★知識をUPdate55★獣医さんのインスタライブより | ミニチュアピンシャー カルア’s family

ミニチュアピンシャー カルア’s family

☆ボク達の生活日記☆
毎日の生活を日記風に書いてます!!
大事件から些細なことまで。

本来なら…かかりつけ医さんに、

しっかり質問してしっかり答えをもらうのが一番いいですが、

聞き損ねた…

聞けなかった…

聞きずらい…etc…

そんな時にすごく助かるLIVEありがとうございますm(__)m

 

[注意書き( ..)φ]

お話していることを文字にしているので、

よく聞き取れなかったこととか、自己解釈したりとかあり。

医療知識はない素人です。

薬の名前は一度ネットでそのような薬があるかは検索して

書いてますが、その辺りはお許しを。

先生は不定期ではありますが、20時以降で、

インスタライブでお話して下さってますので、

フォローされると開始されたら参加できます。

実際参加してみる、

もしくは、アーカイブをご自身で聞かれるといいと思います。

 

お話しされている内容は、

経験重視よりは、ガイドライン・エビデンス重視。

勉強熱心な先生なので、

いろんなセミナーで見聞きしたお話しなどを

アウトプットしてお話してくださっています。

 

 

 

 

 

 

★甲状腺機能低下症について★

犬 4才 男の子

甲状腺機能低下症

非定型アジソン病(副腎皮質機能低下症)

チラーヂン、コートリル処方されている

先生のインスタライブで言われていた

ユウサイドシックの可能性はないのか?

誤診や不必要な薬を飲ませれてはいないか?

不安になりました

T4は低く、TSHは規定内

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〇甲状腺機能低下症
 T4、TSHの数値のみで判断できるわけではない。
 
 T4は低いですが、TSHは大丈夫ですね、
 総合的な値を見て、判断します。
 
【甲状腺機能低下症】
 ・軽度な貧血
 ・皮膚病
 ・ご飯の量と体格が合わない
  →食べていないのに痩せていない
  →食べているのに太っていない etc…
 
 ・胆のうの病気
 ・肝臓の値が悪い
 ・白内障など
このような症状が出てきます。
 
※こういう症状があれば、
 甲状腺機能低下症の可能性はあります。
 
※治療をしてみて良くなったのであれば、
 甲状腺機能低下症の可能性があるので、
 そのままその治療をしてもよいと思います。
 
※ユウサイドシックを引き起こしそうな疾患が
 ないのであれば、
 甲状腺機能低下症を疑っていいと思います。
 
 
◆かかりつけの病院さんで、
 「ちょっと調べてみたんですが、TSHは高くないのですが、
  ユウサイドシックの可能性はないでしょうか?」と
 聞いてみると、除外した理由がわかると思います。
 
 
 

★猫の便秘について★

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〇猫の便秘
 ラクツロースをよく使いますが、
 コントロールができない子が多い。
 
 最近は、
 〈モビコール〉という薬を使うと猫の便秘は
 よくなります。
 
 
◆病気というのは、
 原因があって症状が出ますよね。
 
 例)胃腸炎があって嘔吐が出る
 例)大腸炎があって血便が出る
 
※便秘に関しては、症状で合って原因は変わらない。
 →原因に対しての治療が上手くできていればよい。
 
 例)便秘を良くするためにモビコールを使った
 →原因に対して何もしていないので、
  モビコールを辞めると症状として便秘は出続ける。
 
 
◆「治らないんですか?」と聞かれますが、
 【原因を見つけるための検査が必要】です。
 
 症状に対しては、
 ・下痢をしているから下痢止め
 ・嘔吐をしているから吐き気止め
 対症療法をすればよい。
 
 便秘という症状に対して、モビコールだと、
 症状に対する治療であって、
 原因が何かわからないので、
 辞めてよいか?については、
「自分で診ていないのでわからない」です。
 
※見えている症状に対する治療→対症療法
 
※対症療法している間に、
 免疫が治してくれればよいが、
 対症療法だけだと原因を治していないので、
 同じ症状を繰り返すことになります。
 
 
 
 
 

★蛋白漏出性腸症について★

ステロイドが効かなくなったら、
どうすればよいか?

