★知識をUPdate56★獣医さんのインスタライブより | ミニチュアピンシャー カルア’s family

ミニチュアピンシャー カルア’s family

☆ボク達の生活日記☆
毎日の生活を日記風に書いてます!!
大事件から些細なことまで。

本来なら…かかりつけ医さんに、

しっかり質問してしっかり答えをもらうのが一番いいですが、

聞き損ねた…

聞けなかった…

聞きずらい…etc…

そんな時にすごく助かるLIVEありがとうございますm(__)m

 

[注意書き( ..)φ]

お話していることを文字にしているので、

よく聞き取れなかったこととか、自己解釈したりとかあり。

医療知識はない素人です。

薬の名前は一度ネットでそのような薬があるかは検索して

書いてますが、その辺りはお許しを。

先生は不定期ではありますが、20時以降で、

インスタライブでお話して下さってますので、

フォローされると開始されたら参加できます。

実際参加してみる、

もしくは、アーカイブをご自身で聞かれるといいと思います。

 

お話しされている内容は、

経験重視よりは、ガイドライン・エビデンス重視。

勉強熱心な先生なので、

いろんなセミナーで見聞きしたお話しなどを

アウトプットしてお話してくださっています。

 

 

 

 

 

 

★肺水腫について★

トイプードル 18才
15才の時に僧帽弁閉鎖不全症と診断され、

半年後検査を続けながら様子見でした

心臓の薬を内服していませんが、

肺水腫になり入院した

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〇僧帽弁閉鎖不全症

 

 ACVIMというところにガイドラインがあります。

 世界中の獣医は、このガイドラインに沿って

 検査・治療をしないといけないと決められています。

 

 

 ・ A・B1→〈経過観察〉

 ・B2→〈投薬〉

  ※ちゃんとしたデータは出ていませんが、

   B1の時からACE阻害薬、スピロノラクトンなどを

   使っていたら寿命が長いと日本の獣医は言っている。

  

 

◆今回の相談者様の場合は、

 「定期的に検査していたのに肺水腫になった」です。

 

 →腱索断裂だと思います。

  検索断裂…僧帽弁を支えるために弁帆と左心室壁をつなぐ

  組織(腱索) が切れてしまった状態。

 

 

 

〇心臓の動き

 

 体から汚れている血液が右の上部屋(右心房)に入り、

 右の下の部屋(右心室)に入り、ドクンと拍動し、肺に行く。

 

 肺に行って酸素と二酸化炭素を好感し、

 きれいになった血液が左の上の部屋(左心房)に入り、

 左の下の部屋(左心室)に入り、ドクンと拍動して、

 全身に血液が流れていく。

 

 ドクンと拍動する時に弁が開いていたら逆流する。

 →腱索というものがついていて、

  緩めたり、ひっぱったりしているが、

  断裂していると制御ができない。

 

 →僧帽弁閉鎖不全症が悪化する。

 

 

〇検査について

 今日検査して3か月後に再検査と言われていても、

 次の日に腱索断裂が起きると、

 心臓が悪くなり、肺に水が溜まったりする。

 

※腱索断裂はいつ起きるかわからない。

 

→実際に診ていないのでわかりませんが、

 「肺水腫は腱索断裂が原因」だと思います。

 見落としの可能性も0ではありませんが、

 かかりつけの先生を責めるのはかわいそうかな…。と

 思います。

 

 

 

〇腱索断裂

 

 腱索が断裂していると、うまく閉まらないので、

 右心房〈左の上の部屋〉に血液が戻ってしまう。

 

→肺から入ってこないといけないのに、

 肺から血液が戻って来ずらくなり、肺に水が溜まり

 うっ滞してしまう。

 

 この肺に水が溜まる状態を肺水腫といいます。

 

 

 

 

 

 

   

★関節炎について★

犬 13才 前足をぴっこしている
何かしてあげられることはないですか?
フレキサディンアドバンスは良いですか?

