圧・心エコー)をする。
◆質問に
「BNPが高いから利尿剤が使えない」
「ナトリウム調節が難しい」
というのが、わからない。
「BNPが高くて心機能が低下していて、
ナトリウムを高くしたら良くない」というなら、
わかる。
※獣医さんから言われたのかもしれませんが、
よくわかりません。
◆「心臓の腫瘍でBNPが上がっている」
正直それだと、だからどうした?なんですよね。
[心臓の腫瘍がある=BNP高い]は、
普通です。
→心機能がどう落ちているか?を
しっかり診てあげた方がよいです。
検査項目としては、
「心エコー・血圧」です。
※BNPは心臓の心室の筋肉が圧を感じたときに上がる。
高いときは「今圧を感じています」というだけ。
「腫瘍からなのか?」
「心臓の機能が落ちているからなのか?」
それは全く別の話です。
そこの検査をしないと、
「利尿剤」「ナトリウム」どうこうはわからない。
心機能が落ちているのであれば、
ナトリウムの調整しずらいというのは、そうです。
ナトリウムが高いと体の中に水を引っ張ってくるので、
心臓の仕事量が増え、ナトリウム調整が難しい。
〇ループ利尿剤
ナトリウムを外に出すので、
ナトリウムは低くなりやすくなる。
→低いものに関しては正常まで持っていく。
調整はしたほうがよいです。
※ループ利尿剤自体が、
「腹水を減らせるか?」は腫瘍の時はわからない。
→心臓からの腹水が溜まっている場合は、たぶん減らせる。
→腫瘍からの場合は、減らせるかわからない。
頂いただけの情報では、正確に見ていないので、
判断ができませんので、
かかりつけ医さんの判断を優先してください。
◆BNPが高いからどうこう、ではない。
・腫瘍からきている心不全を
並行しているかもしれない。
・心不全も並行しているなら、
治療方針が心臓の薬も使う必要がある。
※腹水もそこから出てくるかもしれないので、
心臓の治療を優先しないといけない。
「BNPが何で上がっているのか?」を調べる。
利尿剤を使うのであれば、
「ナトリウムの値がどうか?」
→低いのなら足した方がいい。
→正常値ならそこからループ利尿剤を使用しても大丈夫。
※腎臓の値が悪かったら腎臓に負担がかかるので、
「どこまで負担がかからないか?」
精密検査が必要です。
薬のせいで、一時的に腎臓が悪くなった
利尿剤が減ったら腎臓が元の数字に戻った
(かかりつけ医)
これからも腎臓療法食を続けた方がよいと
言われた
(お友だち)
腎臓が良くなって腎臓療法食を続けると栄養不足で、
具合が悪くなる可能性があるよと言われた
先生はどう思われますか?
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◆「腎臓の値がどのくらいか?」です。
※一過性で腎臓が悪くなっただけなら、
今正常なら、続けないほうが良いです。
〇腎臓
腎臓は、高たんぱく、高塩分は、悪くなる。
腎臓療法食…低たんぱく、低塩分のごはん。
※正常な子に、
低たんぱく、低塩分は他のところが悪くなる
可能性があるので、良くない。
【腎臓のステージ】1-4のステージがある。
1.2前期→腎臓療法食は✖。
2後半→早期腎臓療法食・シニア食。
3~→療法食。
※腎臓の検査をきちんとしているのか?
※ステージがどこなのか?
◆質問者様の書き方だと、必要がないかな?と、
思います。
※腎臓のガイドライン・治療法については、
IRISを見て下さい。
ステージごとに治療方法が異なります。
※今の値がとこかわかりませんが、
・クレアチニンと
・SDMA
ステージングがどこか判断します。
◆一時的にだと、
腎臓が悪いわけではなく、数字が高いだけ。
「腎臓の数値が高い=腎臓病ではない」
・本当に腎臓病なのか?