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〇蛋白漏出性腸症
 一般的な治療
 「ステロイド」+「その子に合ったフード」
 
※半分くらいの子は、
 ステロイド無しで、フードだけでコントロールできる。
 
※薬はプレドニゾロンを使う子が多い。
 
 
□治療方法□
 「フードだけでコントロールできないか?」を、
 まず試してみる。
 
 
〇ステロイドについて
 ステロイドはいろいろ種類があります。
 
 〈プレドニゾロン〉…全身に効くステロイド
 〈ブデソニド〉…腸によく効くステロイド
 
※一般的にはプレドニゾロンを使いますが、
 ブデソニドに変えると良い子もいます。
 
※ステロイドが効かなくなるということは、
 あまり聞かないです。
 
 
〇免疫抑制剤
 蛋白漏出性腸症には、あまり効果があるとは言えない。
 
 ・シクロスポリン
 ・ミコフェノール酸モフェチル
 ・アザチオプリン
 ・レフルノミド
 ・クロラムブシル
 
※あまりよく効く薬とは言われていないが、
 クロラムブシルはよく効くといわれている。
 
※クロラムブシルは抗がん剤。 
 副反応は出づらいが、
 薬自体に気を付けないといわれている薬です。
 →ネコではよく効くといわれている。
 
 
 
(質問者様追加コメント)
蛋白漏出性腸症の子はステロイドが効かなくなって、
3年くらいで亡くなるといわれました。
「薬とうまく付き合って3年」と言われたのが、
頭から離れません。               
 
 
◆7年くらい頑張っている猫さんもいたり、
 1年で亡くなる子もいたりです。
 →3年で亡くなるということはないと思います。
 
◆うまく治療のコントロールが採れず、
 たんぱく質が腸から漏れるとか。
 
※蛋白漏出性腸症とは、
 腸からたんぱく質が漏れる病気。
 体の中にたんぱく質が無くなる病気。
 
◆半分くらいの子は、
 「ごはんのみ」でコントロールできる。 
 
 残りの版分の子は、
 基本「ステロイド+ごはん」でコントロールする。
 
※治る病気ではない。
※ステロイドも種類がある。
 
※ステロイドを使い続けることによって、
 肝臓が悪くなったり、糖尿病になったりすることはある。
 
※その子によります。個体差あり。
 
※僕が診ている子で、
 蛋白漏出性腸症で3年以内で亡くなる子はいないです。
 
※3年で亡くなるというデータは調べましたが、
 出てきませんし、僕は知りません。
 
 
 
〇悪くなる理由
 ・うまくコントロールできていない
 ・体の中のたんぱく質がとれていない
 ・栄養出張で亡くなる
 
 ・ステロイドを使い続けることによって、肝臓が悪くなる
 ・ステロイドを使い続けることによって、糖尿病になる
 
 ・ごはんでコントロールしている子も、
  一般的なゴハンに比べると栄養価が低いので、
  他の病気にかかりやすい可能性
 
 
◆「薬を使って3年」
 →蛋白漏出性腸症の治療が「薬ありき」の病院なのかも
  しれません。
 
 →「ごはん」をちゃんとやってあげると、
  寿命は延びるんじゃないかと思いました。
 
 
 

 
 

★ワクチンについて★

いつも6種接種している

アレルギーがある子には猶予証明をだしていると

言われた

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〇混合ワクチンについて
 
(猫)3年に1回推奨
  Wsavaさんの改定(英文)があっているので、
  もしかすると変わっているかもしれませんが、
  2年前はそうです。
 
(犬)「コアワクチン」は3年に1回
  「ノンコアワクチン」は1年に1回と言われている。
  ※パラインフルエンザ(ノンコア)が、
   1年に1回を推奨されているので、
   混合ワクチンは1年に1回を推奨されている。
 
 
〇犬ワクチン
 ・5種〈コア3種〉+〈ノンコア1種(アデノ1型・2型)〉
  →ココが最低ライン
 
 ・6種〈5種〉+コロナ
 ・7種〈5種〉+レストスピラ2
 ・8種〈6種〉+レストスピラ2
 ・10種〈6種〉+レストスピラ4
  (そのほか、11種、12種まである)
 