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◆フレキサディンアドバンス〈関節サプリ〉

 ビタミンEとオメガ3が入っていてよいと思いますが、

 濃度がわからない。

 

 その他の成分として、

 増粘安定剤などがはいっているのでよくわからない。

 

 

◆関節炎

 ある程度年齢が行って歩き方がおかしくなった時、

 一番最初に疑うのが、関節炎。

 人も同様に治療は決まっています。

 

①歩くこと、動かすこと

  血管は心臓がポンプで血流を作ってくれますが、

  関節の液体はポンプがないので独自で動かすことが

  できない。動かすことにより流れができる。

 

②痛み止め

  ずっと使い続けるのはよくないですが、

  痛いのはストレスになるので、痛みがある時は使う。

 

③サプリメント

  アンチノールとか。

 

④理学療法

 理学療法にはエビデンスがあります。

 わんちゃんなら、プールやレーザー治療など。

 

※犬の整体師さんがどのくらいできるかわかりませんが、

 エビデンスなどは見たことがない。

 

⑤体重

 重い子は関節への負担が大きい。

 心臓・肝臓・腎臓が悪い子は体重を落としてはダメです。

 関節のためには落とした方がよいですが、

 痩せればいいというわけではありません。

 

⑤手術

 人間は、人工関節を入れますが、

 わんちゃん、ねこちゃんの場合はよくなることはない。

 また同じ手術をしても、痛みが出る子は出る。

 

 

(質問者様追加コメント)

 アンチノールに変えてみます。

 中度の胆泥が有で、アンチノールは躊躇していた。

 

先生)胆泥は気にしなくて良いです。

  胆泥は白髪だと思ってください。

  歳をとると出てきます。

 

  胆泥だから〈ウルソ〉

  胆泥だから〈スパカール〉

  使っている方が多いと思いますが、

 

  胆泥にもちゃんとエビデンスがあり、

 「少なくとも単位で衣装だから治療を行った」

 「胆泥を改善させることを目的で治療した」は、

  誤りであるとされています。

 

 

 ・胆のうに病気がある子

 ・健康な子

 ・腫瘍がある子

 で、胆泥を持っている割合を見たときに、

 全く変わらなかったというデーターがあります。

 

※胆嚢が悪いから「胆泥症がある」ではない。

※胆泥があるから治療する、手術するなどの行為は、

 許されないです。

 

 

 

 

 

★抗菌セミナーのお話について★

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■抗菌薬=抗生剤

 使っていると恥ずかしいという時代にしていかないと

 いけない。人間は徐々にそうなりつつある。

 

 抗生剤は出してほしい方が多いですが、

 「必要ないことを理解してもらうこと」が大事。

 

 

■抗菌薬を使うなではない。

 術後は抗生剤は必要。 

 使わないで良い場面では使わないでくださいです。

 

 抗生剤ほ使わない➡下痢、皮膚病などetc…

 

 抗生剤を使う➡術後、炎症、膿んでいるetc…

        「感染が考えられる時は使用」

        「免疫が落ちている時は使用」

 

 

■抗生剤を使うことによるデメリットも多い。

 

 

 

 

★抗生物質(=抗生剤)(=抗菌薬)について★

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◆抗生剤・抗菌薬・抗生物質は、

 「移行率」というものがある。

 

 抗生物質…たくさん種類がある。

      この菌にはこの抗生剤というのもあるが、

      ・眼にはコレ

      ・歯にはコレ

      ・胃腸にはコレ

      というのがあります。これを移行率という。

 

 

〇フラジール

 

 フラジールの移行率…胃腸。

           胃腸によく効きます。

 

 クリンダマイシンの移行率…歯。

              歯によく効きます。

 

 

 「抗菌薬 移行率」で検索するとたくさん出てきます。

  抗菌薬の適正マニュアルみたいなものが、

  たくさん出ています。

 

 例)内閣府だと

   「抗生剤の飲み方間違っていませんか?」とか

 

※下痢に対しては抗生剤は基本使うな!です。

 細菌性腸炎だとしても抗生剤の有効性は、

 認められていません。

 

※「発熱」「炎症の数値上昇」が見られる、

 「めちゃくちゃ調子が悪い」とき以外は、

 抗生剤は、推奨されていない。

 

※抗生剤は、慢性腸炎〈蛋白漏出性腸症〉になりやすい。

 

※一度使うことによって腸内環境が乱れ、

 免疫状態が悪くなる。元に戻るまでに56日かかる。

 

※小さい子に使うと、

 アトピー・アレルギーが出やすくなる。

 

 

◆抗生物質は使わないほうがいい。

 下痢とかフ秀は使わないと強いエビデンスが出でいる。

 

 治療はエビデンス重視がよいと思います。

 

 

 

 

 

★狂犬病免除について★

かかりつけ医が閉院してしまいました

新しい病院でもそのことを話せば免除してもらえますか?