→むやみやたらに、薬だったり、
療法食はしないほうが良いです。
(質問者様追加コメント)
BUN28.1 クレアチニン0.72です。
→この値だったら、腎臓病ではない。
腎臓療法食を使ってはいけないパターンです。
→BUNは今は腎臓の基準値ではないので、
SDMAを測る。
※SDMAは14以下なら使わない。
※SDMAが高い場合は使った方がよい場合がある。
◆クレアチニンとSDMAを測ってください。
今は腎臓の値はBUNは使われていません。
菌はないということで消毒とかゆみ止めを処方
かゆみ止めを飲めば落ち着きますか?
根本治療は難しいですか?
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◆「菌がないのに消毒?」
菌がいないのに消毒はしないほうが良いです。
→消毒は常在菌も倒す。
[消毒(抗菌薬)は常在菌も倒す]
→消毒をすると、
まず荒れて、常在菌も入ってきてくれるが、
悪玉菌の方が増えてしまう。
※悪玉の方が多くて、
善玉菌を犠牲にしても、消毒(抗菌薬)を使う
のはあり。
いったん、すべてまっさらにしてしまって、
(皮膚)保湿 (腸)整腸剤
良いことをして、良い菌を増やす。
◆「菌がいないのに消毒?は変」です。
うちの近くの動物病院さんを、
かかりつけにされていた方が、
「無菌性の肉芽腫と診断されて、
抗生剤(=抗菌薬)をだされた」
なんで?
と思ってその足でうちに来院。
※「無菌性なのに抗生物質を出された」
飲まないといけないですか?
検査をしたわけではないですが、
無菌性肉芽腫というメモを持ってこられた。
その診断が本当だとしたら、
「無菌なら抗生物質はいりません」と説明を
しました。
◆獣医は、
「抗菌薬(抗生物質)」「消毒薬」を使いたがる。
先ほどお話したような
「目に何もない・目ヤニがない」のに抗菌薬の点眼。
etc……。
※意味のない抗菌薬は使わないほうが良いです。
※体にとってはマイナスです。
〇かゆみ止め
疾患による。
→アトピー、アレルギーは治すことはできない。
※症状を抑えるための薬という感じです。
→脂漏症…マラセチアは罹患するとめちゃくちゃ痒い。
油を落とす治療になりますが、
油の落としすぎは良くないので保湿も大事。
【根本治療について】
・体質改善
→腸活をする。
→FFT(糞便移植)…嘔吐下痢が酷い子は推奨
※健康な子のうんちを入れる。
現在は治験状態でやっている病院は少ない。
血清型は公表されますか?
発症している地域の子は接種したほうが良いですか?
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◆横浜市が発表すると思います。
◆レストスピラは関東でも全然出ています。
九州・四国・中国・関西は良く出ているので、
基本打っておいた方がよいといわれています。
※レストスピラ
「発症していなくても接種が推奨されている」
「罹患してしまったら亡くなる」
→水辺(海・山・川・田んぼ・キャンプ等)
水がある所に行く方は、
接種しておいた方がよいです。
行かないのであれば、5.6種で良いです。
※レストスピラは、
他のワクチンに比べ、副反応が出る子が多い。
→副反応が出てしまう子は打てません。
強い薬でしょうか?
間をあけてまた飲ませてもいいものでしょうか?
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◆そんなに多くはありませんが、
軟便になる子はいます。
「体質」です。
→合わないならやめる。
→もしくは、軟便に対して整腸剤を使うです。
(許容範囲として使うのもあり)
→他の〈プレドニゾロン〉、〈シクロスポリン〉で、
かゆみを止める。
◆アポキルは、
強い薬ではなく副反応もほぼ出ない、
安心して使える薬です。
ただし、稀に副反応が出てしまう子がいます。
*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*
いつも丁寧に、
親身になってご相談に乗ってくれる先生に、
感謝 (*´ー`*人)アリガタヤー
今回は「高脂血症」について
勉強になりました。
高脂血症+αで何やすい病気があるとか
すごく勉強になりました(((uдu*)ゥンゥン
みぃちゃんも、
混合ワクチン「打つか?」「打たないか?」で
悩んだのですが………。
先日5種を打ちました(((uдu*)ゥンゥン
そのお話は、次にお話しようかな。。。
毎回悩んでる飼い主さんのために、
時間を使ってくださって
お話て頂き (*´∀人)ありがとうございます♪
*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*
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