※レストスピラの「2」と「4」の違いは、
 心配だったら多い方。
 とりあえずやっておくなら2で良い。
 
※5種7種が同じメーカー。
 6種8種10種が同じメーカー。
 
※コアワクチンは3年に1回で良いですが、
 ノンコアワクチンは1年に1回打ちましょう!となっている。
 
◆ワクチン抗体価検査
 「抗体=防御能力」
 
※抗体が残っていれば打つ必要はないが、
 これはコアワクチンの抗体が残っているのかを調べる検査で、
 ノンコアワクチンの抗体価検査というのはない。
 
 
 
〇レストスピラ
 ・人畜共通感染症(猫には発症しないといわれている)
 ・人にかかっても、犬にかかっても、
  結構な確率で亡くなる
 ・生存率を上げるために接種
 
※自然界のネズミが持っている。
 ネズミのおしっこから感染する。
 →教科書的には水辺に気を付けると書かれています。
  海・川・山・田んぼ・畑など。
  キャンプ、関東なら豊洲とか繁華街(新宿・六本木)等。
 
 
〇コロナ
 人間のとは別物。
 ・腸管コロナからFIPに変異することがある。
 ・コロナに感染していると下痢が治りにくいと
  言われている。
 
 
 
「うちの子はどこが大事か?」
例)自分の地域にレストスピラが出ているか?
 →家から出ない
 →あまり外出しない子なら5.6種で十分
 
※5.6.7.8種は、どんぐりの背比べと言われている。 
※6種がいちばんアレルギーが出にくいといわれている。
 
※病院疲れではなく、
 ワクチン接種でぐったりしているのであれば、
 次から打たないでくださいというのもある。
 →打って体調が悪かったときはすぐ受診しておくとよい。
 
※ワクチンアレルギー、免疫疾患がある子には、
 猶予証明を出すようにしています。
 
 
 
 
 
〇狂犬病ワクチン
 これは法律で決まっています。
 狂犬病という病気に人間がかからないためのワクチン。
 
 混合ワクチンと比べ、1種類なので、
 ぐったりすることなどの体調不良は出にくいとは
 おもいますが、
 →打って体調が悪くなったりした場合は、
  猶予証明を出してくれる場合もあります。
 
 
〇フィラリアの薬
 ・お肉タイプ
 ・錠剤タイプ
 ・背中につけるタイプ
 ・注射タイプ
 
※薬はいろいろある
※僕が獣医なりたての頃は、
 注射は10%くらい亡くなっていたので僕の年齢より上は、
 良いイメージがない。
 今は副反応が出ないので、大丈夫みたいです。
 
※うちは注射タイプは推奨していないが、
 たまに聞かれます。飲み薬より高いですが、
 1年間何もしなくていいので楽です。
 
 
〈フィラリア薬〉
・ネクスガードスベクトラ
 大豆が入っているので、大豆アレルギーの子は✖。
 
・シンパリカトリオ、クレデリオ
 豚が入っているので、豚アレルギーの子は✖。
 
 
※何がいい、何が悪いかはない。
 
※フィラリア薬に耐性があるフィラリアにも効くものも
 あるので、かかりつけ医さんに聞いてみる。
 
 
◆フィラリア薬の量
 体重がギリギリの場合は、多めの方がよいです。
 
 ・少ないと予防効果が落ちる
 ・落ちてしまうと予防できない
 
※量を増やすには、100倍くらいまで大丈夫。
 「イベルメック」「カルドメック」は、多めの方がよい。
 金額がめちゃくちゃ変わる様だったら、先生と要相談。
 上に増える分は全く問題ない。
 例)愛犬が30㎏で30㎏までの薬だとする
  →30-60㎏の薬を使った方がよい。
 
 
〇ノミ・マダニ駆除
 
 フロントラインは優秀で、副反応も出ない。
 フロントラインにはフィプロニルという成分が入っている。
 昔からよく使われていた良い薬なので、
 これに耐性をもつノミ・マダニが増えている。
 
 みんながよく使っていたので、耐性ができた。
 自然の流れで優秀すぎて、効かなくなってきている。
 
 
 
 

★外耳炎について★

右耳だけ外耳炎

乾燥する薬を使っている

良い病院の見分け方などありますか?