→一度注射をして体調が悪くなった

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◆去年免除した貰った紙を持っていけばよいです。

 

 基本的には「前回と同じことをやる」というのが、

 通例です。

 

 

 

 

 

★CBDオイルについて★

CBDオイルについてはどう思いますか?

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■うちの病院で使った子はよくならなかった。

 

 CBDオイル=気持ちや脳を落ち着かせるオイル

 

 「てんかん発作の子」

  …薬を減らせたというデーターが出た。

   大きい研究ではないのでエビデンスはない。

 

 良いといわれて大量に無料でもらったので、

 使ってみましたが、使ってみた感想としては、

 効果は感じなかったので、当院では使っていない。

 

 

※合う人、合わない人がいると思います。

 3-4頭で試してみましたが、効果はなかった。

 

 

 

 

 

★ワクチンセミナーに参加した

           お話について★

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■初心に戻るか?と思っていけてみた。

 

 狂犬病=絶対に打たないといけない強い法律がある。

 ・19才のハイシニア

 ・抗がん剤を使用している

 ・てんかんを持っている

 

 こういう子も打たないといけない。

 

※ただし、獣医師の権限で、

 その子のメリットを考えて、打たなくてもよい。

 狂犬病免除というものがある。

 

 

 

 

 

 

★フィラリア薬について★

今まで液体のフィラリア薬を使っていました。

胃腸が悪いのですが良い薬はありますか?

3か月持続するノミダニ駆除薬はどうですか?

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〇フィラリア薬

 

 ・錠剤

 ・チュアブル

 ・ノミダニ効果もあるもの

 ・豚肉がベースのもの

 etc………いろいろあります。

 

※怖いのであれば、

 錠剤タイプが一番副反応は出にくい。

 

※胃腸の悪い子の場合は、

 まず1個使って3日間何もないかどうかを

 見てあげるのがよいと思います。

 大丈夫ならそのお薬は大丈夫。

 

 

〇ブラペクト

 

 3か月持続するノミダニ駆除薬。

 

 良いみたいですよ。

 アカラスもニキビダニも予防してくれます。

 

 毎月ではないので、あれ?いつやったっけ?と

 わからなくなるのがデメリットかな。

 

 

〇肝臓が悪い子が食べるタイプのノミダニ薬

 

 猫)ブロードライン

 犬)レボリューション

 

※フロントラインは、良い薬で皆さんがよく使っていたので、

 耐性菌が出てきている。

 他のものがよいという先生方も多い。

 

※フロントラインを使っているから危ないというわけでは

 ないので、かかりつけの先生と相談してみると良い。

 

 

 

 

★フードの替え方について★

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猫)1-2か月で替える。

犬)1-2週間で替える。

 

 

 

 

★シンパリカトリオについて★

飲むのを辞めるつもりはありませんが、

通年休みなく使うのと、

冬は休んで春からがいいのかで悩んでいる

どちらが良いと思いますか?