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◆「PSPP分類」を
 HPに出している病院さんは強いと思います。
 
外耳炎を見るとき
 ・シャンプーが原因とかなど一時的な要因は
  気にしなくて良い
 
 ・何度も繰り返す場合は、PSPP分類をしっかり診れる
  病院さんがよいと思います。
 
※アトピー・アレルギーとかでもなりますが、
 その場合は基本両耳で、
 耳の中に異物、片耳の形が変だったりすると、
 片耳のみが考えられる。
 
 
 
 

★消化不良の嘔吐下痢について★

腸壁を保護するものはありますか?

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「腸粘膜を強くする」=「腸活」
 
【食物の場合】
 ・さつまいも
 ・かぼちゃ
 ・りんご
 ・ブロッコリー
 ・オリゴ糖〈ケストース〉
 ・無脂肪ヨーグルト など
 
【薬】
 ・スクラルファート
 
【整腸剤】
 ・ビオフェルミン
 ・エルビス  etc…
 
 種類がたくさんあるので、その子に合うものを選ぶ
 まずは、「2-4週間」使って試してみる。
 
※逆に下痢することがある。
※合うあわないがある。
 
※おなかの調子が悪い子は、 
 大腸小腸に悪玉善玉がいる。その個体差によって違う。
 
※整腸剤は、症状がなくても続けた方がよい。
 効果が表れるのは、2-4週間後。最低2週間は続けてみる。
 
※例えば、軟便下痢でした。
 ビオフェルミンを飲んで腸内細菌が変わってよくなるが、
 やめるとまた調子が悪くなる。
 
 
 
 
 

★ヒビテンについて★

マラセチア(真菌症)に効きますか?

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◆ヒビテン(ヒビテンスクラブ溶液)はやったことが
 ないのでわかりませんが、
 皮膚科の先生は、あまり効かないんじゃないかと
 いう感じでした。
 
→「外耳洗浄の方がよい」と思います。
 
→マラセブシャンプー、コラージュフルフル(人間用)が、
 効くといわれている。
 カビにはカビの洗浄薬、治療薬がある。
 
※コラージュフルフル(薄毛改善)シャンプー。
 薄毛の人の一定数はカビが原因。
 カビを倒す薬剤〈抗真菌薬〉が入っている。
 ヒビテンは細菌に対しての薬で、
 マラセチアによく効く薬を使った方がよい。
 
→ヒビテンを5%に薄めて使うのはよいかもしれませんが
 使ったことがないのでなんともいえません。
 
 
 
 

★筋力低下について★

ダックス 11才
持病がありプレドニゾロン〈ステロイド〉を週2回
ステロイド服用歴1年8か月
副作用で筋力低下などありますか?

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〇ステロイド

 

 ステロイドはいろんな種類、強さがありまりす。

 動物病院でよく使うのは〈プレドニゾロン〉。

 内服でよく使います。

 

 

【ステロイドの強さ】

 弱い→普通→強い→結構強い→超強い

 

※人間は全種類使えますが、

 獣医師は、超強いは使えません。

 

※プレドニゾロンは「弱い」部類になります。

 

※弱くても長期使用すると副反応が出ます。

 

 

【ステロイドの副反応】

ググればたくさん出てくると思いますが…。

 

・多飲多尿

 …たくさん水を飲みたくさんおしっこをする。

 

・蛋白異化亢進

 …たんぱく質を分解する、

  分解する速度が速い→筋肉が落ちる。

 

・易感染

 …感染しやすい体になる。

 

・肝臓、腎臓に負担がかかる。

 

 

【薬の量】

 体重×0.5→抗炎症効果が期待できる

 体重×1以上~→免疫抑制効果が期待できる

 

※自己免疫性疾患

 (アレルギー・アトピーなどの免疫系の疾患)は、

 体重×1以上~で使った方がよい。

 

※体重×1以上~で使っていると、

 蛋白異化亢進、易感染になりやすい。

 

 

◆後ろ足がもつれたり、躓くのは、

 ステロイドによる蛋白異化亢進がおきているのかも

 しれない。

 

◆腹囲膨満になりやすい。

 背中周り・肩甲骨周り・首回り・頭の筋肉が落ち、

 お腹がぽてっとしたりする。

 ・腹筋、内臓が下に落ちやすくなる。

 ・蛋白異化亢進で筋肉が落ち腹筋が落ち内臓が下に

  落ちてくる。

 →全体的に地面方向に体が落ちてくる。

 

◆ステロイドはいろんな副反応が出やすく、

 ・糖尿病

 ・クッシング

 にもなりやすい。

 

※もしかすると、量が強いのかもしれないので、

 量を落とせるなら落としてあげた方がよいかもしれません。

 

 

〇ヘルニアについて

 動画を送ってくださってますが、ヘルニアには

 

 ・臍(へそ)ヘルニア

 ・鼠経エルニア

 ・会陰ヘルニア etc……。

 

 一般的には「椎間板ヘルニア」かなと思います。

 

※椎間板ヘルニア=背中が痛くなる

 

 

 

■「椎間板ヘルニア」…グレードが5段階。

 

1.痛みのみ

 痛みを感じ、歩き方が変になる。

 第三者から見て、ちょっと変かなと感じる程度

 

2.歩行可能な不全麻痺

 歩けるけど、うまく動かせないような状態

 よろけるとか。

 

3.歩行不可能な不全麻痺

 前足は動くけど、後足は完全にひきずっている状態

 後ろ足は触っても反応しない

 

4.自力で排尿できない

 おしっこをしたい感覚がなく、漏れ出てくる

 エコーで見るとパンパンになっている

 

5.深部痛覚なし

 感覚痛覚→「浅部」と「深部」がある。

 深部痛覚→先端から脳へ伝達をするところだが、

      途中で神経が途切れ、痛みなどが伝わらない

      状態。

      靭帯が切れる辺りで神経が途切れてしまったら、

      後ろの方に伝えることができない。

      つねった感覚などがない。

 

※ヘルニア…胸腰の間、椎間の13からLの2.3くらい。

 

 

■治療について

 

1.2(内科)安静・神経系のサプリ

 →痛み止めを使い先生もいるが、

  痛み止めを使うと痛くなくなるので、安静にできない子もいる。

 →安静は、1-2か月間

  ゲージレスト、ゲージの中にずっと入れておく。

  散歩も×。遊びも×。

 

1.2(外科)手術

 →1.2の時は内科治療でよい。

 

3.4(外科)

 →予算の問題、改善しにくい犬種もいる。

 →ダックス・トイプーは手術を選択すれば、もとに近いくらい、

  良くなる。

 

5(外科)

 →内科治療は意味がなく、手術をしても改善がみられない。

 →フレブルさんの場合は、よちよち歩けるようになったりする。

 

※椎間板ヘルニアの治療は、

 「グレードによって変わる」ので、かかりつけの先生にグレードを

 聞いてもらうのがよいと思います。

 

 

 

■神経系のサプリ

 

 B6.B12あたりが神経系の疾患にいいです。

 人間だと、ノイロビタン。

 勤務医時代は、よくノイロビタンも処方されていました。

 ただ、これは、病院じゃないと処方されないと思うので、

 市販のB6.B12が入っているものでいいと思います。

 

 

       

    

 

★チラージンと亜鉛について★

甲状腺機能低下症で、チラージンを使用

亜鉛と相性が悪いと良くないという記事を見ました

亜鉛を含むサプリなどは避けた方がよいですか?

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◆カルシウム、鉄、亜鉛、食物繊維は、

 「吸着剤効果」がある。

 

※吸着剤効果があるものと一緒に摂取すると、

 効果が薄くなるといわれる。

 

※腎臓が悪い子は、体の中にりんがたくさんあると、

 よくない。

 リンを落とすためのサプリは、カルシウム・鉄。

 

 

◆内服の時間をずらす

 ・亜鉛とチラージンを飲む薬の時間の感覚を開ける。

 

※吸着効果(すぐ体外に出したい)高くしたい場合は、

 一緒に飲む。

 ごはんと一緒もしくは、食後10分以内とか。

 

 

◆リンを落とすサプリ「リンケア」。

 

「リンケア=鉄」

 

 鉄・亜鉛・カルシウム・食物繊維は、

 体の中に入らないように、すぐ外に出す。

※薬を飲むタイミングが大事。

 

 

 

 

 

★ノミダニ予防について★

マルチーズ
最近ノミダニ薬は良くないうわさがあります。

シンパリカトリオ 1か月に1回

 

先生はどう思われますか?

毎年与えることについてはどうですか?