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〇シンパリカトリオ

 フィラリア予防薬です。

 

 「1年中、毎月飲ませる」

 「蚊で感染する病気なので、

      1.2.3月血を吸わない時期は休み4月~」

 

 どちらがいいかのご質問ですね。

 

◆どちらでもよいです。

 蚊は平均気温が15℃以下になると血を吸わないと

 言われています。

 血を吸うのはメスの蚊で、子育ての為です。

 冬場は子育てしなくて冬眠する。

 

 気温が上がるとわかりませんが、

 今の段階は冬場は、休んで良いと思います。

 

◆細かい話は抜きにして、

 1.2.3月やめている時にフィラリアにかかっていると

 よくない。

 

 「4月に検査」をし、

 かかっているかどうかを検査してから予防薬を投薬する。

 

 フィラリアにかかっている子は、

 〈いきなり飲ませるとショック状態になる〉

 〈血管が詰まる〉

 フィラリアにかかっていないことを確認して、飲ませる。

 

〇フィラリアの検査

 血液を採血する。

 →検査をしたくない方は、通年1.2.3月の飲ませる。

 

 血液検査をすることが気にならない方

 →1.2.3月は休んでいいと思います。

 

※体の負担や金銭的な負担もそう変わらないので、

 どちらでもよいと思います。

 

■薬・治療について

 「できるだけ少ない治療がよい」

 「薬も使わないほうがよい」

 →今の治療は余計な治療が多い。

 →体に入れる薬の量は少ない方がよいと思います。

 

■ワクチンについて

 「5種でよいのに10種は多い」と思いますし、

 逆に、「10種が必要なのに5種は足りない」と思います。

 

※その子にとって、最低限を見つけての治療がよいと、

 思います。

 

※多い方が安心する、治るか率も高くなるという気持ちは

 わかりますが、薬は少ない方がよいと思います。

 

 

 

 

 

 

★気管虚脱について★

チワワ 10才

気管虚脱で毎日息苦しそう

気管虚脱について教えてほしい

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〇気管虚脱

 ある程度歳をとったらなると思います。

 症状が出る子もいれば出ない子もいます。

 

 口・鼻から空気を吸う

 肺まで届けるには、気管を通ります。

 

 歳をとると

 「気管の軟骨が凹む」→「空気の通り道が少なくなる」

 →「咳が出る」

 

※咳はガチョウの「ガーガー」音のように聞こえます。

 

 

■気管虚脱のグレード■

 1-4まであります。

 1.2.3の時は「手術はしない」

 4はほとんど空気を通る道がないので「手術」をする。

 

※気管は1個しかないので、替えが効かない。

 ダメになると死んでしまう。

 〈気管・心臓・脳etc…替えが効かない〉

 

※「万が一があった時=死」を意味します。

 

※「失敗=死」なので、

 最新の情報は変わっているかはわかりませんが、

 1.2.3の時は、手術しないでした。

 

■治療方法■

 1.2.3の時は、悪くなった気管を元に戻すことは難しい。

 

 軟骨が悪くなることが多いので、

 ・軟骨系のサプリ〈アンチノール〉

 ・注射〈カルトロフェン〉

 

※エビデンスが出ているので使うことが多いです。

 

 その他には、 

 ・狭くて良く咳をすることとによって呼吸状態が悪い、

  炎症などが出たら〈抗炎症剤〉

 

 ・細菌感染した場合は〈抗菌薬〉

 

 ・〈気管拡張剤〉、〈去痰剤〉など。

 

 ・ネブライザー吸入とかもよい方法です。

 

 

■手術方法■

 気管の周りに「リング」みたいなものを付ける。

 ステントみたいなのを付けて、周りを縫うような手術。

 気管が丸く保つような手術をする。

 

【補足】

 気管虚脱の成功釣りを格段に上げた先生が、

 「大分県」にいます。

 ・独自の機材

 ・独自のやり方が素晴らしい

 権利の関係で一般の獣医には回ってこないので、

 その先生にしかできません。

 

 

 

 

 

★抗生剤について★

トイプードル 6才

酷い下痢・血が出たため、かかりつけ医へ

血液検査で胃腸炎と診断

〈アモキクリア〉…抗生剤

〈デルクリアー〉

〈ディアバスター〉…下痢止め

を7日分処方された。

先生のライブで下痢は抗生剤は使わないとお話をされて

いたので心配になりました。

3日分は飲んでいます、

7日飲みきった方がいいのでしょうか?