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◆フィラリア・ノミ・ダニ薬については、

 良くない!という一定数の方がいる。

 獣医の金儲けという方がいる。

 

※「実際に体に良いか?悪いか?」は、

  わからない。

 →無しにできるならそれが一番良い。

 →メリットが上回るからやっている。

 

※以前は、フィラリアに係るとかなりの確率で、

 死亡するといわれていました。

 今は良い治療薬があり、死亡率一位がフィラリアでは

 なくなりました。

 今現在フィラリアで死ぬ子はいなくなりました。

 

 

 

※SNSは悪意がなくても自分がよいと思うことを

 発信できる。

 

 →専門的な意識・経験・エビデンスはないく、

 「あなたの感想ですよね」

  みたいなことが多いです。

 

 →正しい情報・間違った情報が飛び交っている。

 

 →今の医療を否定している発言をしている人は、

  気を付けた方がよい。

 

 

※ノミダニ予防薬はメリットは大きい。

 エビデンスを信じるしかない。

 

※基本的に標準治療がよい。

 →エビデンスがある治療法で治療したほうが良い。

 

 

 

 

 

 

 

★鼻腔内腺癌について★

ポメラニアン 13才 女の子

鼻腔内腺癌 ステージ4

癌は脳へも角田市、鼻中隔・頭蓋骨の融解あり。

日本高度医療動物病院(JARMeC)さんに、

放射線治療の相談に行きましたが、

・腎臓の数値が高い

繰り返しの麻酔リスクが高いので持ち帰り。

 

現在、

投薬と自宅での皮下点滴で腎臓の数値は安定。

 

治療を検討しようと考えていたが、

今回分子量的学パラリアの提案があり、

今秋から2日に1回のペースで初めて現在3回目。

苦しんでいるので生活の質を向上に繋がればよい。

 

この薬はがんを小さくするわけではなく、

現状維持のための治療と言われ、がっかりしました

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【上鼻腔内腺癌】

 ・呼吸が苦しい

 ・頻繁に意識を失う

 ・夜も眠れない

 

JARMeC →分子量的学(パラリア)を勧められた

かかりつけ医→これ以上良くなることはない。

       他にできることはないと言われて

       悪い先生じゃないが、変えたい。

 

 

 

〇ほかにできること

 

・酸素室

 

・永久気管切開

 →鼻が詰まるから空気が入らないので、

  喉に穴をあけて息をする鵜というやり方。

 

 →呼吸の状態がよくなる

 

 →鼻粘膜、咽頭蓋、軟口蓋の粘膜は免疫も司って

  いるので、のどから入ることにより肺炎になりやすい。

 

 ※デメリットもあるが、呼吸状態が非常に悪いのなら、

  永久気管切開という方法もある。

 

 ※一般的な抗がん剤治療は、注射や薬。

  →血管に乗ってその成分が入っていくので

   効きが悪い。

 

  →10年くらい前ですが、東京農工大学。

   鼻の奥に直接抗がん剤を埋めて、

   直接効かせる方法がありました。

  「エビデンスがあるか?ないか?」

  「今やっているのかはわかりません」

 

 

〇治療について

 

 鼻腔線内癌は、「放射線」が一番効く。

 局所的な抗がん剤、永久気管切開はあり。

 

 

 

〇分子量的学について

 

 使い方は、別の腫瘍(肥満細胞腫)に対しての

 抗がん剤だと思うのですが、後脳蓋腫瘍といって、

 教科書に書かれてある。

 

 パラディアを全く違う使い方をしていますが、

 効くとは書いていないので、やってみて下さい。

 

 効く子もいれば効かない子もいます。

 合う、合わないもある。

 

 

〇永久気管切開

 最初は痛々しく感じますが、

 鼻が詰まってようが関係ないです。

 今回のケースは適用だと思います。

 

 

〇腎臓について

 腎臓は、体の中の悪いものを老廃物(おしっこ)として、 

 外に出すのがメインの仕事。

 

 腎臓が悪くなると、老廃物をうまく排出できなくなる。

 

 「老廃物=ゴミ」

 →できるだけたくさん詰め込んで外に出したい。

 →1回のおしっこで、たくさんの詰め込んで出したい。

 

 今まで(正常時)は、

 ・1回で100というゴミを1日2回していた

  (1日200捨てる)