現在下痢はおさまり緩くなって快方に向かっている。

前も同じような症状がありその時の原因は拾い食い。

膵炎の経験もあったので夜間救急(TRVA)に行き、

翌日かかりつけ医に行きましたが、その時も同じ処方でした。

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〇抗生剤(=抗菌薬)

 今の獣医療では容認されないといわれています。

 

 下痢に対して抗生剤(抗菌薬)を使う獣医は多い。

 →下痢のガイドライン・エビデンスみたいなものには、

  使うなと書いてあります。

 

※下痢・皮膚に対して、咳とか鼻水に対して、

 抗生物質(抗菌薬)を使うことはないです。

 

※細菌性腸炎だとしても、

 抗菌薬の有効性は明らかにされていないので、

 基本使うなとなっています。

 

 

〇抗生剤を使わないとき

 日本の獣医さんは、抗生物質(抗菌薬)をよく使いますが、

 ・下痢

 ・皮膚病

 ・風邪症状(咳、鼻水)

 ・ケンネルコフ

 などでも使うことはない。

 あまり使わないようにしてください。

 

 「下痢をしている」

 「血便している」

 「食欲がない」とかの場合は使わない。

 

 ※抗菌薬は、悪玉だけを倒すわけではないので、

  腸内細菌が乱れる。

 

 ※1-2週間内服すると、元のお腹に戻るには56日かかる。

 

 

 

〇抗生剤を使うとき

 「犬猫が死にそうなとき」です。

 

 このままで危ないときの、

 下痢・嘔吐は点滴が有効。

 点滴=きれいな水を入れること。体の悪いものを外に出す。

 

 点滴に反応しなかったり、高熱39-40℃、

 細菌性腸炎で危ないとき、重篤な時は使います。

 (軽傷、中等症例では使うことはありません)

 

 

〇幼い子に抗生剤を使うと

 「慢性腸炎」

 「一生軟便になる」

 「一生嘔吐」

 「一生下痢」

 になってしまう。

 

※薬に対する耐性菌が出てくるので、

 むやみやたらに使ってはダメ。

 慎重に使うことが大事。

 

 

〇内服については

 治ったからと言って途中でやめるのは✖。

 3日間でやめるのは良くない。

 

※1週間出されたのなら、出されたものは飲みきる。

 

※「使わないなら、使わない」

 →中途半端が良くない。

 →抗菌薬は使ったら飲みきる。

 

 例えば、

 昔同じような症状があったから、といって、

 勝手に使いましたモよくないです。

 

 

◆下痢・皮膚病などでは使わない。

 抗菌薬以外の治療法を選択する。

 今の獣医は8-9割使うことが多いですが、

 抗菌薬については、

 5-10年で変わってくると思います。

 

 

 

 

★猫の脱臼について★

冷蔵庫の上から落ちて脱臼
歩行はできており触っても異常はなし
病院でキャリーに戻すときに痛みが出たので
レントゲンと触診をして、パテラと診断
パテラグレードは1か2
「安静に過ごすか?」「手術をして治すか?」
どちらを選択しても問題ないといわれています。
【家族はすぐ脱臼するなら、手術】
【私は1-2週間様子を見てから手術】と考えている。
先生のご意見を伺いたいです。

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〇膝蓋骨脱臼

 正解の治療法はない。

 

 わんちゃん・ねこちゃんが、

 しんどそうにしているのであれば、「手術」する。

 

 問題なく生活できているのであれば、

 「無処置(安静)」で良いと思います。

 

※その子によって、正解は違ってくると思います。

 

■大型犬の膝蓋骨脱臼は、

 「内方脱臼(パテラ)」と「外方脱臼」がある。

 

 ・内方脱臼…内側にズレる

 ・外方脱臼…外側にズレる

 

※外方脱臼は、症状が出やすいので、

 その場合は早めに手術した方がよい。

 

■猫の外方脱臼も症状が出やすいので、

 外方脱臼の場合は早めに手術した方がよいと思います。

 

 

◆手術をしなくて症状が緩和するのであれば、

 それが一番良い。

 余計な治療はしなくてもよい。

 

 ・良くならない

 ・悪化している

 

 なら、早めに手術がよいと思います。

 かかりつけの先生が言っているので良いと思います。

 

 