 

 腎臓が悪くなると…

 ・1回50しか捨てられなくなる。

  200捨てるためには、1回50×4回必要となる。

 ※回数を増やさないといけない。

 

 ※おしっこをたくさん作るためにはお水が必要。

  皮下点滴はたくさんお水を体の中に入れて、

  おしっこの回数を増やしてたくさんごみを捨てる治療法。

 

 ※腎臓は一度悪くなると良くならない臓器です。

  →人間だと透析になります。

 

 

〇皮下点滴の注意点 

 心臓が悪い子は要注意。

 心臓の仕事のメインには、体の血液を回す仕事がある。

 点滴をすると、体の中の水がリンパ管・血管に入り、

 心臓の仕事量が増える。

 

※心臓が悪い子は点滴があまりできない。

 

※点滴をする前には心臓の検査が必要。

 心臓の検査を怠ったら、

 心臓の悪い子を肺水腫にしてしまう。

 

 

〇心臓が悪いかどうかを判断

 

 ・小型犬は心雑音でわかる

 ・大型犬の拡張型心筋症、猫の肥大型心筋症は、

  音が聞きづらかったりするので、

  心臓の検査はした方がよい。

 

※腎臓が悪いからたくさん水を入れればいいわけではなく、

 心臓が頑張れる量です。

 

 腎臓を助けられる、心臓の晩ばれる量の見極めが大事。

 その子その子で違う。

 

※1回1回試しながら、

 心臓・腎臓の値を診ながらやっていく。

 

 

 

【質問者様追加コメント】

 酸素室は連足してます。皮下点滴のお話よく分かりました。

 実は心臓肥大と、僧帽弁閉鎖不全症があります。    

 

先生)それでしたら、点滴の量は増やさないように気を付けて

   上げて下さい。

  腎臓を守るためにいっぱい入れてしまうと、

  心臓が悪くなって亡くなるパターンが良くあります。

 

  腎臓のために入れるのは仕方ないですが、

  先に心臓が悪くなるので気を付けて下さい。

 

  後から思い起こして、

  どうしたらよかったんだろうとなってしまいます。

 

 

 

 

 

★人間の薬を食べたについて★

ポメラニアン 7才 女の子

母の血圧の薬と骨粗しょう症の薬を飲んだ可能性大
透明の水のような嘔吐

食欲はありますが、活力がない

 

かかりつけ医からは時間がたっているので様子見と

言われました。

人間の薬を食べた場合、

どのくらい様子見をした方がよいですか?

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〇薬について

 半減期というものがあります。

 半減期は薬によって異なります。

 

 ・1日1回で良いものは、半減期が長い。

 ・1日3回で飲む薬の場合は、

  半減期が短く効果がすぐ下がる。

 

 半減期=薬の効果かな?薬の効き。

 

 「半減期が長い」

  ・一度上がったら高いままでゆっくり落ちる。

  ・添付文書を見て、半減期がどのくらいか?です。

 

◆体調が良くない、悪いのであれば、

 本来体の中に入ってきてほしくないものが入ってきた状態。

 〈イメージ的には急性アルコール中毒みたいな感じ〉

 

 

〇治療について

 点滴をして薄めておしっことして老廃物として出す。 

 

 時間経過からして、

 今回ご相談の方の場合は一昨日ということなので、

 点滴はしないと思いますが、

 体力・活力が落ちていると感じているのなら、

 点滴をしてもいいかなと思います。

 

※大型犬・小型犬によっても違うし、

 その子によって野個体差があります。

 

 

 

 

 

★老犬の筋力低下について★

老犬 17才

ご飯を食べるときに手足がハの字になってしまう

良い方法はありますか?

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◆「歩くこと」「マッサージ」です。

 

〇関節炎

 関節が動かしにくい状態。

 〈関節サプリメント〉

 〈アンチノール〉

 〈運動〉がよい。

 

 〈マッサージ〉手当。

  手を当てると血行が良くなる。

 

 

〇マッサージをする場合

 

 運動前→ウォーミングアップ(温める)

 運動後→クールダウン(冷やす)

 とても大事です。

 

※温めてはいけない、冷やしてはいけない場合もある

 ので、かかりつけの先生に相談してみて下さい。

 

 

〇関節のサプリメント

 

 ・アンチノールがよい。

 ・オメガ6、オメガ3がよい。

 

※コンドロイチン・グルコサミンはあまり意味がない。

 エビデンスがないと最近言われています。

 炎症を抑える効果はありますが、関節動かしやすくなる、

 元に戻るような効果はないです。

 

 

 

★蛋白漏出性腸症について★

犬?
ささみ・じゃがいもの超低脂肪食になりました
ずっとこの食事で良いのでしょうか?