■検査方法■

 内方脱臼、外方脱臼はレントゲンで診ないとわからない。

 

 手術…膝蓋骨を削る。

    一般的な犬の手術よりも難しいです。

    

 猫の膝蓋骨脱臼の手術ができる先生は少ないです。

 ちなみに僕はできません。

 

 膝蓋骨(膝のお皿)が猫の方が大きい。

 犬よりは難しいです。

 

 先生の言ってることが不安になって聞いてくださっている

 と思うのですが、僕よりもの先生ができると思います。

 

 かかりつけの先生にしっかり聞いてもらう方がよいと

 思います。

 

 

 

 

 

 

★抗生剤について★

★良い歯医者さんについて★

先ほどのお話で質問

「下痢・血便が止まらないときも抗生剤は使わない

方がよいですか?」

 

「歯磨きで血が付きます。おすすめの歯医者さんは

 ありますか?」

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〇抗生剤(=抗菌薬)について

 

 軽い症状、中等症くらいでは使うな!と

 ガイドラインが出ている。

 

 高熱・ぐったりしている時でも、

 点滴をして効果がないときには使うです。

 

 

◆抗菌薬を使った方が治りが良かったりします。

 

 評判的に「動物病院にとっては良い」が、

 動物にとっては、

 「人生を全体で見たときにデメリットが多い」と

 言われている。

 

 例)耐性ができてしまい、使わないといけないときに

  使えない。

  etc………。

 

◆下痢・嘔吐の症状にもよります。

 →食欲がある子には使わない。

 →整腸剤やごはんをかえるなどがよい。

 

 →ぐったりしている、高熱の時は使った方がよい。

 

 

〇歯磨きについて

 

 特定の病院さんを言うのはやめたいので発言は控え

 ていこうと思ってますが、

 DMで頂いている動物病院さんは、

 この地域の獣医さんからは……、

 「?」がつく動物病院さんです。

 その病院ではないほうがいいと思います。

 歯で有名な病院で知られていますが、

 「うーん…」な感じです。

 

 東京の東の方にある動物病院で有名なところと、

 埼玉の上尾にいい病院があります。

 

※誰がどう見ても、獣医が頼りたくなる素晴らしい先生です。

 近ければ、全部送りたいくらいです。

 

(補足)以前のライブ時に病院名を教えてくれた回があり

   ました。そのLIVEを見ると病院名がわかります。

 

 

 

 

 

★混合ワクチンについて★

豆柴 9才 4.5㎏ 男の子
抗体検査でジステンパーだけ陽性でした
ワクチンを打たないといけませんか?

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◆狂犬病と違って、ワクチンは絶対ではありませんが、

 〈陰謀論は抜きにして〉

 一般論ではやっておいた方がよい。

 

 やっておいた方がメリットがあるといわれています。

 

◆抗体価検査で抗体があればしなくていいですが、

 抗体がなければしないといけないです。

 

◆ジステンパーに対してのワクチンが、

 陰性=残ってないので、

 しっかり足しておいた方がよいと思うので、

 打っておいた方がよいです。

 

※ジステンパーのみワクチンがあればそれのみ単体で

 接種すればよいですが、単体ではないと思いますので、

 かかりつけの先生に来てい見て下さい。

 

 

 

 

 

★リブレラについて★

痛み止めでリブレらを注射しました。
1か月に1回と言われていますが、
何回続けたらよいでしょうか?
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◆効果があるのであれば、ずっと続けて下さい。
 
 逆に最初の1回、2回で効果がないからと言って
 辞めないでください。
 →推奨は3回と言われています。
 
※1回目打って聞かない子も、
 2回目、3回目で効いてくるといわれています。
 
※最低3回やってみて効いているようなら、
 続けて下さい。
 
〇リブレラ
 リブレラ〈痛み止め〉
 ソレンシアにしても同様に痛み止めで、
 耐性を持つ菌ができてくる。
 
 効きが悪くなってきたら、
 「アンチノール」「NSAIDs」と並行したほうが良い。
 
 
 
 

★脊髄空洞症について★

チワワ 16才
どのような薬を処方されますか?
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■薬だったら、
 「ステロイド」です。
 
 手術は、難しい手術になります。
 できる先生は、探せばいると思います。
 
 手術を検討されているのであれば、DM下さい。
 神経ではできる先生を知っています。
 
 
■ステロイドを使ってはいけない疾患
 「肝臓が悪い」
 「糖尿病」…糖尿病のコントロールが取れなくなる。
 
 
 
 
 

★抗菌薬(=抗生剤)について★

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◆基本は使わない
 
 昔はよく使っていました。
 獣医5-6年の時まではよく使っていました。
 
 実際に経験したことですが、
 勤務医の時に内科に詳しい先生に教えてもらった
 
 ・膀胱結石
 ・避妊去勢
 
 この時にも抗生剤は使いません。
 
 実際に感染したことはないですし、
 よく「術後に抗生物質ないですか?」と聞かれる
 ことも多いですが使わなくて良いです。
 
 ※膿みたいなものが、万が一出てきたときは、
  その時に使えばよいです。
 
 手術は、滅菌されてる器具、滅菌されている手術具、
 マスクなどをしてやります。
 手術はめちゃくちゃきれいな状態で行うので、
 感染リスクはほぼないです。
 
 ※今の日本の獣医療は、
  汚い環境で手術をすることはないので必要ないです。
 
 
 
 

★アモキクリアについて★

鼻カテーテルをしました。
鼻水・くしゃみが続いている
長期にわたってアモキクリアを少量使っている
辞めた方がよいですか?
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
■「使うなら使う」「使わないなら使わない」です。
 
 アモキクリアを少量使う使い方は、
 聞いたことがありません。
 
 例)ビブラマイシンなどは少量を長期使うやり方は、
   あります。
 
 
〇アモキクリア
 アモキクリア〈抗菌薬〉
 抗菌薬についてはかなり勉強している方ですが、
 「少量使う」という使い方は聞いたことはありません。
 
※少量を長期という使い方は使わないほうがいいと思います。
 
 
■何に対して使っているのか?
 
 ・細菌性の鼻水
 ・細菌性で見粘膜が刺激されたくしゃみ
 
 この場合は抗菌薬は使える可能性がある。
 「鼻水」「くしゃみ」をきちんと検査して、
 必要な抗生物質を使った方がよい。
 
 くしゃみから出た膿性の鼻汁を検査する。
 
 理由なく、
 アモキクリアを一生使い続けるのは良くない。
 
 
■抗菌薬は、「適正」「慎重」に使う。
 
 治療前に〈薬剤感受性試験〉
 どの抗菌薬がその子の最近増殖を抑えるのに有効か?を
 調べる。
 →原因菌に有効な抗菌薬を選択する。
 
例)顎の下に膿が溜まった子
 
 膿が出ていてどの抗菌薬の感受性があるか?
 ↓
 膿を検査会社に出す
 ↓
 病院が持っている抗生物質で
 ・何が効くか?
 抗生剤を決めていく。
 
※適当に使うのは良くない。
 「アモキクリアがきちんと効く」というのが、
 わかっているのであれば使ってもいいが、
 効くか効かないかわからないものをずっと使うのは
 よくない。
 
  
 
  
 

★ぎっくり腰について★

犬もぎっくり腰みたいなものがありますか?
朝は何ともなかったですが、
右後ろ足を夕方散歩中にけんけん、ひょこひょこしていた。
血液検査・レントゲン・エコー異常なし
炎症の値は高かった
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◆炎症が高いなら何かあると思います。
 
 わんちゃんは、4本脚なので、
 人間みたいなぎっくり腰みたいな状態にはならない。
 
※右後ろ足だから、
 ・股関節
 ・足先
 ・椎間板ヘルニアグレード1~2くらい
 ・脊椎症
 etc………
 
◆炎症の値が高いときは、
 どこかに縁仕様があります。
 
 その部位を探さないといけない。
 
 整形外科の時は「触診」が大事。
 
 ・関節は動く方向が分かっているので、
 「そこまで曲がるかな?」
 「痛みが出ないか?」
 見極めながら、
 「指先の関節を押してみたり」
 「指先の関節を伸ばしてみたり」
 