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◆ここ2-3か月、

 蛋白漏出性腸症については聞かれることが多い。

 

 少し前に詳しく話していますので、

 そちらを見て下さい。

 

 

〇蛋白漏出性腸症

 たんぱく質が腸から漏れ出る疾患です。

 脂肪はからだにとっては大事な栄養素の一つ。

 

 

〇超低脂肪食

 〈ささみ+ジャガイモ〉は最大2か月迄。

 
※プラスでサプリを足していくと良いです。
 マルチビタミン、マルチミネラルなど。
 人間用は量が多いので、割ってやるとか、
 何日かに1回とかにする。
 
※低脂肪食で、うまくコントロールが取れず、
 試しているんだと思います。
 
※最終的には、
 〈超低脂肪食50:低脂肪食50〉にしていく。
  この状態奈なら、ずっと食べてもよい。
 
 移行の仕方は、
  超低脂肪食100
  ↓
  超低脂肪食90:低脂肪食10
  ↓
  超低脂肪食80:低脂肪食20
  ↓
  超低脂肪食70:低脂肪食30
  ↓
  超低脂肪食60:低脂肪食40
  ↓
  超低脂肪食50:低脂肪食50
  
 
※食事でコントロールできない場合は、
 「ステロイド」とかの免疫抑制剤を足して、
 低脂肪食を足せるような状態にもっていく。
 
※ステロイドも減らした方がよいが、
 超低脂肪食はずっとは使えない。
 
※フード専門の獣医さんDConedishさんなどに
 有料で相談できるごはん専門店さんがある。
 
 
 
 
 

★蛋白漏出性腸症について★別の方

蛋白漏出性腸症

下痢無し、食欲旺盛、体重だけ減少

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〇体重について

 

 生活スタイルを変えていないのに、

 5%減少はほかに何か病気がある可能性がある。

 

 例)

 10㎏の子が1㎏落ちるのと、

 20㎏の子が1㎏落ちるのは全然違う。

 

 10%落ちるときは、何病気があります。

 命に関わる場合もある。

 

 

※年齢、基礎疾患によっても異なる。

 

※ここでは診断はできないので、

 検査をして除外していくといいと思います。

 

 例)蛋白漏出性腸症の場合は、

  糖尿病になりやすかったり、慢性疾患、潰瘍性大腸炎、

  腫瘍、クローン病、肝臓病、腎臓病、心臓病、

  甲状腺機能亢進症などetc………

 

 

 

〇アルブミン

 

 3が2.9になったということですが、

 これは気にしなくて良いです。

 

 専門の先生は2くらいまで落ちてもいいといわれていました。

 僕は2.5切ったら怖いなと思っていましたが、

 2切らないならよい。

 

 体長が悪ければ、気を付けないといけないですが、

 数字ばかりではないです。

 数字を良くするために生きているわけではありません。

 

 元気でご飯を食べているのなら、

 その子の幸せを奪うよりは、元気でよく食べるなら、

 数字が低くてもそのまま行きます。

 そのようにしてあげて下さいといわれていました。

 

※他の病気がないかは診ていった方がよいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*

 

 

いつも丁寧に、

 

親身になってご相談に乗ってくれる先生に、
感謝 (*´ー`*人)アリガタヤー
 
今回は「ワクチン」のお話も合って、
だいぶ前にも詳しくお話されてた回があったと思いますが、
復習になって良かったと思いました。
 
 
みぃちゃん、
「まだ打たないといけないかなー。」
お出かけもしなくなってきたので種類を落とす相談とか
しないといけないかな?とか思ってます。
 
 
 
 
毎回悩んでる飼い主さんのために時間を使ってくださって
 (*´∀人)ありがとうございます♪
 

 

 

 

*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*

 

 

 

 

 

 

 

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