 関節ひとつずつの検査の仕方があります。
 
 関節ごとの検査をする、
 とどこかに痛みが出ると思います。
 その検査をしてもらうといいです。
 
 整形外科的触診ができる先生は少ないので、
 整形専門の先生に診てもらうと良いです。
 
 
 
 
 

★療法食について★

トイプードル 16才 オス

健康診断で腎臓機能低下 

ロイヤルカナンの療法食を勧められた

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〇腎臓
 
 療法食はステージによる。
 腎臓はIRISにガイドラインがあり、
 1-4まである。→
 
 【ステージにより治療が異なる】
 
 1→療法食ではなく、シニア食、早期腎臓療法食。
   リン吸着剤。
  ※基本療法食は必要ない。
 
 2→前期(1.4-2.0)と後期がある。 
   前期は療法食は不要。早期腎臓療法食。
  ※ロイヤルカナン、ヒルズ、JPスタイルの
    療法食がよい。
 
この段階で使うと、腎臓が悪くても元気でいられる時間が
長くなるというデーターが出ている。 
    
 
 
〇療法食について
 
 みなさん、
 療法食じゃない、療法食を食べていることが多い。
 
 普通のメーカーが腎臓用のごはんは、
 療法食としての効果はありません。
 
 療法食は、基本獣医師しか出せないごはんです。
 動物病院で進められたごはんを食べた方がよい。
 
 逆に、病気がなく健康な子は、
 動物病院で進められたからと言ってそのごはんは
 買わなくていいです。
 
 普通のメーカーで、
 トイプードルだからトイプードル専用のごはんを
 買う必要はありません。
 
※病気の時は、病院で進められたごはんがよいです。
 
 
 
 

★慢性腎不全・膀胱炎を繰り返すについて★

BUN、クレアチニンがかなり上がっている場合、
腎臓を優先すべきか?
抗生剤を使わないか?
どちらが良いですか

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〇抗生剤
 
 ・細菌性の膀胱炎は抗生剤は使った方がよい。
  →症状が薄いなら使うなとなっている。
 
※症状があまり出てない場合は使わない。
 
 
〇膀胱について
 
 おしっこを出すことによってきれいにする。
 
 体には自己治癒力がある。
 自分で治そうとします。
 
 ちょっとした細菌性膀胱炎には使わなくて良いと
 ガイドライン・エビデンスが出ています。
 
 ただし、慢性腎臓炎が細菌性の膀胱炎で、
 悪化する場合がある。
 
 腎盂腎炎とかは使った方がよい。
 
※その時のケースで最小限、必要な分だけの治療をする。
 
 
〇BUNについて
 
 腎臓の検査しては使いません。
 
 【腎臓の検査】
 ・クレアチニン
 ・SDMA
 ・UPC
 ・血圧
 ・りん
 ・FGF23
 
 このほかには、マグネシウムや尿比重なども測ってもいい。
 
◆明確な答えは実際に診ていないので言えませんが、
 細菌性膀胱炎が酷くて腎盂腎炎に移行しそうなら使った方がよい。
 
 細菌性膀胱炎が、
 ちょっとした頻尿、ちょっとした血尿ぐらいなら、
 使いません。
 
 その状況によって変わります。
 
※腎臓に負担がかからない、
 抗菌薬などもあるので、そちらが良かったりします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*

 

 

いつも丁寧に、

 

親身になってご相談に乗ってくれる先生に、
感謝 (*´ー`*人)アリガタヤー
 
今回は「抗菌薬(抗生物質・抗生剤)」について
勉強になりました。
あと季節柄のお話とか今必要なお話が多かった
ように思いました。
 
 
みぃちゃんも、
混合ワクチン「打つか?」「打たないか?」で
悩んだのですが………。
先日5種を打ちました(((uдu*)ゥンゥン
 
そのお話は、次にお話しようかな。。。
 
 
 
 
毎回悩んでる飼い主さんのために、
時間を使ってくださって
お話て頂き (*´∀人)ありがとうございます♪
 

 

 

 

*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*

 

 

 

 

 

 

 

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